テンプレ幼なじみに俺は憧れを抱かない

九夜空猫

第1話 俺の日常〜朝〜


初めまして、九夜くや空猫そらねこ
と言います。

初投稿作品ですが、暖かい目で、見守って頂けると幸いです。

それでは、本編の方をどうぞ。






朝が来た……。

突然だが、俺は朝が嫌いだ。
なぜなら、朝というものは気分を憂鬱にさせるからである。
これから、学校に行かなければいけないという強制されているような感覚がとても嫌いだ。
特に昨日が日曜日だったのに、今日からまた学校に行かなければいけない今日、つまり、月曜日はとても嫌いだ。
まあ、長々とこんなことを考えている俺が
今いるのはベッドの中なわけで……、

学校が嫌いでも、行かないといけないそれが今の俺に染み付いてしまっている習慣だ。
まあ、ようは俺も普通の高校生なわけだ。
「さてと、そろそろ準備するか……」
 そうして、俺はベッドからダラダラと出るのであった。

俺は将来社畜になる気がする……。

***

自分で朝食を作るということの大変さを知ったのは今から一年程前のことだ。今まで料理は学校の調理実習ぐらいしかやったことは無く、今年で中学3年になる妹と、母親に任せっきりだった。
だが、俺の入った柳沢やなぎさわ高校から実家が少し遠く、高校の近くに寮もあるということで、ここ柳沢市に住むことになったのだ。
初めは一人暮らしという誰にも邪魔されず、自由に過ごせるという俺にとっては、最高の空間に強い憧れを抱いていたのだが、

実際はそんなにいいものじゃなかった……。
自分で家事を全てやらないといけないのはこんなに大変なことだったのだと、今更ながら、母や妹の偉大さを感じたのであった。

そんな今から約一年ほど前のことをぼんやりと考えながら、朝食であるトーストと目玉焼きを作った。
あ、ちなみに、俺朝はパン派。
楽だし、簡単だからね、トーストと目玉焼き。 

「んじゃ、そろそろ出ようかね」
ここの寮は学校から徒歩5分の所にあるので、遅刻する心配はほぼない。
ほぼというのは実は高校1年生の頃に一度だけ、遅れたことがあるからだ。
しかも、それは登校初日の日。
目覚まし時計が止まっていたと気づいたのは、既に皆が自己紹介なんかも済ませていた、2時間目であった。
 あの時はほんとに不登校になってやろうかと思ったね……。

まあ、わざわざ、お金を払って通わせてくれている、両親に申し訳ないから今でも行ってますけどね……。

「いってきます」
誰もいない、自分の部屋にそう言ってから俺は玄関の扉を開け、学校に向かうのであった。



後から一部変更しました。

「テンプレ幼なじみに俺は憧れを抱かない」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く