魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第2話 俺は実は規格外!?
 (ああ、俺は人間をやめたのか・・・)
 「おい!それで貴様はなんという種族だ?」
 「ああ、・・・吸血鬼だってよ・・・はぁ」
 「・・・貴様今なんといった・・・」
 「あ?だから吸血鬼だよ!吸血鬼!!真祖というやつな!もう俺、人間やめたってよ!」
 「そ、それは本当か?よもや嘘ではないな?」
 「残念だけど本当だよ!」
 「吸血鬼・・・だと・・・しかも真祖・・・馬鹿な!?」
 「えっと、何か凄いのか?」
 「・・・真偽は分からないが、貴様を配下にするという話はなしだ。貴様にはここで死んでもらう!」
 「・・・おい、冗談だろ?ふざけんなよ!」
 「死に晒せ【カオスニードル】」
 「ぐふっ!」
  ベチャッ!瞬間腹部に衝撃が走る。見ると何か赤黒いものが俺の服にシミを作っている。腹が焼けるように熱い・・・何とか保とうとしたものの俺は口から血を吐き倒れた。
 「・・・死ぬ・・・のか?」
  俺は掠れそうな言葉でそう呟く。
 「いくら吸血鬼とはいえ腹を貫かれたのだ。直に楽になるだろう」
  意識を失いかけたその時、俺はみょうな感覚を覚えた。自分からでた血が体の中に戻って来ると共に自分の体力が回復していくのだ。
  気づくと俺の体の傷は浅くなっていた。
 (ここで騒げば攻撃魔法の使い方を知らない俺はさっきの二の舞だ。ここは1度死んだフリをしよう)
  俺は試しに血液を動かそうとする。すると無事に動かすことができ、あえてその場に血を残した。
 「ふん、息絶えたか・・・ルファス!いるか!」
 「お呼びでしょうか魔王様」
 「ああ、召喚は失敗だ。転移者は殺したから上位の魔物にでも与えろ。きっといい餌になる」
 「かしこまりました。【ウィンド】」
  ゆっくりと俺の体が持ち上がる。なんとも言えない浮遊感があり、アトラクションかなんかにあればきっと大人気だろう。
  カツカツカツ。ルファスは風の当たるどこかへ来た。恐らくベランダかどこかだろう。
 「汚らわしい人間め、せめて我々の糧になるが良い」
 (え?まさか?やめろ!思いとどまれぇぇ!)
  ルファスとか言うやつがそう言うと、突然浮遊感が無くなり俺は落下していった。
 (ああああああああぁぁぁ!!どうすればいいんだよぉぉおお!!)
  ドォォオオオォォン!音だけでもどのくらいの高度なんかがうかがえる。
  俺は体をグチャグチャにしながら意識を失う。そりゃそうだ。Lv.1の奴がめっちゃ高いとこから落ちたんだぞ?吸血鬼じゃなかったら死んでるわ!
  そして、俺の体力は回復した。
 「二・・・ゲン・・・マ・・・ソウ」
 「二・・・ゲ・・・ン・・・コロ・・・ス」
  俺の意識が覚醒すると何かおぞましい声が聞こえる。
  目を開けると鬼のような顔に金棒を持ち、薄い布を着ている化け物が2体いた。
  そうあの異世界での定番モンスターオーガだ。
 「おおお!オーガだぁぁああ!!生だぜ!生オーガ!!」
 「ウ・・・サ・・・イ」
 「二・・・ゲン・・・コロ・・・ス」
  よし!ここは俺の力の見せどころだな!・・・あ!俺今弱いんだった!!やべぇよ!殺されるって!あのオーガだよ!?客観的に見たらくそ強いんだよ!?
 「ガァァァアアア!!」
 ブォン!オーガが金棒をフルスイングする。すると、俺の右半身の感覚が無くなった。
 「っ!ぐあああああああああああ!!」
 (俺は・・・死ぬのか?こんなところで!?くそっ!どうせ死ぬなら一矢報いてやるよ!)
 《血液魔法ブラッドスピア》
  俺の脳裏にそんな言葉が浮かんでくる。
  もうこれを言うしかない。さもなくばなにも出来ず死ぬだけだ。
 「うおお!【ブラッドスピア】!!」
  その瞬間、俺からでた大量の血が巨大な針の形となり2体のオーガを貫く。
 「「グガガァァァ!」」
  ズドォォン!のオーガの巨体が倒れる。
 「はは、マジ・・・かよ・・・」
  バタッ。オーガを倒した直後、俺は意識を手放した。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 「賢人さん!起きてください!」
  誰かが俺を呼んでいる。ああ、俺の見知った人物だ。この可憐な声は。
 「この可憐な声は・・・女神?」
 「冗談を言えるくらいなら大丈夫ですね。あとシルアで結構ですよ」
 「そうか、シルア・・・俺は死んだのか?」
 「いえいえ!ちゃんと生きてますよ。・・・ところでステータスを見せて欲しいんですが・・・」
 「ああ、別にいいぞ。ステータスオープン!」
       
