暗黒騎士物語
地下水路の戦い
チユキ達は地下水路の奥へと進んだ時だった。
途中で待ち伏せをしていた魔物の集団に出会い、戦闘になる。
「チユキさん! そっちに行ったよ!!」
「わかってるわリノさん!!」
チユキは襲いかかって来たネズミ人を魔法の手で殴り飛ばす。
「キー!!」
殴られたネズミ人は鳴きながら飛んでいく。
杖で叩く事もできるが、チユキとしてはネズミに触れたくないので魔法を使う。
ネズミ人達は元人間のためか武器を使い襲って来る。
現にチユキが殴り飛ばしたネズミ人は小剣を持ち、皮鎧を身に付けている。
またネズミになったためか素早くなっていて、チユキと共に来たシズフェ達は苦戦をしているようであった。
幸いなのは獣になったために飛び道具を使えなくなったことぐらいだろう。
巨大ネズミに乗ったネズミ人が槍を掲げて襲ってくる。
「危ないシズフェちゃん!!」
レイジは光弾でシズフェに襲い掛かる巨大ネズミ騎手を打ち抜く。
「ありがとうございますレイジ様」
シズフェがお礼を言う。
「ふん!!」
横でノヴィスの不機嫌な声。
(まったくわかりやすいわね)
シズフェとノヴィスの関係は微笑ましいものがあった。
そんな事を考えながらチユキはネズミ人達を魔法の手で殴るとシロネ達の方を見る。
出てきたのはネズミ人だけではない。
下半身が蛇のラミアに下半身が蜘蛛のアルケニーもまた出てきた。
それはシロネとデキウスが応戦している。
デキウスはともかくシロネに任せておけば大丈夫だろう。
ラミアはここから西に多く生息している種族だ。
女性しかいない種族で下半身が蛇である。
他種族の生き血を吸って生きるのはストリゲスと同じだ。
闘技場から逃げだした後、どこに行ったかわからなかくなっていたが、ここにいたようであった。
ラミアやアルケニーは人間よりも強い種族だがシロネの敵ではない。
現に次々と倒している。
戦いはチユキ達の優位に進み、やがて、魔物を全て倒す。
「デキウスさん大丈夫?」
シロネがデキウスを心配する。
「大丈夫です。少し毒にやられただけです」
そう言うデキウスの顔は青い。大丈夫には見えない。
ラミアは下半身が蛇のためか毒を使う。その毒気にやられたようであった。
「サホコさん。解毒を」
「わかったわ」
サホコが魔法を使うとデキウスの表情が元に戻る。
「少し休もうか。シズフェちゃん達も疲れただろう?」
レイジが休憩を提案する。
思った以上に敵の数が多かった。
人間をはるかに超える体力を持つチユキ達はともかくデキウスやシズフェ達は休んだ方が良いだろう。
リノとサホコは清浄の魔法であたりを清める。
なぜ清めるかと言うとネズミ人は何かしらの病原菌を持っているので、体力が落ちたシズフェ達が危険だからだ。
「それにしても、こんなに敵が多いとは思わなかったよ。グールの情報では数が少なそうだったのに」
シロネがげんなりした顔で言う。
「はあ、他の場所から地下水路に入った自由戦士達は無事でしょうか?」
そう言うとデキウスは床に座り大きく息を吐く。
「わからないわ。それにしても見通しが甘かったわね。ねえナオさん。この地下水路にどれだけの敵がいるかわかる?」
「無理っすチユキさん。ところどころに結界が張られていて、感知する事ができないっす」
「うわ~。じゃあまだ、ネズミさんがいっぱいいるかもしれないんだ」
「だけどリノ。今は進むしかない。彼女が何をしようとしているのか見極めないとな」
レイジがそう言うと、サホコとリノが嫌そうな顔をする。
それはチユキも同じ思いだ。
チユキは溜息を吐くとネズミ人を見る。
ネズミ人は元人間なので殺さずに気絶させている。
「そういえば、ねえ、サホコさん。このネズミ人達を元に戻せないかしら?」
「う~ん。どうだろうチユキさん。呪いだったら、解けると思うけど・・・。やってみるね」
サホコは魔法を唱える。
するとラットマンの顔が中年の男性の顔へと戻る。
「さすがサホコさんっす! 人間に戻ったっす!!」
