ギレイの旅
砂漠の本拠地
儀礼が案内されたのは、砂漠の中に建つ、城のような壊れかけた巨大な屋敷だった。
「ここが、今のあたしたちの本部だ。人里からは、離れている。襲われても周囲に迷惑はかからないだろ。」
笑うようにクリームが言った。
「襲わせないけどね。」
真剣な儀礼の言葉に、意外そうにクリームはその顔を眺める。
「マフレに聞いたよ。ここ、クリームの家だったんでしょ。子供の頃の。壊させたりなんてしないから。」
にっこりとわらって、儀礼は言う。
「いや、半壊してるのは、あたしの父が『砂神の剣』を振り回した時の物なんだけどな……。」
苦笑のような、ためらう口調でクリームは言った。
「機嫌が悪くなると家に当たっていたらしい。修練場だった方はもっと砂漠だぞ。」
くすくすと、どこか楽しそうにクリームは笑った。
それは、否定しているのではなく、クリームにとっては、思い出した大切な記憶なのだろう。
それから、儀礼はクリームに案内されて、殺人鬼ではなくなった男の元を訪れた。
「あの、蒼刃剣について、何か『いわれ』みたいなものって、聞いたことないですか?」
背の高い、頬のこけた男に儀礼は問いかける。
「二振りが双剣ではないとは聞いたが、詳しいことまでは知らんな。父も智に高い人間ではなかった。」
思い出す様に眉間にしわを作りながら、ヒガは言う。
「ああ、一対であると言っていた気がする。対は対応する、呼応すると言う意味がある、と。俺が使っていたのは、『早く俺と同じほどに強くなれ』と父に渡された剣だった。」
「対。」
考えるように儀礼は口元に拳を当てる。
剣の中に隠されたように仕込まれた魔法陣が、対になり呼応するものなのだとしたら、二本の蒼刃剣を揃え、陣を発動させた時に、何かが起こる。
いや、「何か」はもう、確定している。
そしてその奇跡はすでに一度、ヒガの目の前で起こっていることだった。
「その、お父さんの方の蒼刃剣の資料を、魔法陣に詳しい人に見せてもいいですか?」
真剣な顔で、儀礼はヒガへと問う。
ヒガに渡す前に、儀礼は父親の方の蒼刃剣も解析装置にかけた。
その時に確かに、欠けた魔法陣の形が現れたのだが、それは、ヒガの使っていた蒼刃剣の陣とは、少し違うように思えた。
二つの剣が対であるなら、二種類の魔法陣も対である可能性が高く、その二つの欠けた魔法陣を組み合わせてできる魔法陣の結果は、……出ている。
「あの、急いでないんで答えは今度でもいいです。せっかく来たのでクリーム、この本部の中見学してもいい?」
にっこりと笑って、儀礼は歩き出した。
(出来上がる魔法陣の結果は死者を蘇らせるもの? それともただ操るもの? それは、完成させていいものなのか……僕にはわからない。)
考えた結果は、あまりにも途方もない古代の技術だった。
なので、儀礼は問題を先送りすることにした。
それをユートラスが狙っていて、半分成功させていることも事実なので、あまり引き伸ばすことはできないが、少なくとも、もう一本の蒼刃剣を修復させるまでは、ユートラスも手を出そしてくる気がないのではいか、と儀礼には思えた。
古代の剣を作り出す技術はまだ、現代には蘇っていない。
「ヒガさん、もうしばらく影での行動でもいい?」
歩き出そうとして、儀礼は振り返ってヒガに確認した。
ヒガの居場所がユートラスにばれるのは、あまりいい状況ではない。
このクリームたちの組織がヒガの隠れ蓑となり、ヒガの力は組織の力として発揮される。
「かまわん。必要な時には言え。」
蒼刃剣を示して、全てを読み取ったかのようにヒガはそう答えた。
クリームたちが本部として構えた場所は、本当に砂漠のような地帯にある。
周囲に他の建物はなく、この大きな建物が唯一の建造物で、目印のようだった。
あまり遠くに行き過ぎたら野垂れ死にそうな広さの砂漠だ。
とはいえ、所々に草木が生えているので、本当に死ぬことはないだろう。
「昔は、ここまで砂に埋もれちゃいなかったんだがな。何年も放っといたからこうなったんだろう。周囲の砂の半分位は父が作り出したものだ」
呆れたような口調でクリームは言った。
「訓練だとか言ってな。それをあたしはじっと見てたんだ。」
懐かしいものを見ているようにクリームは砂の山を見る。
次に案内されたのは、修練場とクリームが呼んでいる所だった。
壁が半分以上壊れていて、屋根も欠けている。
床は砂神の剣の作り出す独特な砂で、埋まっていた。
雨風を、凌ぐこともできそうにない場所。
「まだ、修理中なんだ。こっちは。だが、体を動かすことはできる。」
「おい、ゼラード、何だそいつ。またよそ者連れて来たのか?」
