自称凡人な俺は勇者な友を影から見守る

マッキー

4話

(まぁ、俺のステータスの皆の評価と国の評価は、国は初めて見るスキルだが、ステータスがどれも高い方なので好印象。クラスの評価はまぁ、普通って感じだったなぁ。よし、次は待ちに待った悟のステータスだ。ステータス値が低ければテンプレで高くてもテンプレだな。さぁーて、どのテンプレに傾くのかな。
でも、普段は竜二に殴られてるし【俺がいる時は仲介に入って止めてるが】、紗季が悟のこと好きだから光からは目付けられてるし。この流れはステータス低くことにかけた方が良いな。さぁ、結果発表といこうじゃないか。)




side悟

「次の者、貴方様のステータスを見させて頂いてもよろしいでしょうか?」

(はぁ、もう俺の番か・・・、こんなステータス皆に見せないといけないのか。嫌だなぁ)

「おい、悟!お前も早くステータス見せろよ!まぁ、くっそよわいかもしれないけどなぁ」
そういい竜二は俺の背中を蹴飛ばした。そのおかげで俺は皆の中心にいる。
「「そうだ!早く見せろよ!どうせ雑魚なんだろ!」」

「そんなことないかもしれないじゃない!!
なんで、みんな悟くんの事悪くいうの??」

「ちっ。なんで、紗季は悟なんか庇うんだよ。」

(あぁ、紗季さん。こんな僕の事庇わなくていいのに。みんなが言っている通りに実際にステータスがとっても低いんだから・・・って直接言えたらいいのにな)

「わ、わかりました。《ステータスオープン》」



ステータス
サトル エイキ
レベル1
体力5/5
魔力5/5
攻撃力5
防御力5
素早さ5

スキル




「何これ!どんだけ弱いのお前。しかもスキル無しって。もうお前いても盾にもならないじゃん。てか、足引っ張るだけじゃね!ほらなんか言ったらどうなんだよ。と!お!る!く!ん!」
そう言いながら竜二は胸ぐらを、掴んできた。

「ぅ゛っ」
(くそ、なんも言い返せないじゃないか)

「はぁ、なんて言ったんだ?ちゃんと喋れよ雑魚が」

「な、なんにもいってない・・・」

「うるせぇーんだよ。喋るなよ!」

俺は思いっきり投げ飛ばされた。

「リュウジ様お辞めなさい!」

「ちっ!」

「サトル様は大丈夫ですか?勇者様方、あなたがたはサトル様の様な弱き者のために魔物や魔族から守り者ですぞ。なのに何故、その弱き者に暴力を振るわれるのですか?反省なさいなさい。」
と最初にステータスの説明をしたおじいさんが言ってきた。

「あ、ありがとうございます。」
(くそ、なんで俺だけなんだよ。)


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