暗黒騎士物語
共同戦線
クロキとドワーフ達はコウキとテス含むエルフ達と共にクタルまで戻る。
「ねえテス。ちょっと離れて……。歩きにくいよ」
「ええ~。良いじゃないクロキ。折角再会出来たのだから」
クタルに辿り着いたテスは鹿車から降りるとクロキの左腕に抱き着く。
クロキはテスに抗議するが、テスは聞く気がない。
そのため、テスに腕に抱き着かれたままクタルの中を歩く事になる。
一緒にいるドワーフの野伏達の視線が痛い。
そんな中、他のエルフ達は特に気にした様子もなく行動している。
オレイアドらしきエルフはクタルの里の中に入ると鹿を門の脇に繋いでいる。
ナパイアらしきエルフは興味深そうにクタルの中を見て、エルフの姫はコウキと一緒に歩いている。
そこで、クロキはコウキの視線に気付く。
コウキはじっとクロキの様子を見ている。
「そういえばコウキ。君はエルフじゃないけど、エルフの里に暮らしているのかい?」
「いえ……。違います先生」
コウキは首を振る。
その目は何か言いたげであった。
クロキはどういう事だろうかと首を傾げる。
「お客人。どうやら、その子は最近攫われて来たという事じゃよ。そうじゃろエルフ共よ」
コウキの代わりに答えたのはドワーフの野伏だ。
そこでクロキは察する。
エルフは将来有望そうな子どもを攫う事があると聞いた事があったからだ。
「本当なの、テス?」
「そうだけど、それがどうかしたの? クロキ?」
「いや……、それは良くないでしょ」
「えっ? どうして?」
テスは明らかに悪いとは思っていない様子で不思議そうな顔をする。
「あら、すぐに枯れてしまう人間の娘よりも、永遠の美しさを持つ私達と一緒にいる方が良いはずよ。そうよね、コウキ」
話を聞いていたエルフの姫ルウシエンがさも当然のように言う。
だけどコウキは首を振る。
「あの……、御免なさい。約束をしたのです。母様とあの国で立派な騎士になると……」
コウキは反論する。
それを聞いてルウシエンが驚く顔をする。
それに対してドワーフ達の笑い声。
「はあ……、駄目よ、コウキ。貴方は私の騎士になるべきだわ。立派な騎士になるのなら、別にあの国でなくても良いはずよ」
ルウシエンは膝をついてコウキの頬に手をあてる。
「でも……。母様が……」
コウキは何とか反論しようとしている。
この子にとって母親との約束はきっと重いのだろう。
「エルフの姫君。コウキは帰りたがっています。母親の元へ戻すべきです」
クロキはルウシエンに言う。
コウキははっきりと自身の意思を伝えた。だったらクロキの取るべき行動はたった1つだ。
この子を母親の元に戻さなければいけない。
するとルウシエンは冷たい目でクロキを見る。
「母親の元に? 何を言っているのかしら? コウキは母親と一緒に暮らしていなかったわよ」
「えっ?」
そこでクロキは驚く。
どういう事なのか意味がわからなかった。
「コウキ。君はお母さんと一緒に暮らしていなかったのかい?」
クロキはテスから離れると、コウキの側に行き身をかがめて聞く。
「はい。お母様とは一緒に住んでいません。お母様はエリオスにいらっしゃいます」
そのコウキの言葉にクロキは頭が殴られたような衝撃を受ける。
人間の言い伝えでは、死んだ時に善良な者はエリオスへと迎え入れられ、悪しき者はナルゴルへと堕ちると言われている。
(つまり、コウキのお母さんは既に死んでいる? コウキは死んだ母親との約束を大切に守ろうとしているのか……)
そう推測するとクロキは涙が出そうになる。
「そうか……。それじゃあ、お父さんは……」
クロキは再びコウキに聞く。
するとコウキは首を振る。
「父様には会った事はありません。ただ、ナルゴルにいると聞いています」
その言葉にクロキは再び殴られたような衝撃を受ける。