突然そこにいた、小さな少年がクリームへと話しかけてきた。
声や口調からすると12、3才くらいだろうか。
しかし、儀礼よりもずっと背が低い。
思わず、儀礼はその少年を抱きしめていた。
「おい、なんだよこいつ。何で急に抱きついてくんだよ。ゼラード!」
何とかしろと、少年がクリームに文句を言う。
クリームは、儀礼の行動をぽかんと眺めているだけだった。
「痛くない?」
次に儀礼の聞いた言葉に、クリームと少年が驚いたように眼を開いた。
「……何で。」
ポツリと、低い小さな声で少年が言った。殺気だった怒りが儀礼の肌を焼く。
「ちょっと見れば、わかるよ。足。」
少年の足は、足首から下がなかった。その分、身長が儀礼よりも低くなっていたのだ。
「くつはいて、ズボンで隠してんだ、分かるわけねぇだろ。ゼラードにでも聞いてたのか? 偉い学者さんの同情か?」
皮肉ったように少年は言う。
「いい義足作る知り合いがいるよ。調子に乗るといろいろと変な機能付けちゃうけど。隠し刃とか、盗聴器とか、でも腕は確かだから。痛くないものちゃんと作れるよ。成長に合わせて面倒見てくれるから。」
「痛くねぇよ。」
儀礼の言葉に驚いたように、けれど、疑うようにしながらも、少年の怒りは収まっていく。
「痛くないわけないよ。傷自体は古いものなんだろうけど、そのくつだとサイズが合ってない。そんな風に布を巻くだけじゃ、固定できないでしょう。もしかして、動く時は、ほとんど裸足? 本当に怪我するよ。砂漠の砂は焼けるだろうし。」
儀礼の言葉に、いらいらしたように、少年の顔が赤くなっていく。
「おい、ゼラード! こいつ何なんだよ。新手の義足の押し売り屋か?!」
目の前の人物を相手にしても仕方がないと思ったようで、少年は、儀礼ではなく、クリームに問いかける。
「……『蜃気楼だ』。」
面白がるように言葉を溜めてから、クリームは言った。
その瞬間の少年の顔は見ものだった。
驚き、疑い、戸惑い、様々なものが複雑にその表情に表れていた。
「確かに、茶色い目に、金髪に、白衣だけど、そんなこと言ったら誰でもそう言えるじゃないか。こいつのどこが最高峰の研究者、Sランクの『蜃気楼』だって言うんだよ。」
怒鳴るように少年が言うので、儀礼は懐から自分のライセンスを取り出して見せた。
「信じた?」
首を傾げて儀礼は少年へと問いかける。
「うっ、うそだっ。……世の中間違ってるっ!!」
少年は、壊れた天井の隙間から空に向かって大声で叫んだ。
「うん。本当にね。子供がこんな怪我をして放置されるなんて、世の中、間違ってる。もっと早くに手当てすれば、足、残せただろうに。」
悔しそうな奥歯を噛み締めた表情で、儀礼は再び少年の足を見た。
「……っ。俺は、トウイだ。そんな顔、……しなくていい。俺はこれで満足してる。十分動けるし、相手は俺を子供と思って油断するしな。」
事実、すでにトウイはそれをハンデだとは思っていなかった。
十分に仕事に活用できたので、有利にすら思っていたのだ。
なのに、その『蜃気楼』は、トウイの靴をあっという間に、勝手に改造してしまった。
「どう? 痛くないでしょ。」
にっこりと笑う姿は、少女のような微笑み。
「お前、ばかか。自分の装備壊して、俺の靴なんて作って。」
儀礼は白衣の下の衝撃吸収材を切り崩して、トウイの足のサイズに合わせた。
それだけでなく、靴には色々と仕掛けが付随されているのだが……。
「新手の武器屋かよ……。」
ポツリと、自分の装備となった靴を確かめてトウイが言った。
「諦めろ。こういう奴だ。」
完全に、何かを諦めたかのような脱力した声で、クリームがトウイを宥めていた。
儀礼にはまったく、意味の分からない会話だった。
「ここが、今のあたしたちの本部だ。人里からは、離れている。襲われても周囲に迷惑はかからないだろ。」
笑うようにクリームが言った。
「襲わせないけどね。」
真剣な儀礼の言葉に、意外そうにクリームはその顔を眺める。
「マフレに聞いたよ。ここ、クリームの家だったんでしょ。子供の頃の。壊させたりなんてしないから。」
にっこりとわらって、儀礼は言う。
「いや、半壊してるのは、あたしの父が『砂神の剣』を振り回した時の物なんだけどな……。」
苦笑のような、ためらう口調でクリームは言った。
「機嫌が悪くなると家に当たっていたらしい。修練場だった方はもっと砂漠だぞ。」
くすくすと、どこか楽しそうにクリームは笑った。
それは、否定しているのではなく、クリームにとっては、思い出した大切な記憶なのだろう。
それから、儀礼はクリームに案内されて、殺人鬼ではなくなった男の元を訪れた。
