最強の女神様が行く!無敵のTS異世界スローライフ!!?
6話 奴隷商人 そして奴隷購入と宿での出来事 (おまけあり)
あれから試験が終わった後で自分はとりあえず街を歩いていた。
えっ?試験が終わった後になんか言われなかったかって?言われはしたが...
「ちょっと明日までには発行するから...待ってくれ...」
と言われた。しかもなんか苦い顔をしながら。まあ了承しながらとりあえず街を歩いている...という事である。ん?あのバカはって?そのあと色々とやられたたよ...色々と...ね...ふふふ...
それと試験の時に獲得扱いになった奥義の説明を見てみたらこうなっていた。
...というかなんでなったんだろうね?
奥義<抜刀:瞬凍牙>
抜刀術による超高速の斬撃と氷魔法の<アイスクラッシュ>を合わせた物であり斬撃後に氷の牙で噛み砕いたのと同時に瞬間凍結させる奥義
わーお...感覚麻痺ってるのかな...普通に見える...まあ今までがおかしかったのか...
「んー...でもやることないわね...」
そんなことを呟きながら歩いていると一つの店が目に入った。
「........」
そう...奴隷を扱っている奴隷店...で合っているのか?まあ良いや。
まあ奴隷を購入出来る店って事だよね。...まあ入ってみたいよねっ!
というわけで入ります。異論は認めん。
そしてドアを開き俺は中に入った。
「いらっしゃいませ」
中に入ると一人の男が挨拶をしてきた。
「奴隷の購入ですか?失礼ですが手持ちがあまり無いようにも見えるのですが...」
「それに関してはあるわ」
そう言いながら袖の下に手を通しとある物を一枚取りだしその受付であろう男に見せる。
「!? 失礼しました...店長を呼ぶので少々お待ちを...」
そう言いながら受付は奥の方に少し小走りで走っていった。何を見せたかって言うと<世界情報閲覧>で見た物を参考に<創造>で創った白銀金貨である。
流石にこれをなんとでもない感じで見せられたら慌てるよね。
そう思いながらさっきに受付の人が戻ってきた。
「お待たせしました。奥の部屋で店長が待っておりますのでお通りください」
そう言われ受付の中を通され中の扉を開けると黒い服を着た男が座っていた。恐らく店長であろう男は立ち上がり、お辞儀をしながら挨拶をしてきた。
「さっきは店員が失礼しました。私はレオと申します。この店の店長をしている者です」
「私はリュウよ。よろしく」
そう言いながら握手を交わし、椅子に座る。
「では早速ですが商談に入りましょうか。リュウ様はどのような奴隷をお求めで?」
「そこなんだけど...見てから決めても構わないかしら?できれば女性を見たいのだけれど」
「成る程...ではこちらへ来てください」
あれ?なんかサクサク進むな。若干なりともなんか言われるかなと思ったのに。
フードも被ってるし。
「ふふ、私は例えどんな人でも礼儀がいい人とちゃんとお金を支払ってくれる人にはこんな感じですよ?」
「それなら店員を何とかしたら?門前払いを貰いかけたわよ」
「ええ...それなら後でちゃんとしときますよ...ふふ...」
若干怖そうな笑みを浮かべながら奴隷部屋に歩いていく。そしてドアの前に立ちレオがドアノブに手をかける。
「ここが奴隷部屋です」
そう言いながらドアを開けて中に入るとそこは...案外綺麗だった。檻の中にベットも一応固そうだがあるしある程度綺麗である。
「意外ですか?ちゃんとストレスを与えないように掃除とかはしているんですよ?」
「へえ...じゃあ見てきていいかしら?」
「ええ、どうぞ」
OKを貰えたので見ていく。
小さい子や綺麗な人もいたがこれと言った人がいないな...と思っていたところで一つの檻に眼が止まった。
身長は低めでボロボロの服を着ている。まだ14才位の子であるが...
(耳が長い...エルフ...?)
