異世界をスキルブックと共に

気のまま

死闘と拠点

森の探索を始めて1時間ぐらいたっただろうか気配察知に一つの反応があった。
さっそく隠密を起動して少しずつ近づいていくとそこにはウサギらしき小動物がいた。
何故ウサギと確定できないかというとまだ50m近く離れているため鑑定の有効範囲に入っていない。
近づきすぎるのは危険だ。
俺は緊張からか手に汗を握りながらゆっくりと魔法の発動準備を行った。
確実に逃げれる距離を確保しウサギ(仮)が草を食んだ瞬間地面を土魔法で流動化しウサギ(仮)を沈め
すぐに硬化し身動きが取れないようにした。
次は大地から生えた暴れ狂うウサギ(仮)上半身に向け切断をイメージした風魔法を放った。
瞬間、ウサギ(仮)の上半身が綺麗に切断され地面から血しぶきが上がった。


「よし!」


俺は勝利を確信し小さくガッツポーズをした。
だがまだ近づきはしない・・何が起こるかわからないからな・・決してびびっている訳ではない。


5分はたっただろうか・・・血が出なくなったのを確認し俺は隠密を発動させゆっくりとウサギ(仮)に近づいた。
ウサギ(仮)は既に事切れているようだ、
俺は安堵の息を吐き死闘を繰り広げた相手を鑑定する。


名前 
種族 角ウサギ 兎族
:死亡している、角は非常に堅く大きいほど強い個体となる、肉は弾力があり美味である


「この角で突かれたら危なかったな・・」


俺は自分の判断が間違っていないことを改めて確認した。


「一先ず食べるものは確保できたから次は一時暮らす拠点が欲しいな、人がいる場所がわかればいいがいつ人に出会えるかわからないからな」


さらに半日かけ森を探索した所幸運な事に食べられる果実を発見した、鑑定で食用可と出たときはつい小躍りしてしまったほどだ。
木に沢山なっているのでこれから食事関係で困ることが減るだろう、ただ難点なのが少し酸っぱい、いや少しじゃないか・・かなり酸っぱいがどうにか改善できないだろうか?
取りあえずこの酸っぱい果実の木の周辺に拠点を作ることにした。
土魔法で周辺の木を抜き移動させ地面をひっくり返し草ごと巻き込み耕しその後綺麗に平らに整地した。
余裕を持って100坪ぐらい整地しただろうか土魔法優秀だな、LV5でどこまでできるかわからないがポイントが貯まったら優先的に上げよう。
その後俺の心ゆとりの為に拠点の周囲を3mぐらいの土壁作り硬化した、もちろん出入り口はない。
俺が出入りするときだけ出入り口を作れば問題ないからな、上は無防備だが今後どうするか考えよう。
取りあえずは奴ら角ウサギどもが寝ている間に拠点に入らないようにするのが大事だろう。


「さて、一段落ついたし奴を解体し食べてみるか・・」



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コメント

  • ペンギン

    どうやってスキルポイントを貯めるの...?

    0
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