ナオが興奮する。
「どうやら元に戻せるみたいね。だとしたら助けないといけないわ」
「そうだな、チユキ。だが、このまま連れて行くのは無理だ」
「確かにそうねレイジ君。これから大きな戦いが待っているかもしれない。戦えない者を連れてはいけないわね。どうしようかしら? そうだわデキウス卿。申し訳ございませんが、シズフェさん達と共にこの者を連れて脱出してもらえませんか?」
チユキはデキウスを見て言う。
正直に言うとデキウスとシズフェは足手まといだ。敵の数が少ないならともかく、これから先には強大な敵が待ち構えている。
魔物からの情報で水路の奥には上位のデイモンがいる事が判明したのだ。
彼らを守りながら戦うのは難しかった。
「しかし、チユキ殿。私はシェンナの事が気になります。それに、月光の女神が何をしようとしているのか見届けねばなりません」
だけどデキウスは首を横にする。
「しかし、ですね。デキウス卿……」
私が何とか説得しようとするのをレイジが押しとどめる。
「はっきり言おう。足手まといだ!!」
レイジがはっきりと言う。
「進むのがすごく遅くなっている。月光の女神がもし大変な事をしているのなら手遅れになるかもしれない。それでも良いのか?」
レイジの物言いにデキウスは黙ってしまう。
数秒の沈黙の後、デキウスは首を縦に振った。 
「……わかりました。この者を連れて撤退します。しかし、他のネズミ人はいかがいたしましょう?」
デキウスは倒れているネズミ人を見て言う。
「姿を戻していないので、おそらく襲われる事はないでしょう。一応結界は張っておきますので心配はありません」
「そうですか……。なら安心です。私は戻る事にします」
デキウスはしぶしぶ頭を下げると元に戻った男性を肩に担ぐ。
「シズフェさん。デキウス卿をよろしくお願いね。それからアイノエさんから目を離さないでね」
「わかりました。まかせて下さい」
シズフェ達もデキウスに続く。当然アイノエも一緒だ。
何かの役に立つかもと思い連れて来たが敵の攻撃が激しくなっている。これ以上は連れて行けなかった。
シズフェ達は来た道を戻って行く。
これでチユキ達だけになった。
「ちょっと言い過ぎだったかな」
「いいえ、レイジ君。あの場合は仕方がないわ。それにシェンナさんがネズミ人に変えられている可能性も考えたら帰ってもらった方が良いわね」
チユキが言うと仲間達が頷く。
「さあ、これで身軽になったし、先に進もう、みんな」
レイジがそう言うとチユキ達は地下水路の先へと進む。
◆
「何とかしのぎましたね」
ネズミ人の襲撃を撃退したネフィムは額の汗を拭いながら言う。
「ネフィム殿がいなければ我々は全滅でした。さすが水の勇者殿です」
自由戦士の1人がネフィムを誉める。
「戦えそうな者は何人残っていますか?」
「ネフィム殿を入れて4人って所でさあ」
「そうですか、厳しいですね……」
ネフィム達の班は12名で、レイジ達とは違う場所から地下水路へと入った。
そして、先に進むと巨大ナメクジに会い、大量のネズミ人と遭遇したのである。
応戦したが、数が多い。そのため撤退したのだが、帰り道も塞がれていたので別の水路を通る事にした。
おかげで今どこにいるのかわからない。
「それにしてもネズミの数が多いですね。200名程度の戦士では足りません。おそらく将軍殿もこれほどの魔物がいるとは予想していなかったのでしょうね」
すでにかなりの被害が出てしまった。
おそらく他の班も同じ目に会っているだろう。
ネフィムはそこで近づいて来る気配を感じて槍を構える。
「皆さん武器を取って下さい。何者かが近づいて来ます」
ネフィムは水路の奥を見る。
やがて水路の奥から松明の光りが見える。近づいて来るのは人間であった。
「松明の光りが見えるから、誰かと思ったが水の勇者ネフィムじゃねえか」
「あなたは地の勇者ゴーダン」
近づいて来たのは地の勇者であるゴーダンとその仲間だ。