そう耳が横に長かった。つまりエルフである。ちなみに髪は金髪だった。
「おやその子ですか。エルフで綺麗なのですがあまり言うことを聞かなくて...」
「...」
そのエルフは無言で俺の眼を見てきた。そして少し見つめ合いながら無言でいたがここで俺が話しかける。
「...君、名前は?」
そう聞いて少しするとそのエルフの娘が口を開いた。
「......ティア」
「!!」
そう、名前を言ってきたのである。その事にレオは眼を見開き驚いていた。
「この子買うわ。いくらかしら?」
「あっはい!その子はエルフであるのとまだ若いことから少し高くなりますので白銀金貨三枚になりますが...」
「じゃあこれで服も見繕ってちょうだい。釣りは要らないわ」
そう言いながら俺は袖の中で白銀金貨四枚を造りレオに渡した。一見すれば袖の中から白銀金貨を出したようにしか見えないはずである。
「わかりました。毎度ありがとうございます。ではその子は奥の方に一回連れていかせてもらいますね。服を着させてきますので」
そう言いながらティアを奥の方に連れていった。
そして約10分後。さっきの商談をしていた部屋に戻っていたのだがドアが開き、レオとティアが戻ってきた。
「お待たせしました」
そしてレオの後ろから入って来たティアはメイド服を着ていた。めっさ可愛い。
「それでは奴隷の証拠ということで奴隷の首輪か腕輪を付けさせるのですが...」
「腕輪で」
これは腕輪で即決である。首輪はなんか嫌だ。寝るときとか苦しいかもだし。
そして付けてもらったあとにティアがこっちに歩いてきて腕輪を付けている右腕を差し出してきた。
「それではその腕輪にリュウ様の血を染み込ませてください。そうすれば主人として腕輪が認識します」
そう言われたので親指の先を少し噛み血を出してから染みさせる。そうすると腕輪が少し赤く光り紋章が浮かび上がった。
「それでティアはリュウ様の物です。これからもご利用を待っていますよ」
そう言われたあと俺はティアを連れて外に出た。そしたらティアからこう言われた。
「...これからよろしくね?ご主人様...」
ぶっちゃけ鼻血出るかと思った。
そして教えてもらった宿に行って一番良い部屋を借りた。風呂付のダブルベットである。
「...ご主人様、お風呂入るの?」
「ええ入るけど、ティアも一緒よ?」
「...良いの?私奴隷なのに...」
「奴隷だからって関係ないわよ?」
「...でも」
「じゃあ主人命令で一緒に風呂に入る事!文句は無しよ」
「...分かった」
という会話をしたあと風呂に一緒に入りティアの体を洗った。まあ体は女でも心は男なので...はい色々と見てたよ...男だもん。何か文句でも?
それとティアにも体を洗ってもらったんだけどティアが俺の胸を見て
「...大きい...」とか言いながら自分の胸をぺたぺた触ってた。
こっこれからだから!
まあそんなことがあったが風呂から上がった後に聞きたいことがあるのでベットに座ってから聞いてみる。
「ねえティア?」
「...なに?ご主人様」
「あなた...精霊と契約してるわね?」
「!?」
そう、さっきからティアの回りで飛んでいる小さい人...というか精霊がいたのである。奴隷部屋で見たときに気付いていたがあそこで聞いたら面倒な事になりそうだったため言わなかっただけで...まあとりあえず話を聞いてみようと思う。
「...ご主人様、いつから気づいていたの?」
「いつから...と言われたら最初からね」
「...そう、だったんだ...」
「しかもその精霊...大精霊ね?青いということは...ウンディーネかしら?」
「...そこまで分かるの?」
「一応ね」
そこまで言った瞬間ウンディーネであろう大精霊が大きくなり成人女性と同じぐらいの体になった。
「そこまで分かっているならティアを解放しなさい。じゃないと...」
「私を殺すのかしら?」
「良く分かっているじゃない。じゃあ解放を...」
「しないわよ?」
「...ねえ聞いていた?」
「聞いてたわよ?でも解放するわけないじゃないだって私専属の戦闘メイドとして育てようとしてたのだからね」
「そう...じゃあ死になさい!」
そう言われたのと同時に魔法を撃たれる。精霊故か強そうだが...
キィン!!
「えっ?」
そう反射して消えたのである。なぜかと言うと俺の着ている<超越女神の和服>(変化状態)の能力で敵性魔法は反射するのである。まあ反射後に即座に消しといたんだが。
「なっ...なんで...私の魔法が...」
「あー私に魔法は効かないわよ?あとティアを見なさい。ついていけてないわよ」
「..........」
そうこのやり取りの間ティアはぼーっとしていたのである。
まあこれは置いとくが...
