ギレイの旅
アナスターの家
儀礼は、ディセードの家で、2階の客室を貸し与えられた。
「風呂や食堂は1階な。研究室は地下と1階。親父の書斎が1階、あとの家族の部屋は2階だ。3階は住み込みの使用人が暮らしてる。」
ディセード簡単に屋敷の中を儀礼に案内した。
屋敷だ。本当に大きくて広い。3階建ての建物。
しかも、住み込みの使用人がいるらしい。
マッシャー家の屋敷も広かったが、負けない位、ディセードの家も広かった。
「ガレージはさっき車止めたから分かるだろうけど、家の北側、研究室と物置にほとんどの機材が揃ってるから使いたいものがあったら言ってくれ。」
最後に儀礼が案内された部屋は、机の上に何台ものパソコンが並べられた『アナザー』の本部基地ディセードの部屋だった。
「すごい! さすが『アナザー』だね。こんなに揃えてるなんて。」
感嘆に大きな声を出した儀礼の口をディセードは慌てて塞ぐ。
「誰に聞かれるか分からない。『アナザー』の名は出すな。家族にも気付かれてないんだ。」
小声でディセードは言った。
「家族にもって、リーシャンにも?」
「当たり前だろう。『アナザー』の正体を知ることは犯罪を黙認することだ。」
厳しい顔をして、ディセードは言った。
「じゃぁ、何でリーシャンはあのうさぎの格好……。」
儀礼の頭の中では、白いうさぎ=穴兎=『アナザー』と繋がっていた。
「別に俺は、『穴兎』のハンドルネームでは何もしてねぇよ。そっちでお前と、『蜃気楼』と知り合ったってことになってる。間違ってないだろう?」
「そうだね。僕もうさぎもただの一般人だった。」
楽しそうに頷いて、儀礼はくすくすと笑う。
「いや、お前は5歳の時から異常だったとは思うぞ。」
「父さんのパソコン勝手に使っちゃったからね。」
機械文明の後れたドルエドで、最新技術を操る子供はまず、いないだろう。
くすくすと儀礼は笑うが、そこじゃない、とディセードは思う。
次々と大人の読むような本の中味を理解して、吸収していったその頭脳だ。
が、本人は未だに気付いていないらしい。
『Sランク』に関しても、儀礼は未だに祖父、修一郎の功績だと思っているようだった。
管理局も、世間ももう、「ギレイ・マドイ」という人物を『Sランク』たる人物だと認識しているというのに。
ディセードの部屋で満足するだけの情報収集を行った儀礼は、次に、車の整備へと乗り出した。
「手伝おうか?」
ディセードは道具を取り出す儀礼を見て腕まくりをする。
「ありがとう。でも大丈夫だよ。慣れてるから。」
いいながら、ボンネットを開き、儀礼は車の整備に取り掛かる。
「なら、プログラムの方、見てやるよ。長く動いてるからそろそろ修正が必要だろ。」
ガレージにあるパソコンに愛華をつなぎ、ディセードは素早い指の動きで操作を始める。
「ありがとう。」
一流のプログラマーに見てもらえる機会はそうない。
大切な愛華を守るために手を貸してくれる友人に儀礼は嬉しそうに微笑む。
「本当に、実はお前が女だったらな。」
薄暗いガレージで二人きりの作業、どうでもいい事のようにディセードはぼやく。
「僕もうさぎが女だったらなって考えたことはあるよ。いろいろ諦めたけど。」
何年もメッセージの交換を行ってきた相手が、実は異性であったなら、ちょっとした楽しみがあるものだが、女性の水着画像を送ってきたり、実際の声で話しかけてきたり、儀礼は穴兎が男であることをすでに確信していた。
「ありがとう。」
思い出したように儀礼は言う。
「ああ、いいって。『蜃気楼』の無事は俺の無事にも繋がるからな。」
愛華の整備を手伝う事への感謝だと思いディセードは言う。
「そうじゃなくて。……祖父ちゃんが死んじゃった時、慰めてくれてありがとう。ずっと、直接言いたかった。」
真剣な顔で儀礼はディセードに向き合う。
「ああ。そのことか。俺もな、心配したんだ……。」
どこか照れた様にディセードは頭をかく。
「元気そうで良かった。」
しんみりとしてしまった空気を打ち消すように、ディセードは儀礼の頭を撫でた。
「うん。……それでさ、白、『シャーロット』のことなんだけど、追っ手はどうなってる?」
真剣な顔で儀礼は続ける。
元気でいられる儀礼を、上書きしている危険な情報。
