君へ

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君へ

君へ

こんな手紙を書くなんて初めてだね
ちょっと照れるかも
でも今日は私の気持ちをきちんと伝えるために書きました
読んでくれると嬉しいな

君とは小さい頃から隣にいることが当たり前で離れることなんて考えられなかった
だけど私達も成長して大人になってきた今
それぞれの道に進まないといけないことを知った
君は頭がいいから良い大学に行くだろうけど私は一緒に行けないかも

君は優しいし気配りもできてオマケにイケメン
どこのマンガの主人公ですかって思ったことも何回もあったんだよ
そんな君は中学生になり始めてから急に女子の注目の的になった
私の方が先に知っていたのに
なんであの人たちは君のことを知っているかのように君のことを自慢するんだろってたくさん思っていた
そして私は君に近づきすぎとやっかみにあった
だけど君が守ってくれた
その時に私は君の特別になりたいと思ったの
君が「俺の大事な人」と言ってくれたから
私を守る時の顔がとてもかっこよかったから
その後も何回か同じ目に合うことがあったけど
君が守ってくれた
私を心配してくれた
そして私はやっぱり好きだな特別になりたいなと思ったの
こんなことでって君は思うかもしれないけど
好きになっちゃんたんだからしょうがないじゃん

私は君の特別になれる存在なのかな
君のことはよく知っているから好きなタイプとかもよく分かっているから
それに近づけるよう努力していたの気づいてた?
まぁ、大事なところが鈍い君は気づいてないかもね
私達は距離が近すぎちゃったのかな
君には私は女として映ってないかもしれない
だけどこれを読んで1度でいいから意識して欲しいな
だけど私はこの幼なじみという関係も好きだから壊したくない
ごめんねワガママで
だけど君が好きなの
好きで好きで仕方がないの
君の瞳に1秒でも長く映っていたいの

止まらなくなりそうだからこれぐらいで止めるね
返事はいつでもいいからね
待ってる
読んでくれてありがとう

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