最強の女神様が行く!無敵のTS異世界スローライフ!!?

二次元を夢見る学生

2話 追加の創造 そしてTENNPURE

あれから少し歩きながら色々と何をするか考えてた。まあそれでも街に行くことは確定していたので歩きながら新しい剣を創造した位である。
ん?また創ったのかって?
いや...ほら防御系のも欲しいと思ったから...えっ?お前の防御のステータスじゃいらないだろって?HAHAHA気にするな。
というわけでとりあえず創ってみた。今回も神話からの奴だ。
...ただやっぱり名前は少し変わっていた。なんでだろうね?とりあえず説明を見てみる。

<不滅の神聖剣 デュランダル>
神話にてローランが持っていたと言われるデュランダルを超越女神が創ったことによって神器化した聖剣 その剣に斬れぬものは無く決して折れることも消滅することもない聖剣 また神器解放による<不滅にして不壊の聖剣>デュランダルはその刃を突き立てた所から任意の範囲に破壊不可の結界を張ることが出来る これは<約束されし勝利の剣>エクスカリバーでも破ることは出来ない
持続時間は無制限

うん...またやっちまった...
いや...ね?戦闘が出来るかも分からんし念のために防御系がいいなと思ってね?
神話での不滅の聖剣と言われてたデュランダルを創ってみたんだ...そしたらこの結果だよ。
もうチートいいよ...スローライフが欲しいんだよ...でも痛いのやだから仕方ないね。うん。
あとなんかスキルといえば固有スキル的なのはないかなと思ったら出てきたよ。
...いや最初から出しとけよ。まあとりあえずこっちも見てみよう。

<固有スキル>
<不老不死>
<死の超越>
<絶対勝利の方程式>
<超越女神の威光>

...いやうん...もうどこから突っ込めば良いのかな?
とりあえず説明すると<不老不死>はそのままらしい。どうやら神はこのスキルはデフォらしい。そして<死の超越> これは死の概念を越えることにより死ぬことが無くなるらしい。それこそ無に返されそうと復活するそうな。ナニソレコワイ。
だけどその下がおかしい。なんなの?<絶対勝利の方程式>って...とりあえず説明板(仮名)カモーン。

<絶対勝利の方程式>
<神聖剣エクスカリバー>と<神聖剣デュランダル>を所持する者に発現する固有スキル これを持つ限り戦闘時に相手の行動を先読みし、どう動けば良いかが分かるようになる。 また体が追い付かない場合でも自動的に結界を張り受け流すことが出来る このスキルは例え神であろうと適用される

「ou ......」

説明文少ないから少しはましかなと思ったら最後の一文で無駄になったよ...神にも通用するって...
まあいちいちやってたらやってられないのでもうスルーする...ダジャレじゃないよ?えっ?聞いてない?あっそう...
あと<超越女神の威光>はありとあらゆる生命体を絶対服従させれるらしい。
まあ使わないかな...
そういえば<マップ>は俺専用らしい。説明欄の最後に小さくかかれてた...もうちっと大きく書いてもよかったのよ?

というわけで少しまた落ち込みながらも足を進めてると<オールスキル>で一応発動していた<気配察知>に反応があった。<マップ>を見ると点がかなり...というかめっさあった。でも見る限りなんか別れてる。
試しに被害者側を緑 加害者側を赤にしてみたらめっさ赤が多かった。
なにこれ?魔物?
とりあえずこうしちゃいられないので軽く走ってから移動して行く。軽くでもステータスが全てerror であるこの体はそれでもめっさ早く進んだ。というか早すぎ。一秒も経たずに少し前で止まってから気配があった方を見るとなんか旗を掲げている馬車複数とその中で特に大きめの馬車の回りに複数人の騎士が剣を持ちながら魔物を切り裂いてる所だった。でも魔物の数が多すぎる。騎士が30人程度だとするとその50倍はいるよ?あれ。しかもかなり騎士の方が疲弊しているみたいか攻撃を受ける人も多くなってきた。更には奥の方にめっちゃでかい鬼みたいのがいる。何あれ、でかい。
さて...見事にテンプレですが...そこでラノベ好きの俺がどうするかって?...決まってるやん?



SIDE  ミラ

こんにちは。私はミラ。ハインベルグ王国第一王女である者です。歳はあまり教えない方が良いらしいですがまあ15です。
今は父上が過去に一時期王の役目をすっぽかして行ってた街に行くことになったのですが...父上が仕事をすっぽかしていたという事を聞かされた時は驚きました。いつもは真面目なので。まあ父上いわくそのあとは母上にこっぴどく怒られていたらしいです。
まあその話は置いといて今の話をすると、とてもまずい状態です。
帰りの際に突発的なスタンビートが起きたらしく、魔物が大量にいたのです。
ええ...それはもう死ぬ覚悟をしてしまうぐらいに...けれども戦う力を持ち合わせていない私は馬車の中で震えることしか出来ませんでした。

「ミラ...大丈夫だ。きっと騎士が倒してくれる。」

そう心配そうに言ってくるのは私の父上です。でも外から聞こえる音はいつまでたっても止まりません...
そうしていてから少ししていると急に馬車の扉が開いて騎士の一人が入ってきました。確かその人は騎士隊の隊長だった人でした。

「王様!姫様!!伏せてください!!!」

そう隊長が慌てた様子で言ってきたあと、私は父上によって抱き締められながら馬車の床に伏せました。そしてその隊長も一緒に伏せた直後でした。


ドッコォォォォォォォォン!!!


その大きな音が聞こえたのは。そして馬車の上半分が吹き飛んだのは。

「ひぃ....!」

私は泣きそうになりました。なぜなら馬車の上半分が吹き飛ばされたのもあるのでしょうが、その先に災厄級の魔物の一匹として登録されているオーガキングがいたからです。そして回りを見ると隊長以外の騎士の人たちは全員倒れていました。
どうやら辛うじて生きてはいるみたいですがそれでも、もう戦うことは出来ないでしょう...
しかもその後にあったのは絶望だけでした。なぜならまたオーガキングがそのとても巨大な棍棒を振り上げていたからです。
もうこうなっては助かりません。
せめて、死ぬ直前まで悲鳴をあげまいと父上の腕の中でぎゅっと目を瞑りました。



その直後でした。
この絶望としか言えないこの場に美しくはっきりと響き渡る言葉が聞こえたのは。








<不滅にして不壊の聖剣>デュランダル!!」










ガッキィィィィィン!!!


その反響する音が聞こえたのは。


そして目を開けるとそこには巨大な棍棒を降り下ろしかけて何か、透明な板みたいなものに阻まれているオーガキングと...フードを被り、その青く綺麗に光っている剣を地面に突き刺している人がいました。
そしてその人がその青い剣を突き刺した状態で振り返りながらそのフードの中から見える黒い瞳で真っ直ぐ見られながら私はこんな状態なのに綺麗だと思いました。それと同時にはっきりと主張をする大きい胸を見ながら女性だと分かりました。
そしてその綺麗な黒い瞳を持つ女性は最初に聞こえた美しくはっきりと響き渡る声で言ってきました。





「大丈夫かしら?王女様?」


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