魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第5話 寿司
  俺は剣の黒い布をとり、銀に染まっていて豪華な装飾がされている鞘を納めたまま二、三度振ってみる。
  やはり、重さは無いのだがそれよりもこの剣自体から意志を感じるする。
 「なあ、これはいくらだ?」
 「本当に使えるとは・・・驚いたな。お代はいらねぇよ。使えるやつなんていないからな」
 「それなら、遠慮なく頂いていくよ。最後に名前を聞いてもいいか?」
  俺は剣をアイテムボックスにしまい、厳つい男に名前を尋ねる。
 「ああ、俺の名前はガンジだ。これでも顔は広い方でな。商人や職人に俺の名前とこの紹介状を渡せば優遇してくれると思うぞ」
  そう言ってガンジはポケットから封筒を渡してきた。
 「すまないな。俺の名前は夜風賢人だ。名前が少し他と違うのは俺が転移者だからだ」
 「ッッ!!・・・ほう、転移者だったのか。転移者は珍しいからな、これからよろしく頼むぜ」
 「ああ。こちらこそ」
 「主様、そろそろ行きますよ」
 「分かった」
  ギギギギィ、バタン。
 「・・・全く、規格外のやつが来たもんだ。ん?・・・選ばれし異界の英雄・・・か」
  ガンジは何か呟いた後、黒い布の中にあった紙を発見する。
  そこには『これを使えしもの現れる時、選ばれし異界の英雄が誕生すべし』と書かれていた。
 「今帰りました」
 「ただいま~」
 「む!賢人!アルラウネ!やっと帰った!」
 「・・・やっと来た・・・遅すぎる・・・」
  俺達はガンジの店を去った後急いで屋敷にもどった。すると、案の定、イオとリコが待っており、機嫌が悪かった。
 「ごめんごめん。はいこれ。イオとリコへのお土産」
  そう言って俺は2つのペンダントをあげた。2つのペンダントは主に銀で出来ていて宝石が埋め込まれている。イオはやんちゃな感じだから赤のを、リコは大人しいイメージだから青の宝石だ。
  ここだけの話、かなり値を張ったが2人のためと思えば安いもんだ。
  決してアルラウネにいい所を見せようとした訳では無い。もちろん、尊敬される主になりたいとかでもないぞ?
 「おお!なんかキレーだな。これ!」
 「・・・綺麗・・・」
  双子は目を輝かせて喜んでくれた。言い忘れていたがどちらも女の子なのでこういったものが嬉しいだろうとアルラウネと一緒に選んだのだ。
 「喜んでもらえて良かったよ」
 「・・・もうご飯を作る・・・何が良い?・・・」
 「私は何でもいいですよ。主様は?」
  食べたいものかぁ~。俺の好物と言ったら・・・・・・ん?まてよ、調味料は地球と同じってナーラが言ってたから。アレ、作れるんじゃね?
 「うーん、そうだな。よし!リコに作ってもらいたい料理があるんだが、多分知らないだろうから一緒に作らないか?」
 「・・・新しい料理、好き。だから、良いよ・・・」
 「よし!じゃあ厨房に行くか」
  そうして俺達は厨房に来た。場所は広間を出て隣の部屋だ。
 「・・・それで?何を作るの?・・・」
 「それはな、寿司という料理だ」
 「・・・すし?・・・」
 「良いか?よく見てろよ」
  俺はキッチンにあった米酢、砂糖、塩をそれぞれ10:3:2弱の割合で混ぜ、炊きたてのご飯につけ、少し経ってから混ぜ始める。ある程度混ぜたら、次に今日ぶらぶらしてる時に見つけた魚を何枚かにおろし、米の上に置く。そしてそれを手のひらに収まるくらいの大きさに握って終了だ。
  ・・・そういえば今日の夜のために魚を買ってきたんだった。アルラウネも気づいてなかったのかな?
 「出来たぞ!さて、これを醤油につけて食べてみろ」
 「・・・うん。モグモグ・・・ッッ!!・・・美味しい・・・」
  何か癒されるなぁ。モグモグって食べて、嬉しそうな表情でニコッと微笑むなんて可愛すぎるだろっ!!
 「それなら良かった。じゃあどんどん作ろうぜ」
  こうして、リコと寿司を作り始めてから約1時間、ずっと握っていた。
  そして、テーブルに運びみんな席に着いた。
 「えっと、主様。また随分と作りましたね・・・?」
 「・・・大丈夫。賢人が食べてくれるから・・・ね?・・・」
 「お、おう!あた、当たり前だ!!」
  のぉぉぉおおおおおおおおお!!
  もぅやだ・・・あんなに食べれないよ・・・。一日に2度もこんなに食べたくないよぉ。
  はっ!リコが不安そうな顔をしている!メチャメチャ食べたくなってきたぁあ!!!