「ねえウンディーネ?」
「何よ!?」
「そこまで必死になっている理由って...ティアがエンシェントエルフだからかしら?」
「!?なぜそれをっ!!」
だって<ステータス鑑定>をしたら...
<ティア>
種族:エンシェントエルフ
クラス:精霊術師
年齢:14
レベル:21
魔力:2860
攻撃力:73
防御力:48
俊敏力:54
魔攻撃:428
魔防御:581
運:61
<装備>
メイド服
<スキル>
精霊契約、気配察知、魔力察知、魔力回復促進、
<魔法>
風魔法(中級)、水精霊魔法(上級)
<奥義>
現在ありません
<称号>
最後のエンシェントエルフ 大精霊と契約せし者 リュウの奴隷 専属メイド
こうなっていた。というか専属メイドがもう追加されている...さて話を戻すと称号の最後の部分にある最後のエンシェントエルフというのが原因だろう。
<世界情報閲覧>によるとどうやらエンシェントエルフは産まれてくる確率がとても低く、100万分の1も無いらしい。まあそれでこのウンディーネは奴隷から解放させてからエルフの村がある森に帰そうとしていたのだろう。
「答えろっ!どうやって知ったんだ!!」
「どうやってって...普通に<ステータス鑑定>で...」
「ただそれだけじゃ見れないはずなんだ!どうやって覗いた!?」
「えっ?偽造とかの奴やってた?抵抗とか全然なかったけど」
「なっ!抵抗が無かった...だと!?」
んーこれ自分が何者か言った方が良いな。そう思った瞬間ティアが口を開いた。
「...ご主人様って何者?」
「そっそうよ!いったい何者よ!?」
おっとぉまさかティアから聞いてくるとは...これは言わなきゃですねぇ...
「何者かと言われたら私は女神としか言えないけど...」
「.............」
「...........はっ?」
「いやだから女神としか...」
「いやいやいやいや。どんな冗談よ!?」
「冗談じゃないわよ?ステータスの種族見てみる?ほら」
「..............」
完全に二人は固まっていた。いやぁ綺麗に固まってますねぇ。
それから数十分後、再起動したウンディーネは何を恐れたのか綺麗な土下座を決めていた。ティアに関しては「ご主人様...すごい人だった」と眼を輝かせていた。よせやい。照れるじゃないか。
そのあとウンディーネは10分ぐらい土下座を続けていたのでティアの中に戻ってもらった。というか戻れるのか...そしてベットにティアと一緒に入り、その日は眠った。
ここからはあと書きとおまけです。
どうも作者の二次元を夢見る学生です。
あと書きで登場するのは初ですね。ここではちょっとしたことを話していきます。これを書き始めたのは簡単に言うと書いてみたかったからです。いわゆる自己満足ですかね。それでも読んでくれている皆様が楽しんで頂ければ幸いです。
さて自分語りばかりだけではなく本編で登場したオリジナルの魔法と使用された魔法の詳しい説明をしていきます。登場順に書いていくのでよければどうぞ。
<気分沈静化>
対象は一人のみ
効果 対象者の気分を沈静化させ落ち着かせる
ただそれだけだが例えどんな状態でも落ち着かせる事が可能である
だが対象に出来るのが一人だけなので若干使いづらい
<完全修復>
対象は単体から複数可能
効果 対象の物をどんな状態からでも新品同様の状態まで直す事が出来る
汎用性が高いがあくまでも壊れている物を直せるというだけなので出番は少なめだと思われる。...多分。
アイスクラッシュ
対象は範囲型
範囲内の敵を凍らせた後に砕く魔法...なのだが本編では砕いておらず凍らせる効果のみを使っている。また本編の氷の牙は<創造>で創って攻撃に使っただけである。
とりあえず現在はこんな感じです。おまけで書いているので少ないですが読んでくれたなら幸いです。
それと12月4日から12月7日までテストの方に入ってしまいます。そのため次の更新は恐らく12月8日になると思います。気長に待ってくれると幸いです。
これからも最強の女神様が行く!無敵のTS異世界スローライフ!!?をよろしくお願いします。
えっ?試験が終わった後になんか言われなかったかって?言われはしたが...
