魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第13話 殲滅
  俺の指さす方向には300体ほどのオークの群れが来ていた。
 「な!?報告では50体のはずでは!?どう見ても100体以上はいるような・・・・・・」
 「まぁ、大体300体くらいいるな」
 「さ、300体!?そんな・・・・・・こうなったら勇者様達に・・・・・・」
  なんて言ったんだ?最後。それよりも1番厄介なのは・・・・・・オークの群れを襲おうとしてるやつだな。正直、オークの群れなんかよりやばい。まぁ負ける気はしないが、オークの群れに八つ当たりしようとしてた俺の計画が・・・・・・。
 「いや、それよりも何故オークの群れがこちらに来ているかだ。・・・・・・推測するにアイツのせいだろうな」
  《グルルルルァァアアアア!!》
  俺は唸っている奴がいるオークの群れの上空に目を向ける。
 「・・・・・・嘘・・・でしょ・・・」
  俺の視線の先には、まるで空の王者と言わんばかりに空を自由に飛び回りオークの群れを狙っている魔物、ドラゴンがいた。
  しかし、ただのドラゴンならばSランク冒険者やAランク冒険者のパーティがいれば大丈夫だろうが、どこからどう見てもそんじゃそこらのドラゴンよりもでかい。以前戦った竜王よりは少し小さいがそれでも王都レベルなら直ぐに破壊できるだろう。
  いくらなんでもAランク冒険者が1人で太刀打ちできる相手じゃなさそうだな。自重しようと思っていたが国が滅びるよりはマシか。
 「なぁキャサリーノ、あんたアレを倒せそうか?」
 「何言ってるの!?早く逃げるわよ」
  一応聞いていたがやっぱり無理だそうだ。仕方ない、ちょっと憂さ晴らしに付き合ってもらうか。
 「そうだよな・・・・・・。じゃあ俺が行ってくるわ」
 「・・・・・・え?賢人ちゃん、自分で何言ってるか分かってる?」
 「ああ、そこで見ててくれ」
  キャサリーノは当然の反応をしているが俺には関係ない。
 「ちょ、待ちなさい!!って早!!」
  キャサリーノの反応を尻目に俺は走っていく。そして、あっという間にドラゴンの近くまで来た。
 「『【転移】』!!」
  俺は転移魔法でドラゴンの首元に転移した。転移できるのに何故走ったかというとそれは単にそっちの方がカッコイイからだ。
 「なんでいきなり捕まらなきゃいけねぇんだよ!!」
  俺は最もストレスだったことを口にしながらドラゴンの首をフルンティングで一閃する。すると、ドラゴンはこちらに気づく前に首をずらし地面に落下するが俺がアイテムボックスにしまったので空中で消えた。
 「化け物と旅って最悪なんだよ!!」
  そして、またストレスだったことを口にしながら手を下に突き出す。
 「『【シャイニングレイン】』!!」
  ズドドドドドドドド!!
  そして、光の超級魔法の名前を叫ぶと俺の手の前に巨大な光の魔法陣が現れる。そこから名前の通り、光が雨のようにオークの群れを蹂躙した。
 「きゃっ!!」
 「ふぅー、スッキリした!」
  俺は転移魔法で馬車に転移した。その時、馬車の中の女子から可愛い悲鳴が聞こえたので俺としてはドラゴンやオークを倒したことよりも満足だ。
 「ぬわぁっ!!・・・賢人ちゃん、それって転移魔法?それにドラゴンやオークがいないんだけど・・・」
  おい、今絶対男の方出ただろ。ぬわぁっ!!って。
 「ああ、そうだ。ドラゴンとオークは普通に倒したぞ?見てなかったのか?」
 「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
 「・・・・・・賢人ちゃん、あなた何者なの?」
 「それは他人が決めることだろ」
  まぁ、本当のことは言えないから言い訳を考えるのが面倒臭いだけだが。
 「・・・そう。まぁいいわ。あなたのおかげで王都は救われたし、早速王都に行きましょうか」
 「あ、あのぅ!賢人さんでよろしいですか?」
  馬車の中の女子が何故か顔を真っ赤にして俺に尋ねてきた。
 「ああ、そうだが?」
 「い、一緒に王城まで来てくだひゃい!!」
  彼女は最後に噛んでしまい真赤な顔がさらに真っ赤にして俺にそう言ってきた。
  可愛いな・・・・・・じゃない、ちょっと待て、今なんて言った?
 「・・・は?王城?」
 「あっ、申し遅れました!私はアルテミア。アルテミア・リーン・サブレットといって、サブレット王国の第二王女です!!」
 「はああああ!?第二王女!?」
  まさかの王女かよ!?え?これは流石に敬語の方が良いか?
 「賢人ちゃんが驚くのは無理ないけど本当のことよ」
 「すまん・・・・・・じゃない。失礼しました。ケント・ヤカゼです」
 「ふふ、敬語じゃなくて大丈夫ですよ?そして、失礼ですがランクは?」
  微笑んでる顔も可愛いな・・・・・・と、ここは平常心でいかなければ。
 「なら、普通に話すが、さっき登録したばかりだからEランクだ」
 「ほ、本当ですか!?」
 「ええ、私も見てたから本当のことよ」
 「そうですか・・・・・・なら、尚更私と一緒に王城まで来てください。こんなに強い人をEランクに留めておくなんて勿体ないですから。私がお父様に直談判しますから」
  ランクを上げれるなら上げてもらった方が得だよな。よし、そうしよう!!
