話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜

カズヤ

領地運営は突然に④

ガリアへやって来て、早いもので2ヶ月が経過しようとしていた。

皆の頑張りのおかげで復興工事は順調に進み、完成まであと少しのところまで来ている。

俺も少し時間が出来てきたのでその時間を使い魔法の練習を行なっている。
イリス様の所で覚えた魔法を試し打ちしてイメージを固める練習である。

その成果は着実に出ており、今では俺の使える系統の魔法はほぼ全て無詠唱での発動が可能となった。

中でも意外だったのが、土系統の魔法である。あまり戦闘では使って来なかった為、使い道を考えた事が無かったのだが、防御系の魔法が非常に多く、壁などを作る事が出来たのだ。

ガリアの周囲は四方が平野となっており、何処から攻められるのか予想するのが難しい。

だから街の周りを壁で囲う必要があったのだが、中途半端な物ではあまり意味がない。
人の手でそれを作るとなると、かなりの日数がかかってしまう為頭を悩ませていたのだが、試しに魔法で壁を作ってみたところ、これがかなり上手くいった。

まぁちょっとだけ気合が入り過ぎて、高さ7m、全長4kmもの巨大な壁になってしまったのだが、防御について十分という事は無いので強固な程良い筈である。

これにより壁に使う予定だった日数と人員が街の建設へ回せた為、かなり工期が短縮出来た。

因みに何処かのおっちょこちょいが掘ってしまった穴も土系統の魔法で修復をしておいた。

工事が終盤に差し掛かってきたの為、後の作業は作業員達に任せて、皆本来の仕事を開始している。

アリシアは街に産業を確立する為、毎日商人達と打合せを行なっている。

キールはギルド開設に向け、本日来る予定の5人を出迎えに行った。

カシンは引き続き人材集めを続行中で、定期報告ではまだまだ少数ではあるが目処が立ちそうだという事を聞いている。

リンは周辺国を回り情報を集めている為、あまり姿を見せないが、あいつなら大丈夫だろう。

そして官僚達5人も自分達の持ち場へ着き、本来の仕事を始めている。

なんとも順調そのものである。

そうこうしていると、キールが5人を連れて戻って来た。

しかしよく見るとキールの他に6人いる事に気付く。

近付いて来てようやくその人物が誰か分かる。

彼らと一緒に来た人物はブランだった。

「異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く