「今の所は抑えられてる。お前の護衛たちの働きのおかげだな。『花巫女』はその件とは本当に無縁だったんだな?」
「うん、花巫女の『視る』力は祝のもの。えっとつまり、予知能力とか、そういうのが近いんだ。それもすごく現実に近く視れる。『花巫女』の能力の高さはシエンの歴史に出てきた祝の者の中でも特に高いと思う。」
過去の記憶を呼び起こし、車の整備を続けながら儀礼は言う。
「未来を視る能力か、本物の占い師ってわけか。それなら一流の呼ばれるのも頷けるな。力は借りられないのか?」
何気なく言ったのであろうディセードの言葉に、儀礼は思わず口元を押さえる。
「えっと。……やっぱりちょっと、いろいろ危険が……。『花巫女』は薬品も扱うし、僕の情報も狙ってる。なるべくなら本当に危機に陥った時の手としておきたいかな。」
顔を赤くしながら答える儀礼に、ディセードはなんとなく事情をのみこむ。
「『花巫女』は美女だって聞くもんな。一部では体を売って情報を得ることもあるとか。」
「綺麗な人だけど、ちょっと、危ない感じはする。油断できない。」
「ふむ。『蜃気楼』は女に弱いと。」
くくくっと、ディセードは笑った。
その後、夕食の時間になったので、ディセードは手元のパソコンの作業を一時中断させる。
「ギレイ、夕食だ。」
「僕、後ちょっとだから、先に行っててくれる?」
真剣な表情で、愛華のパーツを組み立てながら、儀礼は言う。
その額からは冬だと言うのに汗が滴り落ちていく。
答えた返答はおそらく、上の空だ。
「ギレイ。お前が作業の途中で飯も食わないってのはよく知ってるんだ。ほら、行くぞ。続きは明日だ。預かった手前、飯も食わせず徹夜させましたじゃ、『黒獅子』に申し訳が立たない。」
ディセードは無理やりに儀礼を車から引き剥がしにかかった。
「何で獅子なんだよ。」
不満そうに儀礼は作業を続けようと踏ん張る。
「今はもう、お前の保護者みたいなものだろう。でなけりゃ、本当に両親に申し訳ないって言い直すか?」
「わかったよ。ごめん。つい夢中になっちゃって。愛華、待っててね。」
腕から力を抜くと、儀礼は車へと声をかけ、その後、おとなしくディセードの後ろについて歩き出した。
「管理局にいるつもりになってた。穴兎の家なのにね。すごいね、この設備。羨ましい。」
そのガレージを見回し、にっこりと笑って儀礼は言う。
「お前、自分がその気になれば、これよりずっとでかい研究施設を持てるって自覚あるか? ないな、その顔は。」
きょとんとした顔の儀礼の顔を見て、ディセードは苦笑する。
儀礼の持つ『Sランク』は国家レベルの研究施設を持つことを当然のように許されているのだ。
夕食の席には先にリーシャンが着いていた。
「お父さんもお母さんも、トラヴィスも、今日は外で食べてくるって。だから、三人だけね。一緒に食べましょう。」
食堂へと入ってきた儀礼たちに向かってリーシャンが朗らかに笑う。
「うわぁー、すごい。おいしそう。」
儀礼はテーブルの上に並んだご馳走に目を丸くして歓声を上げた。
食材は野菜中心で、儀礼の好きなものが多く並べられていたのだ。
「私が作ったのよ。兄さんも、ギレイも、肉が好きでないなんて、珍しいわよね。」
家に帰るなり姿を消していたリーシャンは、儀礼たちのためにわざわざメニューを考えて、この夕食の準備をしていてくれたらしい。
「ありがとう、リーシャン。すごくおいしそう。すごいね、これ、みんな作ってくれたの?」
「ちょっとは手伝ってもらったんだけどね。自分で食べるものは私は自分で作りたい主義なの。冒険者として、長期の仕事に出るときにはどうしてもそうなるでしょう。だから、普段から練習しておかなくちゃ。」
にっこりとリーシャンは笑う。
「それにしても、肉嫌いなんて、やっぱりギレイも普段から、兄さんみたいに部屋にこもってばかりなんでしょう。」
ふふっと笑って、リーシャンは儀礼を見た。
その言葉を否定できず、儀礼は困ったように苦笑してしまった。
「いや、な、リーシャン。こいつの話を聞いてると、肉なんて食えなくなるって、まじで。言わないけどな。ましてや食事中には。」
口元を押さえ、若干顔色を悪くして、ディセードが言った。