ステータス
名前:夜風  賢人『転移者』
種族:吸血鬼族
年齢:16歳
Lv.:80   /∞
HP  :18000/18000
魔力:580000/580000
筋力:1200
敏捷:18000
属性:火、風、雷、光
        
ユニークスキル:魔眼
血液魔法
アイテムボックス
鑑定【全】
魔法図鑑
スキル:鬼神化
               偽装【極】
加護:女神の加護、精霊神の加護
           
アビリティ:全武器装備
全魔法耐性
経験値補正Lv.1
聖なる者
種族ステータス
血液:3000
スキル:吸血
アビリティ:神に値する吸血鬼の真祖
日光の下を好む者
夜に生きる者
血液タンク
血液自動回復
 「・・・Lv.80!?どういうことだ!?俺はオーガを2体倒しただけだぞ?」
 「それは経験値補正でしょう。ところで賢人さん・・・あなた・・・何者ですか?種族が変わることもそうそうないのに、吸血鬼なんて、ましてや真祖。魔力の量とユニークスキル。全てが規格外です・・・」
 「やっぱりそうなのか・・・おっしゃーー!!」
  ということは俺TUEEEEじゃねえか!
 「おい!それで貴様はなんという種族だ?」
 「ああ、・・・吸血鬼だってよ・・・はぁ」
 「・・・貴様今なんといった・・・」
 「あ?だから吸血鬼だよ!吸血鬼!!真祖というやつな!もう俺、人間やめたってよ!」
 「そ、それは本当か?よもや嘘ではないな?」
 「残念だけど本当だよ!」
 「吸血鬼・・・だと・・・しかも真祖・・・馬鹿な!?」
 「えっと、何か凄いのか?」
 「・・・真偽は分からないが、貴様を配下にするという話はなしだ。貴様にはここで死んでもらう!」
 「・・・おい、冗談だろ?ふざけんなよ!」
 「死に晒せ【カオスニードル】」
 「ぐふっ!」
  ベチャッ!瞬間腹部に衝撃が走る。見ると何か赤黒いものが俺の服にシミを作っている。腹が焼けるように熱い・・・何とか保とうとしたものの俺は口から血を吐き倒れた。
 「・・・死ぬ・・・のか?」
  俺は掠れそうな言葉でそう呟く。
 「いくら吸血鬼とはいえ腹を貫かれたのだ。直に楽になるだろう」
  意識を失いかけたその時、俺はみょうな感覚を覚えた。自分からでた血が体の中に戻って来ると共に自分の体力が回復していくのだ。
  気づくと俺の体の傷は浅くなっていた。
 (ここで騒げば攻撃魔法の使い方を知らない俺はさっきの二の舞だ。ここは1度死んだフリをしよう)
  俺は試しに血液を動かそうとする。すると無事に動かすことができ、あえてその場に血を残した。
 「ふん、息絶えたか・・・ルファス!いるか!」
 「お呼びでしょうか魔王様」
 「ああ、召喚は失敗だ。転移者は殺したから上位の魔物にでも与えろ。きっといい餌になる」
 「かしこまりました。【ウィンド】」
  ゆっくりと俺の体が持ち上がる。なんとも言えない浮遊感があり、アトラクションかなんかにあればきっと大人気だろう。
  カツカツカツ。ルファスは風の当たるどこかへ来た。恐らくベランダかどこかだろう。
 「汚らわしい人間め、せめて我々の糧になるが良い」
 (え?まさか?やめろ!思いとどまれぇぇ!)
  ルファスとか言うやつがそう言うと、突然浮遊感が無くなり俺は落下していった。
 (ああああああああぁぁぁ!!どうすればいいんだよぉぉおお!!)
  ドォォオオオォォン!音だけでもどのくらいの高度なんかがうかがえる。