「おめえらも大変な目に会ったようだな」
「ええ。あなたも」
「かなりのネズミがいるみたいだな」
「そうですね。これでは脱出できません」
ネフィム達は暗い表情になる。
「光の勇者が頼りだな」
ゴーダンの言う通りだ。このままでは全滅であった。
助かる可能性があるとすれば光の勇者が何とかしてくれる事だろう。
ネフィムは光の勇者を思い浮かべる。
美しい女性に囲まれた羨ましい男だ。
「ええ、あの勇者が頼りです。だから信じるしかないですね」
ネフィム達はそう言って天を仰ぐのだった。
★★★★★★★★★★★★後書き★★★★★★★★★★★★
本日最後の更新になりそうです。
今から寝ます。
途中で待ち伏せをしていた魔物の集団に出会い、戦闘になる。
「チユキさん! そっちに行ったよ!!」
「わかってるわリノさん!!」
チユキは襲いかかって来たネズミ人を魔法の手で殴り飛ばす。
「キー!!」
殴られたネズミ人は鳴きながら飛んでいく。
杖で叩く事もできるが、チユキとしてはネズミに触れたくないので魔法を使う。
ネズミ人達は元人間のためか武器を使い襲って来る。
現にチユキが殴り飛ばしたネズミ人は小剣を持ち、皮鎧を身に付けている。
またネズミになったためか素早くなっていて、チユキと共に来たシズフェ達は苦戦をしているようであった。
幸いなのは獣になったために飛び道具を使えなくなったことぐらいだろう。
巨大ネズミに乗ったネズミ人が槍を掲げて襲ってくる。
「危ないシズフェちゃん!!」
レイジは光弾でシズフェに襲い掛かる巨大ネズミ騎手を打ち抜く。
「ありがとうございますレイジ様」
シズフェがお礼を言う。
「ふん!!」
横でノヴィスの不機嫌な声。
(まったくわかりやすいわね)
シズフェとノヴィスの関係は微笑ましいものがあった。
そんな事を考えながらチユキはネズミ人達を魔法の手で殴るとシロネ達の方を見る。
出てきたのはネズミ人だけではない。
下半身が蛇のラミアに下半身が蜘蛛のアルケニーもまた出てきた。
それはシロネとデキウスが応戦している。
デキウスはともかくシロネに任せておけば大丈夫だろう。
ラミアはここから西に多く生息している種族だ。
女性しかいない種族で下半身が蛇である。
他種族の生き血を吸って生きるのはストリゲスと同じだ。
闘技場から逃げだした後、どこに行ったかわからなかくなっていたが、ここにいたようであった。
ラミアやアルケニーは人間よりも強い種族だがシロネの敵ではない。
現に次々と倒している。
戦いはチユキ達の優位に進み、やがて、魔物を全て倒す。
「デキウスさん大丈夫?」
シロネがデキウスを心配する。
「大丈夫です。少し毒にやられただけです」
そう言うデキウスの顔は青い。大丈夫には見えない。
ラミアは下半身が蛇のためか毒を使う。その毒気にやられたようであった。
「サホコさん。解毒を」
「わかったわ」
サホコが魔法を使うとデキウスの表情が元に戻る。
「少し休もうか。シズフェちゃん達も疲れただろう?」
レイジが休憩を提案する。
思った以上に敵の数が多かった。
人間をはるかに超える体力を持つチユキ達はともかくデキウスやシズフェ達は休んだ方が良いだろう。
リノとサホコは清浄の魔法であたりを清める。
なぜ清めるかと言うとネズミ人は何かしらの病原菌を持っているので、体力が落ちたシズフェ達が危険だからだ。
「それにしても、こんなに敵が多いとは思わなかったよ。グールの情報では数が少なそうだったのに」
シロネがげんなりした顔で言う。
「はあ、他の場所から地下水路に入った自由戦士達は無事でしょうか?」
そう言うとデキウスは床に座り大きく息を吐く。
「わからないわ。それにしても見通しが甘かったわね。ねえナオさん。この地下水路にどれだけの敵がいるかわかる?」
「無理っすチユキさん。ところどころに結界が張られていて、感知する事ができないっす」
「うわ~。じゃあまだ、ネズミさんがいっぱいいるかもしれないんだ」
