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異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜

カズヤ

ゴールドルーキーは突然に④

「お帰りなさい。どうやらしっかり魔力操作は会得したみたいですね。」

1年前、死んだと思った俺はこの場所で目を覚ました。

その時と同じ様にその女性は優しい笑顔で迎えてくれる。

「あぁ。ただいま。アリシア。」

そう言ってこの1年の成果を見せるべく、俺は人差し指を上に向かって突き立てた。
そして魔法名を口にする。

「ファイヤーボール!」

次の瞬間、人差し指から直径1cm程の小さなファイヤーボールが生成される。

「まぁ!無詠唱まで会得出来たのですね。凄いじゃないですか!」

どんなもんだとばかりに得意げになる。
まぁアリシアにもこの程度の事は出来るのだろうが。

「どうやら特訓の成果はあったみたいですね。じゃあ早速会って頂きたい人達が居ますので付いて来て下さい。」

「会って貰いたい人達?」

「ええ。これから魔族との戦いに備えて、協力者を探しておいたんです。詳しくは道すがらお話ししますので。」

そう言っておもむろに歩き始める。

道中、この1年の報告をアリシアが教えてくれた。

たった1年で人間の都市が5つも落とされた事。

人間の国家も魔族に対して攻勢に出るが、あまり良い結果には繋がっていない事。

これからの活動の為に協力者を得た事。

俺が向こうへ行っている間にアリシアはかなり頑張っていた様だ。

「これから会って頂く人達は魔族によって故郷を滅ぼされ人間の国に逃げて来た方達なんです。
生きていく為に奴隷になって売られていたので事情をお話ししたら協力したいと言って下さったので買いました。」

「人間の国に逃げて来たって、そいつらは人間じゃないのか?」

「ええ。亜人族の方々です。」

この世界に来て人間ではない種族を見るのは初めてだな。
まぁ女神と天使はこの際除外するが。

そうやって話をしながら歩いていると、目の前に街が見えてきた。

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コメント

  • ノベルバユーザー273152

    無詠唱まで会得出来た。より、習得したの方が良いかと思います。

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