儀礼はどうやら、こんなところでも穴兎に迷惑をかけていたらしい。
「風呂や食堂は1階な。研究室は地下と1階。親父の書斎が1階、あとの家族の部屋は2階だ。3階は住み込みの使用人が暮らしてる。」
ディセード簡単に屋敷の中を儀礼に案内した。
屋敷だ。本当に大きくて広い。3階建ての建物。
しかも、住み込みの使用人がいるらしい。
マッシャー家の屋敷も広かったが、負けない位、ディセードの家も広かった。
「ガレージはさっき車止めたから分かるだろうけど、家の北側、研究室と物置にほとんどの機材が揃ってるから使いたいものがあったら言ってくれ。」
最後に儀礼が案内された部屋は、机の上に何台ものパソコンが並べられた『アナザー』の本部基地ディセードの部屋だった。
「すごい! さすが『アナザー』だね。こんなに揃えてるなんて。」
感嘆に大きな声を出した儀礼の口をディセードは慌てて塞ぐ。
「誰に聞かれるか分からない。『アナザー』の名は出すな。家族にも気付かれてないんだ。」
小声でディセードは言った。
「家族にもって、リーシャンにも?」
「当たり前だろう。『アナザー』の正体を知ることは犯罪を黙認することだ。」
厳しい顔をして、ディセードは言った。
「じゃぁ、何でリーシャンはあのうさぎの格好……。」
儀礼の頭の中では、白いうさぎ=穴兎=『アナザー』と繋がっていた。
「別に俺は、『穴兎』のハンドルネームでは何もしてねぇよ。そっちでお前と、『蜃気楼』と知り合ったってことになってる。間違ってないだろう?」
「そうだね。僕もうさぎもただの一般人だった。」
楽しそうに頷いて、儀礼はくすくすと笑う。
「いや、お前は5歳の時から異常だったとは思うぞ。」
「父さんのパソコン勝手に使っちゃったからね。」
機械文明の後れたドルエドで、最新技術を操る子供はまず、いないだろう。
くすくすと儀礼は笑うが、そこじゃない、とディセードは思う。
次々と大人の読むような本の中味を理解して、吸収していったその頭脳だ。
が、本人は未だに気付いていないらしい。
『Sランク』に関しても、儀礼は未だに祖父、修一郎の功績だと思っているようだった。
管理局も、世間ももう、「ギレイ・マドイ」という人物を『Sランク』たる人物だと認識しているというのに。
ディセードの部屋で満足するだけの情報収集を行った儀礼は、次に、車の整備へと乗り出した。
「手伝おうか?」
ディセードは道具を取り出す儀礼を見て腕まくりをする。
「ありがとう。でも大丈夫だよ。慣れてるから。」
いいながら、ボンネットを開き、儀礼は車の整備に取り掛かる。
「なら、プログラムの方、見てやるよ。長く動いてるからそろそろ修正が必要だろ。」
ガレージにあるパソコンに愛華をつなぎ、ディセードは素早い指の動きで操作を始める。
「ありがとう。」
一流のプログラマーに見てもらえる機会はそうない。
大切な愛華を守るために手を貸してくれる友人に儀礼は嬉しそうに微笑む。
「本当に、実はお前が女だったらな。」
薄暗いガレージで二人きりの作業、どうでもいい事のようにディセードはぼやく。
「僕もうさぎが女だったらなって考えたことはあるよ。いろいろ諦めたけど。」
何年もメッセージの交換を行ってきた相手が、実は異性であったなら、ちょっとした楽しみがあるものだが、女性の水着画像を送ってきたり、実際の声で話しかけてきたり、儀礼は穴兎が男であることをすでに確信していた。
「ありがとう。」
思い出したように儀礼は言う。
「ああ、いいって。『蜃気楼』の無事は俺の無事にも繋がるからな。」
愛華の整備を手伝う事への感謝だと思いディセードは言う。
「そうじゃなくて。……祖父ちゃんが死んじゃった時、慰めてくれてありがとう。ずっと、直接言いたかった。」
真剣な顔で儀礼はディセードに向き合う。
「ああ。そのことか。俺もな、心配したんだ……。」
どこか照れた様にディセードは頭をかく。
「元気そうで良かった。」
しんみりとしてしまった空気を打ち消すように、ディセードは儀礼の頭を撫でた。
「うん。……それでさ、白、『シャーロット』のことなんだけど、追っ手はどうなってる?」
真剣な顔で儀礼は続ける。
元気でいられる儀礼を、上書きしている危険な情報。