「だけどリノ。今は進むしかない。彼女が何をしようとしているのか見極めないとな」
レイジがそう言うと、サホコとリノが嫌そうな顔をする。
それはチユキも同じ思いだ。
チユキは溜息を吐くとネズミ人を見る。
ネズミ人は元人間なので殺さずに気絶させている。
「そういえば、ねえ、サホコさん。このネズミ人達を元に戻せないかしら?」
「う~ん。どうだろうチユキさん。呪いだったら、解けると思うけど・・・。やってみるね」
サホコは魔法を唱える。
するとラットマンの顔が中年の男性の顔へと戻る。
「さすがサホコさんっす! 人間に戻ったっす!!」
ナオが興奮する。
「どうやら元に戻せるみたいね。だとしたら助けないといけないわ」
「そうだな、チユキ。だが、このまま連れて行くのは無理だ」
「確かにそうねレイジ君。これから大きな戦いが待っているかもしれない。戦えない者を連れてはいけないわね。どうしようかしら? そうだわデキウス卿。申し訳ございませんが、シズフェさん達と共にこの者を連れて脱出してもらえませんか?」
チユキはデキウスを見て言う。
正直に言うとデキウスとシズフェは足手まといだ。敵の数が少ないならともかく、これから先には強大な敵が待ち構えている。
魔物からの情報で水路の奥には上位のデイモンがいる事が判明したのだ。
彼らを守りながら戦うのは難しかった。
「しかし、チユキ殿。私はシェンナの事が気になります。それに、月光の女神が何をしようとしているのか見届けねばなりません」
だけどデキウスは首を横にする。
「しかし、ですね。デキウス卿……」
私が何とか説得しようとするのをレイジが押しとどめる。
「はっきり言おう。足手まといだ!!」
レイジがはっきりと言う。
「進むのがすごく遅くなっている。月光の女神がもし大変な事をしているのなら手遅れになるかもしれない。それでも良いのか?」
レイジの物言いにデキウスは黙ってしまう。
数秒の沈黙の後、デキウスは首を縦に振った。 
「……わかりました。この者を連れて撤退します。しかし、他のネズミ人はいかがいたしましょう?」
デキウスは倒れているネズミ人を見て言う。
「姿を戻していないので、おそらく襲われる事はないでしょう。一応結界は張っておきますので心配はありません」
「そうですか……。なら安心です。私は戻る事にします」
デキウスはしぶしぶ頭を下げると元に戻った男性を肩に担ぐ。
「シズフェさん。デキウス卿をよろしくお願いね。それからアイノエさんから目を離さないでね」
「わかりました。まかせて下さい」
シズフェ達もデキウスに続く。当然アイノエも一緒だ。
何かの役に立つかもと思い連れて来たが敵の攻撃が激しくなっている。これ以上は連れて行けなかった。
シズフェ達は来た道を戻って行く。
これでチユキ達だけになった。
「ちょっと言い過ぎだったかな」
「いいえ、レイジ君。あの場合は仕方がないわ。それにシェンナさんがネズミ人に変えられている可能性も考えたら帰ってもらった方が良いわね」
チユキが言うと仲間達が頷く。
「さあ、これで身軽になったし、先に進もう、みんな」
レイジがそう言うとチユキ達は地下水路の先へと進む。
◆
「何とかしのぎましたね」
ネズミ人の襲撃を撃退したネフィムは額の汗を拭いながら言う。
「ネフィム殿がいなければ我々は全滅でした。さすが水の勇者殿です」
自由戦士の1人がネフィムを誉める。
「戦えそうな者は何人残っていますか?」
「ネフィム殿を入れて4人って所でさあ」
「そうですか、厳しいですね……」
ネフィム達の班は12名で、レイジ達とは違う場所から地下水路へと入った。
そして、先に進むと巨大ナメクジに会い、大量のネズミ人と遭遇したのである。
応戦したが、数が多い。そのため撤退したのだが、帰り道も塞がれていたので別の水路を通る事にした。
おかげで今どこにいるのかわからない。
「それにしてもネズミの数が多いですね。200名程度の戦士では足りません。おそらく将軍殿もこれほどの魔物がいるとは予想していなかったのでしょうね」