1時間後
 「・・・食ったぞ・・・うぷっ・・・」
 「お、お疲れ様です。主様」
 「ああ・・・・・・もう・・・ダメ」
  カンカンカンカン。試合のゴングが鳴った。
  俺は具合が悪くなり(食いすぎのため)そのままテーブルに伏せた。
 
  やはり、重さは無いのだがそれよりもこの剣自体から意志を感じるする。
 「なあ、これはいくらだ?」
 「本当に使えるとは・・・驚いたな。お代はいらねぇよ。使えるやつなんていないからな」
 「それなら、遠慮なく頂いていくよ。最後に名前を聞いてもいいか?」
  俺は剣をアイテムボックスにしまい、厳つい男に名前を尋ねる。
 「ああ、俺の名前はガンジだ。これでも顔は広い方でな。商人や職人に俺の名前とこの紹介状を渡せば優遇してくれると思うぞ」
  そう言ってガンジはポケットから封筒を渡してきた。
 「すまないな。俺の名前は夜風賢人だ。名前が少し他と違うのは俺が転移者だからだ」
 「ッッ!!・・・ほう、転移者だったのか。転移者は珍しいからな、これからよろしく頼むぜ」
 「ああ。こちらこそ」
 「主様、そろそろ行きますよ」
 「分かった」
  ギギギギィ、バタン。
 「・・・全く、規格外のやつが来たもんだ。ん?・・・選ばれし異界の英雄・・・か」
  ガンジは何か呟いた後、黒い布の中にあった紙を発見する。
  そこには『これを使えしもの現れる時、選ばれし異界の英雄が誕生すべし』と書かれていた。
 「今帰りました」
 「ただいま~」
 「む!賢人!アルラウネ!やっと帰った!」
 「・・・やっと来た・・・遅すぎる・・・」
  俺達はガンジの店を去った後急いで屋敷にもどった。すると、案の定、イオとリコが待っており、機嫌が悪かった。
 「ごめんごめん。はいこれ。イオとリコへのお土産」
  そう言って俺は2つのペンダントをあげた。2つのペンダントは主に銀で出来ていて宝石が埋め込まれている。イオはやんちゃな感じだから赤のを、リコは大人しいイメージだから青の宝石だ。
  ここだけの話、かなり値を張ったが2人のためと思えば安いもんだ。
  決してアルラウネにいい所を見せようとした訳では無い。もちろん、尊敬される主になりたいとかでもないぞ?
 「おお!なんかキレーだな。これ!」
 「・・・綺麗・・・」
  双子は目を輝かせて喜んでくれた。言い忘れていたがどちらも女の子なのでこういったものが嬉しいだろうとアルラウネと一緒に選んだのだ。
 「喜んでもらえて良かったよ」
 「・・・もうご飯を作る・・・何が良い?・・・」
 「私は何でもいいですよ。主様は?」
  食べたいものかぁ~。俺の好物と言ったら・・・・・・ん?まてよ、調味料は地球と同じってナーラが言ってたから。アレ、作れるんじゃね?
 「うーん、そうだな。よし!リコに作ってもらいたい料理があるんだが、多分知らないだろうから一緒に作らないか?」
 「・・・新しい料理、好き。だから、良いよ・・・」
 「よし!じゃあ厨房に行くか」
  そうして俺達は厨房に来た。場所は広間を出て隣の部屋だ。
 「・・・それで?何を作るの?・・・」
 「それはな、寿司という料理だ」
 「・・・すし?・・・」
 「良いか?よく見てろよ」
  俺はキッチンにあった米酢、砂糖、塩をそれぞれ10:3:2弱の割合で混ぜ、炊きたてのご飯につけ、少し経ってから混ぜ始める。ある程度混ぜたら、次に今日ぶらぶらしてる時に見つけた魚を何枚かにおろし、米の上に置く。そしてそれを手のひらに収まるくらいの大きさに握って終了だ。
  ・・・そういえば今日の夜のために魚を買ってきたんだった。アルラウネも気づいてなかったのかな?
 「出来たぞ!さて、これを醤油につけて食べてみろ」
 「・・・うん。モグモグ・・・ッッ!!・・・美味しい・・・」
  何か癒されるなぁ。モグモグって食べて、嬉しそうな表情でニコッと微笑むなんて可愛すぎるだろっ!!
 「それなら良かった。じゃあどんどん作ろうぜ」
  こうして、リコと寿司を作り始めてから約1時間、ずっと握っていた。
  そして、テーブルに運びみんな席に着いた。
 「えっと、主様。また随分と作りましたね・・・?」
 「・・・大丈夫。賢人が食べてくれるから・・・ね?・・・」
 「お、おう!あた、当たり前だ!!」
  のぉぉぉおおおおおおおおお!!
  もぅやだ・・・あんなに食べれないよ・・・。一日に2度もこんなに食べたくないよぉ。
  はっ!リコが不安そうな顔をしている!メチャメチャ食べたくなってきたぁあ!!!
1時間後
 「・・・食ったぞ・・・うぷっ・・・」
 「お、お疲れ様です。主様」
 「ああ・・・・・・もう・・・ダメ」
  カンカンカンカン。試合のゴングが鳴った。
  俺は具合が悪くなり(食いすぎのため)そのままテーブルに伏せた。
 
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