「今の所は抑えられてる。お前の護衛たちの働きのおかげだな。『花巫女』はその件とは本当に無縁だったんだな?」
「うん、花巫女の『視る』力は祝のもの。えっとつまり、予知能力とか、そういうのが近いんだ。それもすごく現実に近く視れる。『花巫女』の能力の高さはシエンの歴史に出てきた祝の者の中でも特に高いと思う。」
過去の記憶を呼び起こし、車の整備を続けながら儀礼は言う。
「未来を視る能力か、本物の占い師ってわけか。それなら一流の呼ばれるのも頷けるな。力は借りられないのか?」
何気なく言ったのであろうディセードの言葉に、儀礼は思わず口元を押さえる。
「えっと。……やっぱりちょっと、いろいろ危険が……。『花巫女』は薬品も扱うし、僕の情報も狙ってる。なるべくなら本当に危機に陥った時の手としておきたいかな。」
顔を赤くしながら答える儀礼に、ディセードはなんとなく事情をのみこむ。
「『花巫女』は美女だって聞くもんな。一部では体を売って情報を得ることもあるとか。」
「綺麗な人だけど、ちょっと、危ない感じはする。油断できない。」
「ふむ。『蜃気楼』は女に弱いと。」
くくくっと、ディセードは笑った。
その後、夕食の時間になったので、ディセードは手元のパソコンの作業を一時中断させる。
「ギレイ、夕食だ。」
「僕、後ちょっとだから、先に行っててくれる?」
真剣な表情で、愛華のパーツを組み立てながら、儀礼は言う。
その額からは冬だと言うのに汗が滴り落ちていく。
答えた返答はおそらく、上の空だ。
「ギレイ。お前が作業の途中で飯も食わないってのはよく知ってるんだ。ほら、行くぞ。続きは明日だ。預かった手前、飯も食わせず徹夜させましたじゃ、『黒獅子』に申し訳が立たない。」
ディセードは無理やりに儀礼を車から引き剥がしにかかった。
「何で獅子なんだよ。」
不満そうに儀礼は作業を続けようと踏ん張る。
「今はもう、お前の保護者みたいなものだろう。でなけりゃ、本当に両親に申し訳ないって言い直すか?」
「わかったよ。ごめん。つい夢中になっちゃって。愛華、待っててね。」
腕から力を抜くと、儀礼は車へと声をかけ、その後、おとなしくディセードの後ろについて歩き出した。
「管理局にいるつもりになってた。穴兎の家なのにね。すごいね、この設備。羨ましい。」
そのガレージを見回し、にっこりと笑って儀礼は言う。
「お前、自分がその気になれば、これよりずっとでかい研究施設を持てるって自覚あるか? ないな、その顔は。」
きょとんとした顔の儀礼の顔を見て、ディセードは苦笑する。
儀礼の持つ『Sランク』は国家レベルの研究施設を持つことを当然のように許されているのだ。
夕食の席には先にリーシャンが着いていた。
「お父さんもお母さんも、トラヴィスも、今日は外で食べてくるって。だから、三人だけね。一緒に食べましょう。」
食堂へと入ってきた儀礼たちに向かってリーシャンが朗らかに笑う。
「うわぁー、すごい。おいしそう。」
儀礼はテーブルの上に並んだご馳走に目を丸くして歓声を上げた。
食材は野菜中心で、儀礼の好きなものが多く並べられていたのだ。
「私が作ったのよ。兄さんも、ギレイも、肉が好きでないなんて、珍しいわよね。」
家に帰るなり姿を消していたリーシャンは、儀礼たちのためにわざわざメニューを考えて、この夕食の準備をしていてくれたらしい。
「ありがとう、リーシャン。すごくおいしそう。すごいね、これ、みんな作ってくれたの?」
「ちょっとは手伝ってもらったんだけどね。自分で食べるものは私は自分で作りたい主義なの。冒険者として、長期の仕事に出るときにはどうしてもそうなるでしょう。だから、普段から練習しておかなくちゃ。」
にっこりとリーシャンは笑う。
「それにしても、肉嫌いなんて、やっぱりギレイも普段から、兄さんみたいに部屋にこもってばかりなんでしょう。」
ふふっと笑って、リーシャンは儀礼を見た。
その言葉を否定できず、儀礼は困ったように苦笑してしまった。
「いや、な、リーシャン。こいつの話を聞いてると、肉なんて食えなくなるって、まじで。言わないけどな。ましてや食事中には。」
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