異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜
ゴールドルーキーは突然に25
部屋に入った2人は予想だにしなかった光景を目にする。
いや、正しく言えば2人の内、1人は予想通りの結果だったみたいだ。
「えっ、こ、こんなあっさりと3体の魔人を倒してまうなんて、さっきの爆発魔法といい、あ、兄者は何もんなんでっか?」
魔人1体ですら人間の兵士が束になっても相手にもされない。
それを3体同時に、しかも瞬殺したのだ。
先程の魔法の威力もあきらかに人間の域を優に超えている。
規格外にも程がある。
初めて会った自分よりも強い男。
その強さに惚れ込み一生付いて行こうと決めた。
しかし、この戦いの中でその認識は大きく変わった。
「す、凄い!!兄者凄過ぎます!!
こんなんもう兄貴の相手になる奴なんて、この世の中何処探してもおれへんのとちゃいますか!?」
バカ狼が天井知らずに1人で盛り上がっている。
しかしそんなバカ狼もよくやってくれた。
今回の功労者は俺じゃない。
リンの情報の精度が高かったおかげで作戦通りに事を運べた。
そしてアリシア、カシン、リン、皆が忠実にその作戦を遂行してくれたおかげなのだ。
そのおかげで魔人達は油断した。
自分達の置かれた状況を正確に把握出来なかったから。
ちょっと強い人間が身の程知らずにも自分達に対して攻め込んできた。
恐らくその程度の認識だったのだろう。
普通なら人間なんて自分達に指一本でも触れる事は出来ない。
今まで相手にしてきた人間達は現にそうだった。
その経験が大きな見誤りを生んだ。
その人間は転生者で、女神が作った身体を持ち、更にその女神の特訓を受けていたと知っていたら或いはこの状況は生まれなかったかもしれない。
まぁ正直、俺が心配していたのは軍隊相手って事で、魔人数体はどうにか出来ると思っていたのだが。
それでもこれ程までに楽に勝利出来たのは本当に皆なのおかげだと思う。
「他の所はどうだった?」
バカ狼は放っておいてアリシアに状況を確認する。
「はい。私の方はアンデット数体と戦闘になりましたが、問題ありません。
カシンの方は残念ながら生き残った住人を確認する事は出来なかったようです。
残党ももういないようです。」
そっか。じゃあこれで作戦は終了だな。
「分かった。じゃあ帰るか!」
「「はいっ!」」
いや、正しく言えば2人の内、1人は予想通りの結果だったみたいだ。
「えっ、こ、こんなあっさりと3体の魔人を倒してまうなんて、さっきの爆発魔法といい、あ、兄者は何もんなんでっか?」
魔人1体ですら人間の兵士が束になっても相手にもされない。
それを3体同時に、しかも瞬殺したのだ。
先程の魔法の威力もあきらかに人間の域を優に超えている。
規格外にも程がある。
初めて会った自分よりも強い男。
その強さに惚れ込み一生付いて行こうと決めた。
しかし、この戦いの中でその認識は大きく変わった。
「す、凄い!!兄者凄過ぎます!!
こんなんもう兄貴の相手になる奴なんて、この世の中何処探してもおれへんのとちゃいますか!?」
バカ狼が天井知らずに1人で盛り上がっている。
しかしそんなバカ狼もよくやってくれた。
今回の功労者は俺じゃない。
リンの情報の精度が高かったおかげで作戦通りに事を運べた。
そしてアリシア、カシン、リン、皆が忠実にその作戦を遂行してくれたおかげなのだ。
そのおかげで魔人達は油断した。
自分達の置かれた状況を正確に把握出来なかったから。
ちょっと強い人間が身の程知らずにも自分達に対して攻め込んできた。
恐らくその程度の認識だったのだろう。
普通なら人間なんて自分達に指一本でも触れる事は出来ない。
今まで相手にしてきた人間達は現にそうだった。
その経験が大きな見誤りを生んだ。
その人間は転生者で、女神が作った身体を持ち、更にその女神の特訓を受けていたと知っていたら或いはこの状況は生まれなかったかもしれない。
まぁ正直、俺が心配していたのは軍隊相手って事で、魔人数体はどうにか出来ると思っていたのだが。
それでもこれ程までに楽に勝利出来たのは本当に皆なのおかげだと思う。
「他の所はどうだった?」
バカ狼は放っておいてアリシアに状況を確認する。
「はい。私の方はアンデット数体と戦闘になりましたが、問題ありません。
カシンの方は残念ながら生き残った住人を確認する事は出来なかったようです。
残党ももういないようです。」
そっか。じゃあこれで作戦は終了だな。
「分かった。じゃあ帰るか!」
「「はいっ!」」
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コメント
カズヤ
➡︎ハネシロさん
コメントありがとうございます!
あと誤字のご指摘もありがとうございます。
拙い文章ですが今後も読んで頂けると嬉しいです!