(お父さん悪人かい!! しかも、死んでる!!? はあ、この子は良い家庭環境に恵まれなかったのだろうな。だけど、かなり良い子に育っている。きっとこの子の資質だろうな……)
クロキは何とも言えない気持ちになる。
「話は終わったかしら、この子には家族がいないの。だったら私がこの子の家族になる。問題ないはずよ」
ルウシエンは立ち上がり、クロキを見て言う。
確かにコウキに家族がいないのなら、それも良いかもしれない。
だけど、コウキは母親との約束を守ろうとしている。
クロキはどちらが良いのか迷う。
「おお!! お戻りになりましたか、クロキ殿!! うん? そちらは……?」
クロキが迷っている時だった。
アーベロンが奥から出てくる。そして、側にいるルウシエンに気付く。
「お久しぶりですね。アーベロン王。私の事は覚えておいでかしら?」
ルウシエンはアーベロンの方を向くと棘のある言葉を放つ。
「ふん。覚えているとも、小生意気なエルフの姫。何故ここに?」
アーベロンも不機嫌そうに言う。
「もちろん、エルフとドワーフで共同戦線を張るためよ。天上のお方から聞いていないのかしら?」
「共同戦線!? 私は何も聞いていないぞ、エルフの姫よ。共同で戦う等今までなかった。その話は本当なのか?」
よほど意外だったのか、アーベロンは驚いた顔をする。
「あら、疑うというの? 失礼ね。天上の御方の話がなければ私だってこんな所に来たくなかったわよ。天上の方々は私達が協力した方が良いとお考えのようね」
ルウシエンが言うとお供のオレイアドとナパイアが頷く。
エルフや妖精騎士は正面からの戦いに弱い。
それに対して機動力はないが正面からの戦いに強いゴーレムやタロスを要するドワーフ戦士団。
協力すればかなり強くなる。
エリオスの神々はそう判断したのだ。
「うーむ。確かに嘘ではなさそうだが……」
アーベロンが考えている時だった。
1名のドワーフが慌てた様子でアーベロンに駆け寄る。
そのドワーフがアーベロンに耳打ちする。
「何だと!? 馬鹿な!? 天上の御方がこちらへ!? 今までこんな事はなかったぞ!! わかった、すぐに向かう!! エルフの姫よ、急用が出来た! 客室を用意しよう。そこで待ってもらおうか」
アーベロンは立ち去る。
(どうやら、エリオスから誰かが降りて来たみたいだな。ヘイボス神だろうか?)
クロキはそう推測する。
しかし、アーベロンの様子からそうではないようだ。
正体を隠している以上はなるべく目立たないようにしよう。
ふと横を見るとルウシエンがアーベロンの様子を冷たい瞳で見ている。
「頭の固い馬鹿を説得するために、天上の御方が降りて来て下ったみたいね。では待たせていただくわ。さて、部屋に案内してくれるかしら。行きましょう。コウキ」
ルウシエンはコウキの手を引いて歩きだす。
クロキはコウキを元の場所に戻すかどうか迷う。
しかし、今は様子を見ようと思うのだった。
◆
蛇の王子ダハークとその配下が潜伏する山間のカウフの地、そのとある場所にオークとゴブリンの大軍が集結しつつあった。
このオークとゴブリンはボティスが呼んだ者達で、今後の作戦の協力者である。
「偉大なる蛇の王子ダハーク様。お初にお目にかかるよ。あたいの名はボルダ。この薄らバカ共の大将さ」
一匹のオークの雌がダハークの前に来る。
巨大な全身を宝石で飾り、手に持つ棍棒にも宝石が埋め込まれている。
オークの大族長ボルダは強欲な事で知られ、手下であるオークの猪騎兵に命じて人間の国やドワーフを襲い、あらゆるものを奪い取る。
今回この雌オークが来たのも、エルフやオークの宝に目が眩んだからだ。
「お初にお目にかかります。蛇の王子ダハーク様。私の名はジャーギ。偉大なるゴブリン大王ゲスティラの第一子でございます」
