転移したらダンジョンの下層だった
四十八話夢を買う?
(でも、ランクが上がるのは良い事なんだよな。短期間で一気にBとかAにはなりたくないけど、Fぐらいなら・・・・・・まぁ、そこまで目立ちはしないだろうな)
冒険者のランクをソウスケは上げたくない訳では無いので、メイからの話は有難いものではあった。
ただ、ソウスケとしては格上の冒険者と摸擬戦をするというのが少し面倒だった。簡単に言うと、どういう結果で終わらせばいいのか迷っていた。
(勝てばランクが上がることは間違いないんだろうけど、目立つのも間違いなし・・・・・・それは嫌だ。かといって、明確な合格基準がないからどう負けていいのかも正直分からない・・・・・・本当に困ったな。摸擬戦をする相手が、ギリギリの実力でDランクになった冒険者とかだったらいいんだけどな。そう旨い事にはならないと思うけどな。とりえず試験は受けよう)
考えが纏まったソウスケは、メイに試験を受けることを伝えた。
「分かりました。昇格試験受けさせてもらいます」
「本当ですか!! それじゃぁ、手続きをしておきますね。あっ、そうでした。ソウスケ君はもうランクがGに上がる条件は満たしているので、ギルドカードを更新しておきますね」
ソウスケからギルドカードを受け取ったメイは、数分ほどで更新を終わらせてギルドカードをソウスケに返した。
「はい、これでソウスケ君もHランクからランクアップして今日からGランクです。それと試験は三日後のお昼ちょうどからです。試験を受ける人はソウスケ君以外に三人ほどいるから、緊張しなくても大丈夫ですよ」
「分かりました。三日後の昼ですね。絶対に遅れないように来ます。色々と説明してくれて有難うございました」
丁寧にソウスケから礼を言われたメイは、慌ててそんな事は無いと言った。
「い、いえいえ。受付嬢として当たり前の事をしただけですよ。こ、これからも頑張ってくださいねソウスケ君」
「はい! それじゃぁ」
二人の会話が終わり、ソウスケは今日をどう過ごすかを考えながらギルドを出た。
ソウスケがギルドから出たのを確認したメイは、一つ大きなため息を吐いた。
「ふーーーー、ソウスケ君はこう・・・・・・随分と言葉遣いで少し戸惑いますね。あんなに丁寧に話す冒険者はそうそういませんよ。そういえば、あのセーレさんがソウスケ君の事を褒めていた気がしますね」
めったに冒険者を褒めない自分の上司が、珍しく褒めていたのを思い出した。
「・・・・・・もしかしたら摸擬戦をする試験管の冒険者に勝ってしまうかもしれませんね。既にスキルを五つも持っている事ですし、可能性は十分にありそうですね」
メイは、毎回昇格試験の時に受付嬢の間で行われる賭けに、ソウスケの勝利に賭けてみようかと思った。
「さてと、まだ夜って訳じゃないから寝るまでに時間はあるんだけど・・・・・・寝るまでの時間に何をしようかな。また木でモンスターを作っても良いんだけどな。でも、夜までは流石に集中力が切れるだろうしな。ん~~~・・・・・・そうだ。どうせなら今日行くとするか」
ソウスケは何時行くか迷っていた娼館に、今日の夜早速行くことにした。
(まだ奴隷を買う前だし、何も気にする必要は無いしな。それに金も大量にある! レベルの高い美女か美少女を抱くことが出来るはずだ!!! まぁ、給料が入ったらすぐに風俗で金を溶かすサラリーマンみたいで、考えが情けない気がするけどな)
頭の中で妄想が膨れ上がっていると、自然とソウスケのムスコが元気になって来た。
「・・・・・・取りあえず宿に速く戻ろう」
周囲の人にムスコが元気なのがばれない様に、いそいそと宿に戻った。
冒険者のランクをソウスケは上げたくない訳では無いので、メイからの話は有難いものではあった。
ただ、ソウスケとしては格上の冒険者と摸擬戦をするというのが少し面倒だった。簡単に言うと、どういう結果で終わらせばいいのか迷っていた。
(勝てばランクが上がることは間違いないんだろうけど、目立つのも間違いなし・・・・・・それは嫌だ。かといって、明確な合格基準がないからどう負けていいのかも正直分からない・・・・・・本当に困ったな。摸擬戦をする相手が、ギリギリの実力でDランクになった冒険者とかだったらいいんだけどな。そう旨い事にはならないと思うけどな。とりえず試験は受けよう)
考えが纏まったソウスケは、メイに試験を受けることを伝えた。
「分かりました。昇格試験受けさせてもらいます」
「本当ですか!! それじゃぁ、手続きをしておきますね。あっ、そうでした。ソウスケ君はもうランクがGに上がる条件は満たしているので、ギルドカードを更新しておきますね」
ソウスケからギルドカードを受け取ったメイは、数分ほどで更新を終わらせてギルドカードをソウスケに返した。
「はい、これでソウスケ君もHランクからランクアップして今日からGランクです。それと試験は三日後のお昼ちょうどからです。試験を受ける人はソウスケ君以外に三人ほどいるから、緊張しなくても大丈夫ですよ」
「分かりました。三日後の昼ですね。絶対に遅れないように来ます。色々と説明してくれて有難うございました」
丁寧にソウスケから礼を言われたメイは、慌ててそんな事は無いと言った。
「い、いえいえ。受付嬢として当たり前の事をしただけですよ。こ、これからも頑張ってくださいねソウスケ君」
「はい! それじゃぁ」
二人の会話が終わり、ソウスケは今日をどう過ごすかを考えながらギルドを出た。
ソウスケがギルドから出たのを確認したメイは、一つ大きなため息を吐いた。
「ふーーーー、ソウスケ君はこう・・・・・・随分と言葉遣いで少し戸惑いますね。あんなに丁寧に話す冒険者はそうそういませんよ。そういえば、あのセーレさんがソウスケ君の事を褒めていた気がしますね」
めったに冒険者を褒めない自分の上司が、珍しく褒めていたのを思い出した。
「・・・・・・もしかしたら摸擬戦をする試験管の冒険者に勝ってしまうかもしれませんね。既にスキルを五つも持っている事ですし、可能性は十分にありそうですね」
メイは、毎回昇格試験の時に受付嬢の間で行われる賭けに、ソウスケの勝利に賭けてみようかと思った。
「さてと、まだ夜って訳じゃないから寝るまでに時間はあるんだけど・・・・・・寝るまでの時間に何をしようかな。また木でモンスターを作っても良いんだけどな。でも、夜までは流石に集中力が切れるだろうしな。ん~~~・・・・・・そうだ。どうせなら今日行くとするか」
ソウスケは何時行くか迷っていた娼館に、今日の夜早速行くことにした。
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頭の中で妄想が膨れ上がっていると、自然とソウスケのムスコが元気になって来た。
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