漆黒王の英雄譚
第16話 作戦開始
翌日前日の作戦通りに連合軍は朝から進軍を始め破竹の勢いで帝都ガムスタシアに向かっていた。
その頃アルベルト達【絶剣】はこちらも作戦通り配置につき、その時が来るのを待っていた。
そしてガムスタシアに情報が伝わり帝都と皇城が騒ぎ始めた頃・・・・・・
「全員・・・作戦開始!」
作戦が始まった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜帝都ガムスタシア皇城ガムレアク〜
「し!失礼します!」
城の会議室に1人の兵士が飛び込んできた。
「なんだ!会議中だぞ!」
ガムストロに残っている将軍のひとりが声を上げる。
「そ、それが!ベルマーレ、及び連合軍が進軍を開始!目標は帝都かと思われるとの情報が来ました!」
「な、なんだと!」
将軍達が立ち上がって驚く。
「へ、陛下・・・どう致しますか?」
「奴らめ・・・こっちは将軍のほとんどが行方不明だと言う時に邪魔をしおって!今すぐ迎え撃て!どうせやけくそになって焦っているだけだろう。殲滅しろ!」
「はっ!」
そして兵士が出ていこうとした時もう1人の兵士がかなり焦った顔で飛び込んできた。
「次はなんだ!」
「ほ、報告!現在帝都南門に襲撃を確認!」
「なにぃぃ?!」
皇帝がまたもや将軍が驚く。
「なるほど、本隊と思った方が囮で少人数先鋭で攻略を狙ってきたか。さて、どうすべきか・・・」
「帝都に攻めてきた人数は?」
そこで皇帝の後ろに控えていた謎の男が質問をした。
「よ、4人です・・・」
兵士も謎の男の不気味さに引き気味になりながら答えた。謎の男は真っ黒な髪を持ち、マントを羽織ったと不気味な男だった。
「ふむ、4人ですか。さすがにこれは少なすぎますね。軍の大半をベルマーレに向けていると言ってもこちらには将軍も二人いますし、その他にも戦闘手段はいくらでもあります。可能性としては本当にやけくそになったか、これすらも囮なのか・・・」
男は少し思案顔になった後「ああ・・・」と言って何かを思い出した。
「なるほど、そういうことですか。あちら側に着いているんでしたね。まさか無視をしてくるとは・・・皇帝陛下、恐らくその小隊も囮でしょう。本命は恐らく別にあります。そして囮を狙ってくるはずです。私達が迎え撃ちましょう。私の考えが正しければ直ぐにこの城に敵の仲間が攻め込んでくるはずです。陛下は隠れていてください」
「信用して大丈夫なのだな?」
「ええ、もちろんです。安心してください。私達ができる限り負けはありません。」
「そうか。それでは敵の対応はカルロに任せる。将軍達は我の護衛につけ。戦闘のできないものはこの城から出るが良い」
『はっ!』
各自が行動を始めた。そして皇帝にカルロと言われた男も行動を始める。そう、この男こそアルト達がアルファと呼ぶ存在であり、邪神の使徒全ての中で8番目に強い男だった。
「くくく、そろそろこの国も用済みですかね。私の封印を解いた褒美として手を出してあげましたが、ここまでですね。これからは私が引き継ぎましょう。」
カルロがひとつの部屋に行くとそこには人が数人いた。
「さて、皆さん。準備を始めてください。遊戯の時間です。」
「やっとかい。全く完全復活してからどれだけ経っとんねん。それで?今回の敵は?」
「神の使徒とその仲間ですよ」
独特な喋りをする男の目がスっと鋭くなる。そして楽しそうに笑った。
「くはははは!そうかそうか。神の使徒か。それは遊びがいがありそうやな。ほな、始めようか。我らの出番や。」
そう言うと他の人達も立ち上がって動き始めた。
「さぁ、見せてあげましょう。邪神様がどれだけ素晴らしいのかを。そしてこの世界を邪神様に捧げるのです!いいですね?皆さん」
「当たり前や。我ら邪神様の配下や。全ては邪神様のために」
『全ては邪神様のために』
ついにアルトの予想から大きく外れた歯車が動き始めた、