ボルダの後ろから角の生えたゴブリンが出てくる。
その周りには首輪をつけられた人間の雌がいる。
このゴブリン王子の愛妾であり、攫われて来た者達だ。
ジャーギはキソニア平原の近くの森を支配するゴブリン大王ゲスティラの子であり、本来なら、ジャーギがゲスティラの後を継ぐはずであった。
しかし、ジャーギは今優秀な実の弟と王位を巡って争っている最中であり、しかも劣勢であった。
今回こちらに来たのは俺達に協力する事で、こちらの力を借りたいからだ。
連れ来ているゴブリンの軍団はの部族の規模に比べればほんの僅かだが、それでも数千匹はいる。
その中でもゴブリンの蜘蛛騎兵は精鋭との事だった。
ボティスの作戦では突破力のあるオークと機動力の高いゴブリンに共同戦線を張らせて、エルフとドワーフに対抗させる予定である。
質ではどうかわからないが、数だけは多いので、充分に対抗できると判断しているようであった。
「そうか、お前達の力、期待しているぞ」
ダハークは冷めた目で嘘を言う。
所詮、ボルダもジャーギも囮である。
(せいぜい頑張りな、糞共)
そう思いダハークは冷めた目でオークとゴブリン達を見るのだった。
★★★★★★★★★★★★後書き★★★★★★★★★★★★
昨日は寝落ちしました。
夜9時に帰り、食事風呂を済ませて、さあ書こうかと思ったら睡魔が……。
連休だから気が抜けたのでしょうか?
眠気覚ましが足りない様。
ハーメルンで2次創作を書いて下さってありがとうございます。
さっそく読んでみますね(#^^#)
「ねえテス。ちょっと離れて……。歩きにくいよ」
「ええ~。良いじゃないクロキ。折角再会出来たのだから」
クタルに辿り着いたテスは鹿車から降りるとクロキの左腕に抱き着く。
クロキはテスに抗議するが、テスは聞く気がない。
そのため、テスに腕に抱き着かれたままクタルの中を歩く事になる。
一緒にいるドワーフの野伏達の視線が痛い。
そんな中、他のエルフ達は特に気にした様子もなく行動している。
オレイアドらしきエルフはクタルの里の中に入ると鹿を門の脇に繋いでいる。
ナパイアらしきエルフは興味深そうにクタルの中を見て、エルフの姫はコウキと一緒に歩いている。
そこで、クロキはコウキの視線に気付く。
コウキはじっとクロキの様子を見ている。
「そういえばコウキ。君はエルフじゃないけど、エルフの里に暮らしているのかい?」
「いえ……。違います先生」
コウキは首を振る。
その目は何か言いたげであった。
クロキはどういう事だろうかと首を傾げる。
「お客人。どうやら、その子は最近攫われて来たという事じゃよ。そうじゃろエルフ共よ」
コウキの代わりに答えたのはドワーフの野伏だ。
そこでクロキは察する。
エルフは将来有望そうな子どもを攫う事があると聞いた事があったからだ。
「本当なの、テス?」
「そうだけど、それがどうかしたの? クロキ?」
「いや……、それは良くないでしょ」
「えっ? どうして?」
テスは明らかに悪いとは思っていない様子で不思議そうな顔をする。
「あら、すぐに枯れてしまう人間の娘よりも、永遠の美しさを持つ私達と一緒にいる方が良いはずよ。そうよね、コウキ」
話を聞いていたエルフの姫ルウシエンがさも当然のように言う。
だけどコウキは首を振る。
「あの……、御免なさい。約束をしたのです。母様とあの国で立派な騎士になると……」
コウキは反論する。
それを聞いてルウシエンが驚く顔をする。
それに対してドワーフ達の笑い声。
「はあ……、駄目よ、コウキ。貴方は私の騎士になるべきだわ。立派な騎士になるのなら、別にあの国でなくても良いはずよ」
ルウシエンは膝をついてコウキの頬に手をあてる。
「でも……。母様が……」
コウキは何とか反論しようとしている。
この子にとって母親との約束はきっと重いのだろう。
