露出度高い装備でも防御力あれば魔王攻略可能ですよね?
夢の続きをもう一度
「ぼ、僕はまだ童貞なんだ。それに初めては好きな子
とって決めてるし。邪魔しないでくれ。」
「いいじゃない。いつできるかもわからないんだから、やっといた方が得よ、得。ホラ。」
 知らない部屋のベッドの上で、知らない少女に迫られ、僕は困惑していた。頑なに拒否し続ける僕を説得しようと、身体を密着させてくる。ふわりと甘い香りがして、僕は息を呑んだ。
「なんていうかさ、恋人でもないのに、こういうことは、ね?」
「ったく、これだから童貞は...こんなに迫られて興奮しないわけ?」
 しないわけない。タダでさえ女の子との接触に慣れていない僕はこの状況にとても興奮してる。しかもただの少女ではない。美少女だ。だれが見てもそういうだろうという程の。興奮しない方が無理というものだ。
「と、とにかく、君とそういうことは出来ないよ。」
「はぁ...まぁいいわ。今回は遠慮しといてあげる。そろそろ意識もあっちに行きそうだしね。でも、次来た時は絶対に君を落としてみせるわ。絶対よ。」
「あっちって一体...」
その時。急に目の前がぼんやりとして意識が遠のく。不敵な笑みを浮かべた少女の顔が、少しずつ遠ざかって行く────。
「...おと...ァおと...直人!起きなさい!遅刻するわよ!もう、何度起こしたらいいのよ。」
目覚ましよりもしつこい母の声で僕は目を覚ました。フラフラとした足取りで洗面所へ向かう。この時期にはこたえる冷たさの水で顔を洗う。必然的に目の前の鏡に映った自分の姿が目に入る。そしてこう思うのである。
「...夢でもヤっときゃ良かった。」
最近朝はいつもこうである。
とって決めてるし。邪魔しないでくれ。」
「いいじゃない。いつできるかもわからないんだから、やっといた方が得よ、得。ホラ。」
 知らない部屋のベッドの上で、知らない少女に迫られ、僕は困惑していた。頑なに拒否し続ける僕を説得しようと、身体を密着させてくる。ふわりと甘い香りがして、僕は息を呑んだ。
「なんていうかさ、恋人でもないのに、こういうことは、ね?」
「ったく、これだから童貞は...こんなに迫られて興奮しないわけ?」
 しないわけない。タダでさえ女の子との接触に慣れていない僕はこの状況にとても興奮してる。しかもただの少女ではない。美少女だ。だれが見てもそういうだろうという程の。興奮しない方が無理というものだ。
「と、とにかく、君とそういうことは出来ないよ。」
「はぁ...まぁいいわ。今回は遠慮しといてあげる。そろそろ意識もあっちに行きそうだしね。でも、次来た時は絶対に君を落としてみせるわ。絶対よ。」
「あっちって一体...」
その時。急に目の前がぼんやりとして意識が遠のく。不敵な笑みを浮かべた少女の顔が、少しずつ遠ざかって行く────。
「...おと...ァおと...直人!起きなさい!遅刻するわよ!もう、何度起こしたらいいのよ。」
目覚ましよりもしつこい母の声で僕は目を覚ました。フラフラとした足取りで洗面所へ向かう。この時期にはこたえる冷たさの水で顔を洗う。必然的に目の前の鏡に映った自分の姿が目に入る。そしてこう思うのである。
「...夢でもヤっときゃ良かった。」
最近朝はいつもこうである。
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