その頃アルベルト達【絶剣】はこちらも作戦通り配置につき、その時が来るのを待っていた。
そしてガムスタシアに情報が伝わり帝都と皇城が騒ぎ始めた頃・・・・・・
「全員・・・作戦開始!」
作戦が始まった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜帝都ガムスタシア皇城ガムレアク〜
「し!失礼します!」
城の会議室に1人の兵士が飛び込んできた。
「なんだ!会議中だぞ!」
ガムストロに残っている将軍のひとりが声を上げる。
「そ、それが!ベルマーレ、及び連合軍が進軍を開始!目標は帝都かと思われるとの情報が来ました!」
「な、なんだと!」
将軍達が立ち上がって驚く。
「へ、陛下・・・どう致しますか?」
「奴らめ・・・こっちは将軍のほとんどが行方不明だと言う時に邪魔をしおって!今すぐ迎え撃て!どうせやけくそになって焦っているだけだろう。殲滅しろ!」
「はっ!」
そして兵士が出ていこうとした時もう1人の兵士がかなり焦った顔で飛び込んできた。
「次はなんだ!」
「ほ、報告!現在帝都南門に襲撃を確認!」
「なにぃぃ?!」
皇帝がまたもや将軍が驚く。
「なるほど、本隊と思った方が囮で少人数先鋭で攻略を狙ってきたか。さて、どうすべきか・・・」
「帝都に攻めてきた人数は?」
そこで皇帝の後ろに控えていた謎の男が質問をした。
「よ、4人です・・・」
兵士も謎の男の不気味さに引き気味になりながら答えた。謎の男は真っ黒な髪を持ち、マントを羽織ったと不気味な男だった。
「ふむ、4人ですか。さすがにこれは少なすぎますね。軍の大半をベルマーレに向けていると言ってもこちらには将軍も二人いますし、その他にも戦闘手段はいくらでもあります。可能性としては本当にやけくそになったか、これすらも囮なのか・・・」
男は少し思案顔になった後「ああ・・・」と言って何かを思い出した。
「なるほど、そういうことですか。あちら側に着いているんでしたね。まさか無視をしてくるとは・・・皇帝陛下、恐らくその小隊も囮でしょう。本命は恐らく別にあります。そして囮を狙ってくるはずです。私達が迎え撃ちましょう。私の考えが正しければ直ぐにこの城に敵の仲間が攻め込んでくるはずです。陛下は隠れていてください」
「信用して大丈夫なのだな?」
「ええ、もちろんです。安心してください。私達ができる限り負けはありません。」
「そうか。それでは敵の対応はカルロに任せる。将軍達は我の護衛につけ。戦闘のできないものはこの城から出るが良い」
『はっ!』
各自が行動を始めた。そして皇帝にカルロと言われた男も行動を始める。そう、この男こそアルト達がアルファと呼ぶ存在であり、邪神の使徒全ての中で8番目に強い男だった。
「くくく、そろそろこの国も用済みですかね。私の封印を解いた褒美として手を出してあげましたが、ここまでですね。これからは私が引き継ぎましょう。」
カルロがひとつの部屋に行くとそこには人が数人いた。
「さて、皆さん。準備を始めてください。遊戯の時間です。」
「やっとかい。全く完全復活してからどれだけ経っとんねん。それで?今回の敵は?」
「神の使徒とその仲間ですよ」
独特な喋りをする男の目がスっと鋭くなる。そして楽しそうに笑った。
「くはははは!そうかそうか。神の使徒か。それは遊びがいがありそうやな。ほな、始めようか。我らの出番や。」
そう言うと他の人達も立ち上がって動き始めた。
「さぁ、見せてあげましょう。邪神様がどれだけ素晴らしいのかを。そしてこの世界を邪神様に捧げるのです!いいですね?皆さん」
「当たり前や。我ら邪神様の配下や。全ては邪神様のために」
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コメント
華羅朱
私達が出来る限り負けません
ではなく私達がいる限り負けません
だと思います