「あの、蒼刃剣について、何か『いわれ』みたいなものって、聞いたことないですか?」
背の高い、頬のこけた男に儀礼は問いかける。
「二振りが双剣ではないとは聞いたが、詳しいことまでは知らんな。父も智に高い人間ではなかった。」
思い出す様に眉間にしわを作りながら、ヒガは言う。
「ああ、一対であると言っていた気がする。対は対応する、呼応すると言う意味がある、と。俺が使っていたのは、『早く俺と同じほどに強くなれ』と父に渡された剣だった。」
「対。」
考えるように儀礼は口元に拳を当てる。
剣の中に隠されたように仕込まれた魔法陣が、対になり呼応するものなのだとしたら、二本の蒼刃剣を揃え、陣を発動させた時に、何かが起こる。
いや、「何か」はもう、確定している。
そしてその奇跡はすでに一度、ヒガの目の前で起こっていることだった。
「その、お父さんの方の蒼刃剣の資料を、魔法陣に詳しい人に見せてもいいですか?」
真剣な顔で、儀礼はヒガへと問う。
ヒガに渡す前に、儀礼は父親の方の蒼刃剣も解析装置にかけた。
その時に確かに、欠けた魔法陣の形が現れたのだが、それは、ヒガの使っていた蒼刃剣の陣とは、少し違うように思えた。
二つの剣が対であるなら、二種類の魔法陣も対である可能性が高く、その二つの欠けた魔法陣を組み合わせてできる魔法陣の結果は、……出ている。
「あの、急いでないんで答えは今度でもいいです。せっかく来たのでクリーム、この本部の中見学してもいい?」
にっこりと笑って、儀礼は歩き出した。
(出来上がる魔法陣の結果は死者を蘇らせるもの? それともただ操るもの? それは、完成させていいものなのか……僕にはわからない。)
考えた結果は、あまりにも途方もない古代の技術だった。
なので、儀礼は問題を先送りすることにした。
それをユートラスが狙っていて、半分成功させていることも事実なので、あまり引き伸ばすことはできないが、少なくとも、もう一本の蒼刃剣を修復させるまでは、ユートラスも手を出そしてくる気がないのではいか、と儀礼には思えた。
古代の剣を作り出す技術はまだ、現代には蘇っていない。
「ヒガさん、もうしばらく影での行動でもいい?」
歩き出そうとして、儀礼は振り返ってヒガに確認した。
ヒガの居場所がユートラスにばれるのは、あまりいい状況ではない。
このクリームたちの組織がヒガの隠れ蓑となり、ヒガの力は組織の力として発揮される。
「かまわん。必要な時には言え。」
蒼刃剣を示して、全てを読み取ったかのようにヒガはそう答えた。
クリームたちが本部として構えた場所は、本当に砂漠のような地帯にある。
周囲に他の建物はなく、この大きな建物が唯一の建造物で、目印のようだった。
あまり遠くに行き過ぎたら野垂れ死にそうな広さの砂漠だ。
とはいえ、所々に草木が生えているので、本当に死ぬことはないだろう。
「昔は、ここまで砂に埋もれちゃいなかったんだがな。何年も放っといたからこうなったんだろう。周囲の砂の半分位は父が作り出したものだ」
呆れたような口調でクリームは言った。
「訓練だとか言ってな。それをあたしはじっと見てたんだ。」
懐かしいものを見ているようにクリームは砂の山を見る。
次に案内されたのは、修練場とクリームが呼んでいる所だった。
壁が半分以上壊れていて、屋根も欠けている。
床は砂神の剣の作り出す独特な砂で、埋まっていた。
雨風を、凌ぐこともできそうにない場所。
「まだ、修理中なんだ。こっちは。だが、体を動かすことはできる。」
「おい、ゼラード、何だそいつ。またよそ者連れて来たのか?」
突然そこにいた、小さな少年がクリームへと話しかけてきた。
声や口調からすると12、3才くらいだろうか。
しかし、儀礼よりもずっと背が低い。
思わず、儀礼はその少年を抱きしめていた。
「おい、なんだよこいつ。何で急に抱きついてくんだよ。ゼラード!」
何とかしろと、少年がクリームに文句を言う。
クリームは、儀礼の行動をぽかんと眺めているだけだった。
「痛くない?」
次に儀礼の聞いた言葉に、クリームと少年が驚いたように眼を開いた。
「……何で。」
ポツリと、低い小さな声で少年が言った。殺気だった怒りが儀礼の肌を焼く。
「ちょっと見れば、わかるよ。足。」
少年の足は、足首から下がなかった。その分、身長が儀礼よりも低くなっていたのだ。
「くつはいて、ズボンで隠してんだ、分かるわけねぇだろ。ゼラードにでも聞いてたのか? 偉い学者さんの同情か?」
皮肉ったように少年は言う。
「いい義足作る知り合いがいるよ。調子に乗るといろいろと変な機能付けちゃうけど。隠し刃とか、盗聴器とか、でも腕は確かだから。痛くないものちゃんと作れるよ。成長に合わせて面倒見てくれるから。」