「エルフの姫君。コウキは帰りたがっています。母親の元へ戻すべきです」
クロキはルウシエンに言う。
コウキははっきりと自身の意思を伝えた。だったらクロキの取るべき行動はたった1つだ。
この子を母親の元に戻さなければいけない。
するとルウシエンは冷たい目でクロキを見る。
「母親の元に? 何を言っているのかしら? コウキは母親と一緒に暮らしていなかったわよ」
「えっ?」
そこでクロキは驚く。
どういう事なのか意味がわからなかった。
「コウキ。君はお母さんと一緒に暮らしていなかったのかい?」
クロキはテスから離れると、コウキの側に行き身をかがめて聞く。
「はい。お母様とは一緒に住んでいません。お母様はエリオスにいらっしゃいます」
そのコウキの言葉にクロキは頭が殴られたような衝撃を受ける。
人間の言い伝えでは、死んだ時に善良な者はエリオスへと迎え入れられ、悪しき者はナルゴルへと堕ちると言われている。
(つまり、コウキのお母さんは既に死んでいる? コウキは死んだ母親との約束を大切に守ろうとしているのか……)
そう推測するとクロキは涙が出そうになる。
「そうか……。それじゃあ、お父さんは……」
クロキは再びコウキに聞く。
するとコウキは首を振る。
「父様には会った事はありません。ただ、ナルゴルにいると聞いています」
その言葉にクロキは再び殴られたような衝撃を受ける。
(お父さん悪人かい!! しかも、死んでる!!? はあ、この子は良い家庭環境に恵まれなかったのだろうな。だけど、かなり良い子に育っている。きっとこの子の資質だろうな……)
クロキは何とも言えない気持ちになる。
「話は終わったかしら、この子には家族がいないの。だったら私がこの子の家族になる。問題ないはずよ」
ルウシエンは立ち上がり、クロキを見て言う。
確かにコウキに家族がいないのなら、それも良いかもしれない。
だけど、コウキは母親との約束を守ろうとしている。
クロキはどちらが良いのか迷う。
「おお!! お戻りになりましたか、クロキ殿!! うん? そちらは……?」
クロキが迷っている時だった。
アーベロンが奥から出てくる。そして、側にいるルウシエンに気付く。
「お久しぶりですね。アーベロン王。私の事は覚えておいでかしら?」
ルウシエンはアーベロンの方を向くと棘のある言葉を放つ。
「ふん。覚えているとも、小生意気なエルフの姫。何故ここに?」
アーベロンも不機嫌そうに言う。
「もちろん、エルフとドワーフで共同戦線を張るためよ。天上のお方から聞いていないのかしら?」
「共同戦線!? 私は何も聞いていないぞ、エルフの姫よ。共同で戦う等今までなかった。その話は本当なのか?」
よほど意外だったのか、アーベロンは驚いた顔をする。
「あら、疑うというの? 失礼ね。天上の御方の話がなければ私だってこんな所に来たくなかったわよ。天上の方々は私達が協力した方が良いとお考えのようね」
ルウシエンが言うとお供のオレイアドとナパイアが頷く。
エルフや妖精騎士は正面からの戦いに弱い。
それに対して機動力はないが正面からの戦いに強いゴーレムやタロスを要するドワーフ戦士団。
協力すればかなり強くなる。
エリオスの神々はそう判断したのだ。
「うーむ。確かに嘘ではなさそうだが……」
アーベロンが考えている時だった。
1名のドワーフが慌てた様子でアーベロンに駆け寄る。
そのドワーフがアーベロンに耳打ちする。
「何だと!? 馬鹿な!? 天上の御方がこちらへ!? 今までこんな事はなかったぞ!! わかった、すぐに向かう!! エルフの姫よ、急用が出来た! 客室を用意しよう。そこで待ってもらおうか」
アーベロンは立ち去る。
(どうやら、エリオスから誰かが降りて来たみたいだな。ヘイボス神だろうか?)
