異世界をスキルブックと共に

気のまま

角ウサギの角

あれから3日がたった、身体強化の効果は素晴らしく数キロ探索しても全く疲れなくなった。
しかし拠点を基準に北、東、西と数キロ単位で探索したが未だに人や集落等は発見できていない。
本当にこの世界に人はいるのだろうか?
誰かと会話したい・・
変わった事といえば角ウサギが安定して狩れるようになった。
画期的だったのが角ウサギの角を使用した暗殺だ。
いつも単独で行動している角ウサギに隠密で近づき空間収納から風魔法を使用して回転をさせつつ打ち出せばものすごい勢いで相手に突き刺さる。
音に気づいたときはもう既に相手は死んでいる。
このやり方で既に20羽を超える角ウサギを空間収納に確保しているから既に一端のウサギハンターといえるだろう。
今や寝床はただの土からウサギの皮絨毯に進化している。
ただ問題なのが角が1羽に対して1本しか取れず残弾数が少ないのと勿体なから毎回回収するが貫通力が高すぎて大抵地面や木、岩等に突き刺さり回収が大変だということだ。


さらに拠点の周囲数キロにゴブリンやオオカミ等が徘徊するようになった。
まぁ以前から気配察知には引っかかっていたがこいつらは常に複数で行動するため避けていただけだ
いずれどうにかしないといけない相手だが相手は人型にオオカミだ、想像していた野犬レベルではない。


今回は南、海側をもう少し詳しく探索するついでにどちらかを相手に行動しみようと考えていたら直ぐに3体の反応が気配察知に引っかかった。
拠点の周辺の角ウサギは狩り尽くしたから反応があればだいたいオオカミかゴブリンだ。
隠密を発動させ目を細め遠見するとそこには3体のゴブリンが見える。
見た目はゲームとかで見た緑色の小人そのままだが相手は太い木の棒を持っている、あれで殴られたらひとたまりもないだろう。
いくら健康で頑強な身体を持っていても耐えられるかはわからない。
今回も遠目から角を打ち出す、角は問題なくゴブリンの頭を打ち抜き突き抜け木に突き刺さった。
さすがは角ウサギの角だ、毎回回収するが傷一つない、攻撃力高すぎないか?
南側探索の帰り道にオオカミ達にも遭遇したがゴブリン同様問題なく倒すことが出来た。
俺が警戒しすぎただけだろうか?
これで拠点の周囲に驚異はなくなったな。
次は探索の範囲を広げてみるか。


しかし拠点に帰ると寂しさが押し寄せてくる。
一人にしては広く作りすぎたのではないだろうか?
誰もいない拠点を目を細め見つめ物思いにふせているとふと思い出した。
そういえば地球でやったゲームの中にオオカミとかペットをつれて冒険するタイプのものがあったのを。


オオカミとか角ウサギ、テイムできないかな?

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