「ちょっと明日までには発行するから...待ってくれ...」
と言われた。しかもなんか苦い顔をしながら。まあ了承しながらとりあえず街を歩いている...という事である。ん?あのバカはって?そのあと色々とやられたたよ...色々と...ね...ふふふ...
それと試験の時に獲得扱いになった奥義の説明を見てみたらこうなっていた。
...というかなんでなったんだろうね?
奥義<抜刀:瞬凍牙>
抜刀術による超高速の斬撃と氷魔法の<アイスクラッシュ>を合わせた物であり斬撃後に氷の牙で噛み砕いたのと同時に瞬間凍結させる奥義
わーお...感覚麻痺ってるのかな...普通に見える...まあ今までがおかしかったのか...
「んー...でもやることないわね...」
そんなことを呟きながら歩いていると一つの店が目に入った。
「........」
そう...奴隷を扱っている奴隷店...で合っているのか?まあ良いや。
まあ奴隷を購入出来る店って事だよね。...まあ入ってみたいよねっ!
というわけで入ります。異論は認めん。
そしてドアを開き俺は中に入った。
「いらっしゃいませ」
中に入ると一人の男が挨拶をしてきた。
「奴隷の購入ですか?失礼ですが手持ちがあまり無いようにも見えるのですが...」
「それに関してはあるわ」
そう言いながら袖の下に手を通しとある物を一枚取りだしその受付であろう男に見せる。
「!? 失礼しました...店長を呼ぶので少々お待ちを...」
そう言いながら受付は奥の方に少し小走りで走っていった。何を見せたかって言うと<世界情報閲覧>で見た物を参考に<創造>で創った白銀金貨である。
流石にこれをなんとでもない感じで見せられたら慌てるよね。
そう思いながらさっきに受付の人が戻ってきた。
「お待たせしました。奥の部屋で店長が待っておりますのでお通りください」
そう言われ受付の中を通され中の扉を開けると黒い服を着た男が座っていた。恐らく店長であろう男は立ち上がり、お辞儀をしながら挨拶をしてきた。
「さっきは店員が失礼しました。私はレオと申します。この店の店長をしている者です」
「私はリュウよ。よろしく」
そう言いながら握手を交わし、椅子に座る。
「では早速ですが商談に入りましょうか。リュウ様はどのような奴隷をお求めで?」
「そこなんだけど...見てから決めても構わないかしら?できれば女性を見たいのだけれど」
「成る程...ではこちらへ来てください」
あれ?なんかサクサク進むな。若干なりともなんか言われるかなと思ったのに。
フードも被ってるし。
「ふふ、私は例えどんな人でも礼儀がいい人とちゃんとお金を支払ってくれる人にはこんな感じですよ?」
「それなら店員を何とかしたら?門前払いを貰いかけたわよ」
「ええ...それなら後でちゃんとしときますよ...ふふ...」
若干怖そうな笑みを浮かべながら奴隷部屋に歩いていく。そしてドアの前に立ちレオがドアノブに手をかける。
「ここが奴隷部屋です」
そう言いながらドアを開けて中に入るとそこは...案外綺麗だった。檻の中にベットも一応固そうだがあるしある程度綺麗である。
「意外ですか?ちゃんとストレスを与えないように掃除とかはしているんですよ?」
「へえ...じゃあ見てきていいかしら?」
「ええ、どうぞ」
OKを貰えたので見ていく。
小さい子や綺麗な人もいたがこれと言った人がいないな...と思っていたところで一つの檻に眼が止まった。
身長は低めでボロボロの服を着ている。まだ14才位の子であるが...
(耳が長い...エルフ...?)