クロキはそう推測する。
しかし、アーベロンの様子からそうではないようだ。
正体を隠している以上はなるべく目立たないようにしよう。
ふと横を見るとルウシエンがアーベロンの様子を冷たい瞳で見ている。
「頭の固い馬鹿を説得するために、天上の御方が降りて来て下ったみたいね。では待たせていただくわ。さて、部屋に案内してくれるかしら。行きましょう。コウキ」
ルウシエンはコウキの手を引いて歩きだす。
クロキはコウキを元の場所に戻すかどうか迷う。
しかし、今は様子を見ようと思うのだった。
◆
蛇の王子ダハークとその配下が潜伏する山間のカウフの地、そのとある場所にオークとゴブリンの大軍が集結しつつあった。
このオークとゴブリンはボティスが呼んだ者達で、今後の作戦の協力者である。
「偉大なる蛇の王子ダハーク様。お初にお目にかかるよ。あたいの名はボルダ。この薄らバカ共の大将さ」
一匹のオークの雌がダハークの前に来る。
巨大な全身を宝石で飾り、手に持つ棍棒にも宝石が埋め込まれている。
オークの大族長ボルダは強欲な事で知られ、手下であるオークの猪騎兵に命じて人間の国やドワーフを襲い、あらゆるものを奪い取る。
今回この雌オークが来たのも、エルフやオークの宝に目が眩んだからだ。
「お初にお目にかかります。蛇の王子ダハーク様。私の名はジャーギ。偉大なるゴブリン大王ゲスティラの第一子でございます」
ボルダの後ろから角の生えたゴブリンが出てくる。
その周りには首輪をつけられた人間の雌がいる。
このゴブリン王子の愛妾であり、攫われて来た者達だ。
ジャーギはキソニア平原の近くの森を支配するゴブリン大王ゲスティラの子であり、本来なら、ジャーギがゲスティラの後を継ぐはずであった。
しかし、ジャーギは今優秀な実の弟と王位を巡って争っている最中であり、しかも劣勢であった。
今回こちらに来たのは俺達に協力する事で、こちらの力を借りたいからだ。
連れ来ているゴブリンの軍団はの部族の規模に比べればほんの僅かだが、それでも数千匹はいる。
その中でもゴブリンの蜘蛛騎兵は精鋭との事だった。
ボティスの作戦では突破力のあるオークと機動力の高いゴブリンに共同戦線を張らせて、エルフとドワーフに対抗させる予定である。
質ではどうかわからないが、数だけは多いので、充分に対抗できると判断しているようであった。
「そうか、お前達の力、期待しているぞ」
ダハークは冷めた目で嘘を言う。
所詮、ボルダもジャーギも囮である。
(せいぜい頑張りな、糞共)
そう思いダハークは冷めた目でオークとゴブリン達を見るのだった。
★★★★★★★★★★★★後書き★★★★★★★★★★★★
昨日は寝落ちしました。
夜9時に帰り、食事風呂を済ませて、さあ書こうかと思ったら睡魔が……。
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コメント
眠気覚ましが足りない
更新お疲れ様です。
別サイトにて投稿しました二次創作ですが、本業や移籍における改稿部分の確認や新章のプロットなどで忙しくされているところを勝手にしびれを切らして書いたものです。
この作品では使わないような設定や伏線だけの未使用設定もいくつか使ってますので、先生の方で温めていたようでしたら、申し訳ないです。
なお、先生のお望みによっては、削除あるいは寄稿と権利放棄にも応じますので悪しからず。
最近、誤字というよりは手直しみたいな報告ばかりしていて、大変申し訳なく思っております。
舌の根も乾いていませんが、修正報告です。
うん? そちらの女性は?
↓
うん? そちらは……
or
うん? そちらの女性…は……
?で終わっていると、王はエルフの姫が誰だかわかっていないと思えます。しかし、その後に姫から覚えているかという問われ、不機嫌そうに“覚えている”と答えています。
修正案はどちらも見てすぐ気づいた様に言いどもった感じにしたのですが、実はこの修正だけでは足りず、直後に“顔をしかめた”とか、“呆気にとられた”などの地の文を追加すべきと思います。
ちなみに、修正前の全く気づいてないようなセリフでもやっぱり地の文が足りてなくて、不機嫌そうに姫に返事したところに“そっぽを向いた”など、実は気づいてなかったためにバツが悪そうな様子を付け加えるべきでしょう。
根崎タケル
更新しました。
眠気覚ましが足りない様。
誤字報告と2次創作ありがとうございます。
確かにテスはもっと早く気付いても良さそうですね。