神たちは自重する気はないそうです

UKA

6話

扉に触れると自動で開いた。
「うおぉー! これは魔道具か何かか?」


〔いいえ、これはダンジョン特有のものです。〕


「ふーん。似たようなのなら作れるか?」


〔はい。〕


今度やり方を学んだら作ってみるか。
家の扉などに利用したら楽だろうな。


入っていき周りを見渡していると前方にワーウルフより大きいサイズのオオカミの魔物が現れた。


グルァァァァ!!


〔マスターあれがボスです。〕


(了解。《鑑定》。)
ハイワーウルフ
HP3000/3000
MP1500/1500
[スキル]
俊足   
咆哮
ワーウルフの上位個体


(スキルにある〈俊足〉は分かるが〈咆哮〉ってなんだ?後、攻撃力とかは見れないのか?)


〔まず〈咆哮〉とは1部の魔物が持っているスキルで使用するとステータスが1.5倍から2倍に増えます。攻撃力などは見たいと思えば見ることが出来ます。〕


(なるほど、ありがとな。)


〔はい。〕


ハイワーウルフが走ってくるのを俺は危なげなく躱しながら手に持っていた麟鳳亀竜をハイワーウルフの首に刺した。
(思ったより簡単だったな。)


〔それはマスターのステータスが人外だからですよ。それより魔物とボスを倒した時に出てくる宝箱を無限収納インベントリ入れ、先に進みましょう。マスターの楽しみな魔法のお勉強ですよ。〕


(あぁ、そうだな!!)
ちなみに宝箱の中身は風属性の魔力が込められた魔石のネックレスだった。





少し進むと


「初めまして碧くん♪」


「創造神エレメンタル様から魔法を教えるよう頼まれた魔法神のミュラよ♪ よろしくね♪」
そういうのは人間で言うところの16,17歳ぐらいの女性だった。


「え、えっと、よろしくお願いしますミュラ様?」


「様とかいらないしエレメンタル様に話すような感じでいいよ♪」


「それじゃぁ、よろしくなミュラ。」


「えぇ、よろしくね!」


「それじゃぁまず適正を調べようと思ったけど全部あるしね。」


「あぁ、ステータスには載っているがなぜ知ってんだ?」


「そりゃ、私たちがあなたを創ったから。」


「そういえばエレンがそんな事言っていたような…」


「ま、そんなことより魔法の練習始めましょ!」


「まず1番最初に魔力を感じるところから始めないとね。
血液と似た感じで魔力も身体中を通っているから探してみて?」


血液...血液...
体に流れている血液をイメージしてると
おっ! これか?
お腹のあたりで何かが流れているのを感じられ、少しあったかくなった。


「そう! それよ! さすがね。
魔法はそれが出来たら後は正直イメージだけなのよね~。
この世界と人はイメージと言われても分からないから詠唱を使うらしいけど私知らないから~。」


「なぜ、この世界の人は詠唱が必要なんだ?」


「それはねぇ、この世界の人達はイメージが出来ないからなの。
例えば火がなぜ燃えるのかとか。
だから詠唱で補助をしてるの。」


「なるほど、原理が分かれば誰でも無詠唱で魔法を使えるってことか?」 


「そういうことよ♪ まぁ、この世界の人達は頭硬いし無理だと思うけどね~。それより練習ね♪
まず手の上にロウソクぐらいの炎があるイメージをしてみて。」
そう言いながら手の上に炎を出した。


(イメージイメージイメージ…)
俺はロウソクが燃えているイメージをする
ポンッ!
碧の手から炎がでた。
「うおっ! これが魔法か!!」


「そうよ♪それでその炎は魔力を足していけば大きくなるしその大きさのままのイメージで足していくと熱くなっていくわよ。
魔力を1回でたくさん使えば使うほど制御も難しくなるから気を付けてね。」


「わかった、ありがとな!
ほかの魔法もイメージでなんでもできるのか?」


「そうよ、他に聞きたいことはある?」


「特にはないな。」


「じゃぁ私は神界に戻るわね。
あと、何かあったら神手紙コールで言ってくれればするからね♪」


「ありがとな!」


「どういたしまして! 
私たち神は地上には居られないから気を付けてね♪
このダンジョンは私たちの力がたっぷり入っているから大丈夫だけど。」


「わかった、気を付けるよ。」


「うん! じゃーねー♪」
とミュラは光に包まれ消えていった。


〔マスターお疲れ様です。〕


(あぁ、それじゃぁ進むか。)


〔はい、レッツゴーです!〕


(お、おう…、また、頭の中見たのか?)


〔はい、暇でしたし。それに新しい単語も覚えられました!〕


(それは、良かったのか?)


〔はい! では進みましょう!〕


(そうだな!!)
ミュラと別れたあと俺たちはダンジョン攻略に向けて進み出した。


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