すでにかなりの被害が出てしまった。
おそらく他の班も同じ目に会っているだろう。
ネフィムはそこで近づいて来る気配を感じて槍を構える。
「皆さん武器を取って下さい。何者かが近づいて来ます」
ネフィムは水路の奥を見る。
やがて水路の奥から松明の光りが見える。近づいて来るのは人間であった。
「松明の光りが見えるから、誰かと思ったが水の勇者ネフィムじゃねえか」
「あなたは地の勇者ゴーダン」
近づいて来たのは地の勇者であるゴーダンとその仲間だ。
「おめえらも大変な目に会ったようだな」
「ええ。あなたも」
「かなりのネズミがいるみたいだな」
「そうですね。これでは脱出できません」
ネフィム達は暗い表情になる。
「光の勇者が頼りだな」
ゴーダンの言う通りだ。このままでは全滅であった。
助かる可能性があるとすれば光の勇者が何とかしてくれる事だろう。
ネフィムは光の勇者を思い浮かべる。
美しい女性に囲まれた羨ましい男だ。
「ええ、あの勇者が頼りです。だから信じるしかないですね」
ネフィム達はそう言って天を仰ぐのだった。
★★★★★★★★★★★★後書き★★★★★★★★★★★★
本日最後の更新になりそうです。
今から寝ます。
「暗黒騎士物語」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
225
-
1,877
-
-
304
-
637
-
-
2.1万
-
7万
-
-
3,542
-
5,228
-
-
181
-
610
-
-
6,185
-
2.6万
-
-
132
-
167
-
-
171
-
59
-
-
9,702
-
1.6万
-
-
1,739
-
5,631
-
-
30
-
46
-
-
1,005
-
2,156
-
-
65
-
22
-
-
5,182
-
2.6万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
5,033
-
1万
-
-
115
-
580
-
-
211
-
967
-
-
8,178
-
5.5万
-
-
9,544
-
1.1万
-
-
130
-
158
-
-
2,798
-
1万
-
-
3,150
-
3,387
-
-
1,294
-
8,777
-
-
53
-
430
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
2,504
-
6,733
-
-
9,413
-
2.4万
-
-
258
-
1,845
-
-
614
-
1,139
-
-
6,219
-
3.1万
-
-
196
-
841
-
-
612
-
221
-
-
7,468
-
1.5万
-
-
1,294
-
1,425
-
-
21
-
2
-
-
37
-
455
-
-
6,663
-
6,968
-
-
3,215
-
1.5万
-
-
209
-
164
-
-
3万
-
4.9万
-
-
3,087
-
1.4万
-
-
6,665
-
2.9万
-
-
158
-
244
-
-
21
-
42
-
-
72
-
153
-
-
991
-
1,509
-
-
1,863
-
1,560
-
-
62
-
87
-
-
1,645
-
2,769
-
-
51
-
179
-
-
106
-
364
-
-
2,946
-
4,405
-
-
42
-
14
-
-
159
-
757
-
-
87
-
139
-
-
1,308
-
1,084
-
-
4,917
-
1.7万
-
-
6,044
-
2.9万
-
-
83
-
285
-
-
4,188
-
7,854
-
-
195
-
918
-
-
406
-
439
-
-
373
-
1,803
