隣人さんは魔術師?!~ネイウィザ~
おかしな隣人さん
朝、目を覚ますと時計の針は9を指し、家に人の気配は無かった。
体を起こし、リビングに行き電気を付けて自分の席に座る。
テーブルの上にある自分の携帯を取ってゲームを始めようとすると、インターホンが鳴り響く。
よっこらと立ち上がり玄関に向かう。
黒川家の玄関扉はガラス戸なので、外の人影が見える、絢太は「女かな?」と予想しながら扉を開けると、太陽の光が視界に入り、少し頭が痛いがそんな事を気にせずにリブリーは笑顔で「こんにちは~」と挨拶してきた。
「どうも」
「これ、昨日渡し忘れた物です。どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
リブリーから渡されたのは少し大きく、絢太の肩からへそまである紙袋に『甘徳堂』と書かれ、中には見た事のないお菓子が入っていた。
中を見た後に『リブリー』の方を見ると笑顔で、「美味しいですよ~」と在り来りな勧め方をする。
「・・・入りますか?」
「いいんですか~?」
「いいですよ、俺しか居ないんで」
「では、お言葉に甘えさせます~」
少し違う日本語を心の中でツッコミながら家に入っていく。
リビングに入り、俺は台所に向かう。
コップにお茶を注ぎリブリーの前に置くと先ほどと同じ笑顔で「ありがとうございま~す」と言ってきた。
「・・・学校は行かないんですか?」
「?」
「あ、いや、留学生だって聞いたから」
「あぁ~・・・・・・」
「あの、どうしました?」
「・・・・・・はぁそんなこと言ったっけな~」
「・・・へ?」
「どうごまかすかな~」
(え?なに?ごまかす?は?留学生じゃねぇのか?)
「・・・ちょっときて」
「へ?ってちょ、ちょっとまってってぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「・・・何が起きてんだ?」
リブリーに腕を引っ張られ無理やり家に入れられた後に「待ってて」と言われて素直に玄関に座り込んでいた。
奥から足音が聞こえ絢太の視界にリブリーが映る。
「こっち来て」
「へ?」
「早く」
「えぇぇぇぇぇ~~」
手を引っ張られ廊下を少し歩くとドアの前に着いた。
リブリーはドアノブに手をかけてひねりドアを開く、どうでもいい動作を見ていないと気持ちの整理がつかなく発狂してしまいそうだ。
リブリーは右手を動かし壁に触り、パチッと聞こえた後に電気がつき部屋の様子が見え始めた。
ピンクのハートが程よい間隔に並べられた壁紙に同じような模様のベット、机、椅子、ソファー等が置いてあり文字通り『女の子の部屋』と言う場所だった。
「座って」
「は、はい」
リブリーに指示され床に座り込むと「そんなところじゃなくてソファーに座ったら?」などと言われたので立ち上がりソファーに座るとさっき僕に指示してきたリブリーもソファーに座ってきた。
数年ぶりに女性が近くにいることの動揺と同時にこっちに来た時にふわっと香る女性の香りのせいでもういろいろとおかしくなりそうだ。
「あ、あの」
「なに?」
「帰っちゃダメなんでしょうか?」
「ダメ」
「え~」
「え~じゃない」
「どうしても?」
「どうしても」
「何でですか」
「何ででも」
(まじで意味わかんねぇ、なんでこうなった・・・まずリブリーが家に来て昨日渡し忘れた『お菓子』を渡しに来る、そんで家に上がらせて学校行かないのか聞いたら腕掴まれてきずいたらここに・・・やっぱ意味わかんねぇ。)
「ねぇ」
「はい!」
「ここに連れて来られた理由・・・聞かないの?」
「・・・聞いて良いんですか?」
「良くないと言わないでしょ」
「じゃあ、何でここに連れてきたんですか?」
「それは・・・」
体を起こし、リビングに行き電気を付けて自分の席に座る。
テーブルの上にある自分の携帯を取ってゲームを始めようとすると、インターホンが鳴り響く。
よっこらと立ち上がり玄関に向かう。
黒川家の玄関扉はガラス戸なので、外の人影が見える、絢太は「女かな?」と予想しながら扉を開けると、太陽の光が視界に入り、少し頭が痛いがそんな事を気にせずにリブリーは笑顔で「こんにちは~」と挨拶してきた。
「どうも」
「これ、昨日渡し忘れた物です。どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
リブリーから渡されたのは少し大きく、絢太の肩からへそまである紙袋に『甘徳堂』と書かれ、中には見た事のないお菓子が入っていた。
中を見た後に『リブリー』の方を見ると笑顔で、「美味しいですよ~」と在り来りな勧め方をする。
「・・・入りますか?」
「いいんですか~?」
「いいですよ、俺しか居ないんで」
「では、お言葉に甘えさせます~」
少し違う日本語を心の中でツッコミながら家に入っていく。
リビングに入り、俺は台所に向かう。
コップにお茶を注ぎリブリーの前に置くと先ほどと同じ笑顔で「ありがとうございま~す」と言ってきた。
「・・・学校は行かないんですか?」
「?」
「あ、いや、留学生だって聞いたから」
「あぁ~・・・・・・」
「あの、どうしました?」
「・・・・・・はぁそんなこと言ったっけな~」
「・・・へ?」
「どうごまかすかな~」
(え?なに?ごまかす?は?留学生じゃねぇのか?)
「・・・ちょっときて」
「へ?ってちょ、ちょっとまってってぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「・・・何が起きてんだ?」
リブリーに腕を引っ張られ無理やり家に入れられた後に「待ってて」と言われて素直に玄関に座り込んでいた。
奥から足音が聞こえ絢太の視界にリブリーが映る。
「こっち来て」
「へ?」
「早く」
「えぇぇぇぇぇ~~」
手を引っ張られ廊下を少し歩くとドアの前に着いた。
リブリーはドアノブに手をかけてひねりドアを開く、どうでもいい動作を見ていないと気持ちの整理がつかなく発狂してしまいそうだ。
リブリーは右手を動かし壁に触り、パチッと聞こえた後に電気がつき部屋の様子が見え始めた。
ピンクのハートが程よい間隔に並べられた壁紙に同じような模様のベット、机、椅子、ソファー等が置いてあり文字通り『女の子の部屋』と言う場所だった。
「座って」
「は、はい」
リブリーに指示され床に座り込むと「そんなところじゃなくてソファーに座ったら?」などと言われたので立ち上がりソファーに座るとさっき僕に指示してきたリブリーもソファーに座ってきた。
数年ぶりに女性が近くにいることの動揺と同時にこっちに来た時にふわっと香る女性の香りのせいでもういろいろとおかしくなりそうだ。
「あ、あの」
「なに?」
「帰っちゃダメなんでしょうか?」
「ダメ」
「え~」
「え~じゃない」
「どうしても?」
「どうしても」
「何でですか」
「何ででも」
(まじで意味わかんねぇ、なんでこうなった・・・まずリブリーが家に来て昨日渡し忘れた『お菓子』を渡しに来る、そんで家に上がらせて学校行かないのか聞いたら腕掴まれてきずいたらここに・・・やっぱ意味わかんねぇ。)
「ねぇ」
「はい!」
「ここに連れて来られた理由・・・聞かないの?」
「・・・聞いて良いんですか?」
「良くないと言わないでしょ」
「じゃあ、何でここに連れてきたんですか?」
「それは・・・」
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