  俺は体をグチャグチャにしながら意識を失う。そりゃそうだ。Lv.1の奴がめっちゃ高いとこから落ちたんだぞ?吸血鬼じゃなかったら死んでるわ!
  そして、俺の体力は回復した。
 「二・・・ゲン・・・マ・・・ソウ」
 「二・・・ゲ・・・ン・・・コロ・・・ス」
  俺の意識が覚醒すると何かおぞましい声が聞こえる。
  目を開けると鬼のような顔に金棒を持ち、薄い布を着ている化け物が2体いた。
  そうあの異世界での定番モンスターオーガだ。
 「おおお!オーガだぁぁああ!!生だぜ!生オーガ!!」
 「ウ・・・サ・・・イ」
 「二・・・ゲン・・・コロ・・・ス」
  よし!ここは俺の力の見せどころだな!・・・あ!俺今弱いんだった!!やべぇよ!殺されるって!あのオーガだよ!?客観的に見たらくそ強いんだよ!?
 「ガァァァアアア!!」
 ブォン!オーガが金棒をフルスイングする。すると、俺の右半身の感覚が無くなった。
 「っ!ぐあああああああああああ!!」
 (俺は・・・死ぬのか?こんなところで!?くそっ!どうせ死ぬなら一矢報いてやるよ!)
 《血液魔法ブラッドスピア》
  俺の脳裏にそんな言葉が浮かんでくる。
  もうこれを言うしかない。さもなくばなにも出来ず死ぬだけだ。
 「うおお!【ブラッドスピア】!!」
  その瞬間、俺からでた大量の血が巨大な針の形となり2体のオーガを貫く。
 「「グガガァァァ!」」
  ズドォォン!のオーガの巨体が倒れる。
 「はは、マジ・・・かよ・・・」
  バタッ。オーガを倒した直後、俺は意識を手放した。
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 「賢人さん!起きてください!」
  誰かが俺を呼んでいる。ああ、俺の見知った人物だ。この可憐な声は。
 「この可憐な声は・・・女神?」
 「冗談を言えるくらいなら大丈夫ですね。あとシルアで結構ですよ」
 「そうか、シルア・・・俺は死んだのか?」
 「いえいえ!ちゃんと生きてますよ。・・・ところでステータスを見せて欲しいんですが・・・」
 「ああ、別にいいぞ。ステータスオープン!」
       
ステータス
名前:夜風  賢人『転移者』
種族:吸血鬼族
年齢:16歳
Lv.:80   /∞
HP  :18000/18000
魔力:580000/580000
筋力:1200
敏捷:18000
属性:火、風、雷、光
        
ユニークスキル:魔眼
血液魔法
アイテムボックス
鑑定【全】
魔法図鑑
スキル:鬼神化
               偽装【極】
加護:女神の加護、精霊神の加護
           
アビリティ:全武器装備
全魔法耐性
経験値補正Lv.1
聖なる者
種族ステータス
血液:3000
スキル:吸血
アビリティ:神に値する吸血鬼の真祖
日光の下を好む者
夜に生きる者
血液タンク
血液自動回復
 「・・・Lv.80!?どういうことだ!?俺はオーガを2体倒しただけだぞ?」
 「それは経験値補正でしょう。ところで賢人さん・・・あなた・・・何者ですか?種族が変わることもそうそうないのに、吸血鬼なんて、ましてや真祖。魔力の量とユニークスキル。全てが規格外です・・・」
 「やっぱりそうなのか・・・おっしゃーー!!」
  ということは俺TUEEEEじゃねえか!
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コメント
ふにゃんふなゃん15
転生+吸血鬼って中々見ないので新鮮でいいですね!