そう耳が横に長かった。つまりエルフである。ちなみに髪は金髪だった。
「おやその子ですか。エルフで綺麗なのですがあまり言うことを聞かなくて...」
「...」
そのエルフは無言で俺の眼を見てきた。そして少し見つめ合いながら無言でいたがここで俺が話しかける。
「...君、名前は?」
そう聞いて少しするとそのエルフの娘が口を開いた。
「......ティア」
「!!」
そう、名前を言ってきたのである。その事にレオは眼を見開き驚いていた。
「この子買うわ。いくらかしら?」
「あっはい!その子はエルフであるのとまだ若いことから少し高くなりますので白銀金貨三枚になりますが...」
「じゃあこれで服も見繕ってちょうだい。釣りは要らないわ」
そう言いながら俺は袖の中で白銀金貨四枚を造りレオに渡した。一見すれば袖の中から白銀金貨を出したようにしか見えないはずである。
「わかりました。毎度ありがとうございます。ではその子は奥の方に一回連れていかせてもらいますね。服を着させてきますので」
そう言いながらティアを奥の方に連れていった。
そして約10分後。さっきの商談をしていた部屋に戻っていたのだがドアが開き、レオとティアが戻ってきた。
「お待たせしました」
そしてレオの後ろから入って来たティアはメイド服を着ていた。めっさ可愛い。
「それでは奴隷の証拠ということで奴隷の首輪か腕輪を付けさせるのですが...」
「腕輪で」
これは腕輪で即決である。首輪はなんか嫌だ。寝るときとか苦しいかもだし。
そして付けてもらったあとにティアがこっちに歩いてきて腕輪を付けている右腕を差し出してきた。
「それではその腕輪にリュウ様の血を染み込ませてください。そうすれば主人として腕輪が認識します」
そう言われたので親指の先を少し噛み血を出してから染みさせる。そうすると腕輪が少し赤く光り紋章が浮かび上がった。
「それでティアはリュウ様の物です。これからもご利用を待っていますよ」
そう言われたあと俺はティアを連れて外に出た。そしたらティアからこう言われた。
「...これからよろしくね?ご主人様...」
ぶっちゃけ鼻血出るかと思った。
そして教えてもらった宿に行って一番良い部屋を借りた。風呂付のダブルベットである。
「...ご主人様、お風呂入るの?」
「ええ入るけど、ティアも一緒よ?」
「...良いの?私奴隷なのに...」
「奴隷だからって関係ないわよ?」
「...でも」
「じゃあ主人命令で一緒に風呂に入る事!文句は無しよ」
「...分かった」
という会話をしたあと風呂に一緒に入りティアの体を洗った。まあ体は女でも心は男なので...はい色々と見てたよ...男だもん。何か文句でも?
それとティアにも体を洗ってもらったんだけどティアが俺の胸を見て
「...大きい...」とか言いながら自分の胸をぺたぺた触ってた。
こっこれからだから!
まあそんなことがあったが風呂から上がった後に聞きたいことがあるのでベットに座ってから聞いてみる。
「ねえティア?」
「...なに?ご主人様」
「あなた...精霊と契約してるわね?」
「!?」
そう、さっきからティアの回りで飛んでいる小さい人...というか精霊がいたのである。奴隷部屋で見たときに気付いていたがあそこで聞いたら面倒な事になりそうだったため言わなかっただけで...まあとりあえず話を聞いてみようと思う。
「...ご主人様、いつから気づいていたの?」
「いつから...と言われたら最初からね」
「...そう、だったんだ...」
「しかもその精霊...大精霊ね?青いということは...ウンディーネかしら?」
「...そこまで分かるの?」
「一応ね」
そこまで言った瞬間ウンディーネであろう大精霊が大きくなり成人女性と同じぐらいの体になった。
「そこまで分かっているならティアを解放しなさい。じゃないと...」
「私を殺すのかしら?」
「良く分かっているじゃない。じゃあ解放を...」
「しないわよ?」
「...ねえ聞いていた?」
「聞いてたわよ?でも解放するわけないじゃないだって私専属の戦闘メイドとして育てようとしてたのだからね」
「そう...じゃあ死になさい!」
そう言われたのと同時に魔法を撃たれる。精霊故か強そうだが...
キィン!!
「えっ?」
そう反射して消えたのである。なぜかと言うと俺の着ている<超越女神の和服>(変化状態)の能力で敵性魔法は反射するのである。まあ反射後に即座に消しといたんだが。
「なっ...なんで...私の魔法が...」
「あー私に魔法は効かないわよ?あとティアを見なさい。ついていけてないわよ」
「..........」
そうこのやり取りの間ティアはぼーっとしていたのである。
まあこれは置いとくが...