「痛くねぇよ。」
儀礼の言葉に驚いたように、けれど、疑うようにしながらも、少年の怒りは収まっていく。
「痛くないわけないよ。傷自体は古いものなんだろうけど、そのくつだとサイズが合ってない。そんな風に布を巻くだけじゃ、固定できないでしょう。もしかして、動く時は、ほとんど裸足? 本当に怪我するよ。砂漠の砂は焼けるだろうし。」
儀礼の言葉に、いらいらしたように、少年の顔が赤くなっていく。
「おい、ゼラード! こいつ何なんだよ。新手の義足の押し売り屋か?!」
目の前の人物を相手にしても仕方がないと思ったようで、少年は、儀礼ではなく、クリームに問いかける。
「……『蜃気楼だ』。」
面白がるように言葉を溜めてから、クリームは言った。
その瞬間の少年の顔は見ものだった。
驚き、疑い、戸惑い、様々なものが複雑にその表情に表れていた。
「確かに、茶色い目に、金髪に、白衣だけど、そんなこと言ったら誰でもそう言えるじゃないか。こいつのどこが最高峰の研究者、Sランクの『蜃気楼』だって言うんだよ。」
怒鳴るように少年が言うので、儀礼は懐から自分のライセンスを取り出して見せた。
「信じた?」
首を傾げて儀礼は少年へと問いかける。
「うっ、うそだっ。……世の中間違ってるっ!!」
少年は、壊れた天井の隙間から空に向かって大声で叫んだ。
「うん。本当にね。子供がこんな怪我をして放置されるなんて、世の中、間違ってる。もっと早くに手当てすれば、足、残せただろうに。」
悔しそうな奥歯を噛み締めた表情で、儀礼は再び少年の足を見た。
「……っ。俺は、トウイだ。そんな顔、……しなくていい。俺はこれで満足してる。十分動けるし、相手は俺を子供と思って油断するしな。」
事実、すでにトウイはそれをハンデだとは思っていなかった。
十分に仕事に活用できたので、有利にすら思っていたのだ。
なのに、その『蜃気楼』は、トウイの靴をあっという間に、勝手に改造してしまった。
「どう? 痛くないでしょ。」
にっこりと笑う姿は、少女のような微笑み。
「お前、ばかか。自分の装備壊して、俺の靴なんて作って。」
儀礼は白衣の下の衝撃吸収材を切り崩して、トウイの足のサイズに合わせた。
それだけでなく、靴には色々と仕掛けが付随されているのだが……。
「新手の武器屋かよ……。」
ポツリと、自分の装備となった靴を確かめてトウイが言った。
「諦めろ。こういう奴だ。」
完全に、何かを諦めたかのような脱力した声で、クリームがトウイを宥めていた。
儀礼にはまったく、意味の分からない会話だった。
「ギレイの旅」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
2.1万
-
7万
-
-
6,576
-
2.9万
-
-
166
-
59
-
-
61
-
22
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
5,015
-
1万
-
-
5,076
-
2.5万
-
-
9,630
-
1.6万
-
-
8,097
-
5.5万
-
-
2,415
-
6,662
-
-
3,137
-
3,384
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
3,522
-
5,226
-
-
9,303
-
2.3万
-
-
6,121
-
2.6万
-
-
1,285
-
1,419
-
-
2,845
-
4,948
-
-
6,619
-
6,954
-
-
3万
-
4.9万
-
-
6,028
-
2.9万
-
-
319
-
800
-
-
65
-
152
-
-
6,162
-
3.1万
-
-
1,857
-
1,560
-
-
3,631
-
9,417
-
-
105
-
364
-
-
11
-
4
-
-
2,605
-
7,282
-
-
2,931
-
4,405
-
-
9,140
-
2.3万
-
-
4,871
-
1.7万
-
-
599
-
220
-
-
2,388
-
9,359
-
-
1,260
-
8,383
-
-
571
-
1,133
-
-
76
-
147
-
-
2,787
-
1万
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,630
-
1.6万
-
-
9,533
-
1.1万
-
-
9,303
-
2.3万
-
-
9,140
-
2.3万
コメント