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漆黒王の英雄譚

夜叉神

第1話 雷

俺の名前は真壁悠斗。
今年高校に入って絶賛一人暮らし中の男子高校生15歳だ。
なぜ一人暮らしなのかと言うと、両親は俺が8歳の頃に交通事故で死んでしまった。即死だったそうだ。幼い俺は親父のお父さん。つまり、じいさんに引き取られ暮らしてきた。そのじいさんも去年病気で死んでしまった。今は両親とじいさんの遺産を切り崩して生活している。

じいさんは武術家で、過去には世界大会で優勝したこともある超強い人だった。
ここで何となくわかるだろう。
引き取られた俺もその武術を習わされたわけだ。まあ、偶然にも俺には武術があっていたようでじいさんからの免許皆伝も貰った。武術の名前は覡神鳴流と言って様々な武器を扱ったり、素手で戦ったりする武術だ。

今は学校が終わって帰る途中だ。
雲一つない晴天の空を眺めながらぼぉーっとしていると雲がないのに雷のような物が通ったのを感じた。

「なんだ?」


なんだろうと思っていると再び雷のような物が視界に入ってきた。

そしてちょうど悠斗の頭上を通ったと思った瞬間、悠斗の視界はめいっぱいの光に覆われて悠斗は意識を失った。


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コメント

  • ノベルバユーザー325856

    真壁じゃなかったの?主人公

    0
  • 白薔薇96

    夜叉神さんの作品はとても面白いのでよく読ませていただいています。
    頑張ってください!

    6
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