「ねえウンディーネ?」
「何よ!?」
「そこまで必死になっている理由って...ティアがエンシェントエルフだからかしら?」
「!?なぜそれをっ!!」
だって<ステータス鑑定>をしたら...
<ティア>
種族:エンシェントエルフ
クラス:精霊術師
年齢:14
レベル:21
魔力:2860
攻撃力:73
防御力:48
俊敏力:54
魔攻撃:428
魔防御:581
運:61
<装備>
メイド服
<スキル>
精霊契約、気配察知、魔力察知、魔力回復促進、
<魔法>
風魔法(中級)、水精霊魔法(上級)
<奥義>
現在ありません
<称号>
最後のエンシェントエルフ 大精霊と契約せし者 リュウの奴隷 専属メイド
こうなっていた。というか専属メイドがもう追加されている...さて話を戻すと称号の最後の部分にある最後のエンシェントエルフというのが原因だろう。
<世界情報閲覧>によるとどうやらエンシェントエルフは産まれてくる確率がとても低く、100万分の1も無いらしい。まあそれでこのウンディーネは奴隷から解放させてからエルフの村がある森に帰そうとしていたのだろう。
「答えろっ!どうやって知ったんだ!!」
「どうやってって...普通に<ステータス鑑定>で...」
「ただそれだけじゃ見れないはずなんだ!どうやって覗いた!?」
「えっ?偽造とかの奴やってた?抵抗とか全然なかったけど」
「なっ!抵抗が無かった...だと!?」
んーこれ自分が何者か言った方が良いな。そう思った瞬間ティアが口を開いた。
「...ご主人様って何者?」
「そっそうよ!いったい何者よ!?」
おっとぉまさかティアから聞いてくるとは...これは言わなきゃですねぇ...
「何者かと言われたら私は女神としか言えないけど...」
「.............」
「...........はっ?」
「いやだから女神としか...」
「いやいやいやいや。どんな冗談よ!?」
「冗談じゃないわよ?ステータスの種族見てみる?ほら」
「..............」
完全に二人は固まっていた。いやぁ綺麗に固まってますねぇ。
それから数十分後、再起動したウンディーネは何を恐れたのか綺麗な土下座を決めていた。ティアに関しては「ご主人様...すごい人だった」と眼を輝かせていた。よせやい。照れるじゃないか。
そのあとウンディーネは10分ぐらい土下座を続けていたのでティアの中に戻ってもらった。というか戻れるのか...そしてベットにティアと一緒に入り、その日は眠った。
ここからはあと書きとおまけです。
どうも作者の二次元を夢見る学生です。
あと書きで登場するのは初ですね。ここではちょっとしたことを話していきます。これを書き始めたのは簡単に言うと書いてみたかったからです。いわゆる自己満足ですかね。それでも読んでくれている皆様が楽しんで頂ければ幸いです。
さて自分語りばかりだけではなく本編で登場したオリジナルの魔法と使用された魔法の詳しい説明をしていきます。登場順に書いていくのでよければどうぞ。
<気分沈静化>
対象は一人のみ
効果 対象者の気分を沈静化させ落ち着かせる
ただそれだけだが例えどんな状態でも落ち着かせる事が可能である
だが対象に出来るのが一人だけなので若干使いづらい
<完全修復>
対象は単体から複数可能
効果 対象の物をどんな状態からでも新品同様の状態まで直す事が出来る
汎用性が高いがあくまでも壊れている物を直せるというだけなので出番は少なめだと思われる。...多分。
アイスクラッシュ
対象は範囲型
範囲内の敵を凍らせた後に砕く魔法...なのだが本編では砕いておらず凍らせる効果のみを使っている。また本編の氷の牙は<創造>で創って攻撃に使っただけである。
とりあえず現在はこんな感じです。おまけで書いているので少ないですが読んでくれたなら幸いです。
それと12月4日から12月7日までテストの方に入ってしまいます。そのため次の更新は恐らく12月8日になると思います。気長に待ってくれると幸いです。
これからも最強の女神様が行く!無敵のTS異世界スローライフ!!?をよろしくお願いします。
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