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,702
-
1.6万
-
-
9,544
-
1.1万
-
-
9,413
-
2.4万
-
-
9,166
-
2.3万
コメント
眠気覚ましが足りない
地下水路の戦いから修正報告を追加します。
レイジがはっきりと言う。
レイジの言葉にデキウスは黙る。
数秒の後。デキウスは頭を縦に振る。
↓
レイジの物言いにデキウスは黙ってしまう。
数秒の沈黙の後、デキウスは首を縦に振った。
どちらもレイジとデキウスの会話の間にある地の文です。
レイジはセリフの中で、はっきり言おう、と言っているので、改めて地の文にする必要はないでしょう。あるいは、“レイジは本当にはっきり言った。”とするかです。
削除の代わりに、物言われたデキウスの様子を移動しました。削除せずともデキウスの様子は移動した方が良いです。
後者には、移動によってセリフを挟んだので“数秒”の後ろに改めて“沈黙”を追加。
最後の“頭を振る”は慣用句としては拒否だけの意味になります。“首を振る”は縦か左右かのどちらかを加えることで、肯定と否定のどちらかの意味にできます。
ゼロ
ラピュタさん
命拾いしたのは勇者であってます。
あまり言うとネタバレになるので言わないですが、その理由はもう少し話が進んだら分かると思いますよ
ナットです。タイにいます。
Five chapters in one day!!
Even though just editing, that’s still a lot of work to do.
Thank you for the chapters!
The climax of this arc drawn near. I can vaguely remember it but decided not to go back to read the old version. Be patient and waiting for the new one is more fulfilling. ですね。
眠気覚ましが足りない
地下水路の戦いの修正報告分割にともない、コメントも分割しました。
(前回のコメントの続きから)
クロキが“~だろう?”を使うのは変ではないと思います。
ですが、“~ぞ”や“~だ”と話すクーナが“~だろう?”と得意げに言うのではなく、悪巧み中やイライラしている状態で疑問に思って使ったら変だと思いませんか?
全キャラをまんべんなく、とは言いませんが、せめてレイジ側の語り部であるチユキとヒロイン枠(ですよね?)のシロネはブレないようお願いします。
地下水路の戦いより修正報告その2を。
「う~ん。どうだろうチユキさん。呪いだったら、解けるけと思うけど・・・。~
↓
「う~ん。どうだろうチユキさん。呪いだったら、解けるけ“ど”思うけど・・・。
ノベルバユーザー212372さん、先日書籍版のエピソードが修正されて投稿されましたよ。
眠気覚ましが足りない
更新お疲れ様です。
言葉使いがブレることがあるのはウルバルトだけでなくチユキやゴズ、シェンナなど視点となるキャラ全般です。
先生は、特に“~だろう?”を他のキャラで使ってしまうことが多々あります。
オミロスやゼアルなどクロキと似た口調のキャラなら問題ないのですけどね。
地下水路の戦いより修正報告です。
またネズミになったためか素早くなっているためか、チユキと共に来たシズフェ達は苦戦をしているようであった。
↓
またネズミになったためか素早くなっていて、チユキと共に来たシズフェ達は苦戦をしているようであった。
“ためか”が重複しています。この言葉は重複しません。
文の前半の前後が原因→結果の関係であることと、文全体の前半と後半も原因→結果の関係にあることから使ったと思いますが、“て”でも同じ接続ができます。
なお、2つ目を変更しましたが、どっちを“て”に置き換えても変ではないです。