 「分かった。なら行こう」
  こうして俺達は王城へ向かった。
  にしても俺はランクが上がる神様に愛されてるな~。そんな神様いるかは知らんけど。
 「な!?報告では50体のはずでは!?どう見ても100体以上はいるような・・・・・・」
 「まぁ、大体300体くらいいるな」
 「さ、300体!?そんな・・・・・・こうなったら勇者様達に・・・・・・」
  なんて言ったんだ?最後。それよりも1番厄介なのは・・・・・・オークの群れを襲おうとしてるやつだな。正直、オークの群れなんかよりやばい。まぁ負ける気はしないが、オークの群れに八つ当たりしようとしてた俺の計画が・・・・・・。
 「いや、それよりも何故オークの群れがこちらに来ているかだ。・・・・・・推測するにアイツのせいだろうな」
  《グルルルルァァアアアア!!》
  俺は唸っている奴がいるオークの群れの上空に目を向ける。
 「・・・・・・嘘・・・でしょ・・・」
  俺の視線の先には、まるで空の王者と言わんばかりに空を自由に飛び回りオークの群れを狙っている魔物、ドラゴンがいた。
  しかし、ただのドラゴンならばSランク冒険者やAランク冒険者のパーティがいれば大丈夫だろうが、どこからどう見てもそんじゃそこらのドラゴンよりもでかい。以前戦った竜王よりは少し小さいがそれでも王都レベルなら直ぐに破壊できるだろう。
  いくらなんでもAランク冒険者が1人で太刀打ちできる相手じゃなさそうだな。自重しようと思っていたが国が滅びるよりはマシか。
 「なぁキャサリーノ、あんたアレを倒せそうか?」
 「何言ってるの!?早く逃げるわよ」
  一応聞いていたがやっぱり無理だそうだ。仕方ない、ちょっと憂さ晴らしに付き合ってもらうか。
 「そうだよな・・・・・・。じゃあ俺が行ってくるわ」
 「・・・・・・え?賢人ちゃん、自分で何言ってるか分かってる?」
 「ああ、そこで見ててくれ」
  キャサリーノは当然の反応をしているが俺には関係ない。
 「ちょ、待ちなさい!!って早!!」
  キャサリーノの反応を尻目に俺は走っていく。そして、あっという間にドラゴンの近くまで来た。
 「『【転移】』!!」
  俺は転移魔法でドラゴンの首元に転移した。転移できるのに何故走ったかというとそれは単にそっちの方がカッコイイからだ。
 「なんでいきなり捕まらなきゃいけねぇんだよ!!」
  俺は最もストレスだったことを口にしながらドラゴンの首をフルンティングで一閃する。すると、ドラゴンはこちらに気づく前に首をずらし地面に落下するが俺がアイテムボックスにしまったので空中で消えた。
 「化け物と旅って最悪なんだよ!!」
  そして、またストレスだったことを口にしながら手を下に突き出す。
 「『【シャイニングレイン】』!!」
  ズドドドドドドドド!!
  そして、光の超級魔法の名前を叫ぶと俺の手の前に巨大な光の魔法陣が現れる。そこから名前の通り、光が雨のようにオークの群れを蹂躙した。
 「きゃっ!!」
 「ふぅー、スッキリした!」
  俺は転移魔法で馬車に転移した。その時、馬車の中の女子から可愛い悲鳴が聞こえたので俺としてはドラゴンやオークを倒したことよりも満足だ。
 「ぬわぁっ!!・・・賢人ちゃん、それって転移魔法?それにドラゴンやオークがいないんだけど・・・」
  おい、今絶対男の方出ただろ。ぬわぁっ!!って。
 「ああ、そうだ。ドラゴンとオークは普通に倒したぞ?見てなかったのか?」
 「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
 「・・・・・・賢人ちゃん、あなた何者なの?」
 「それは他人が決めることだろ」
  まぁ、本当のことは言えないから言い訳を考えるのが面倒臭いだけだが。
 「・・・そう。まぁいいわ。あなたのおかげで王都は救われたし、早速王都に行きましょうか」
 「あ、あのぅ!賢人さんでよろしいですか?」
  馬車の中の女子が何故か顔を真っ赤にして俺に尋ねてきた。
 「ああ、そうだが?」
 「い、一緒に王城まで来てくだひゃい!!」
  彼女は最後に噛んでしまい真赤な顔がさらに真っ赤にして俺にそう言ってきた。
  可愛いな・・・・・・じゃない、ちょっと待て、今なんて言った?
 「・・・は?王城?」
 「あっ、申し遅れました!私はアルテミア。アルテミア・リーン・サブレットといって、サブレット王国の第二王女です!!」
 「はああああ!?第二王女!?」
  まさかの王女かよ!?え?これは流石に敬語の方が良いか?
 「賢人ちゃんが驚くのは無理ないけど本当のことよ」
 「すまん・・・・・・じゃない。失礼しました。ケント・ヤカゼです」
 「ふふ、敬語じゃなくて大丈夫ですよ?そして、失礼ですがランクは?」
  微笑んでる顔も可愛いな・・・・・・と、ここは平常心でいかなければ。
 「なら、普通に話すが、さっき登録したばかりだからEランクだ」
 「ほ、本当ですか!?」
 「ええ、私も見てたから本当のことよ」
 「そうですか・・・・・・なら、尚更私と一緒に王城まで来てください。こんなに強い人をEランクに留めておくなんて勿体ないですから。私がお父様に直談判しますから」
  ランクを上げれるなら上げてもらった方が得だよな。よし、そうしよう!!
 「分かった。なら行こう」
  こうして俺達は王城へ向かった。
  にしても俺はランクが上がる神様に愛されてるな~。そんな神様いるかは知らんけど。
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