ギレイの旅
儀礼への疑惑1
ロボット!?
私、玉城利香(たましろ・りか)が10歳の時のこと。
先生に頼まれて資料室に教材を取りに来た。しかし、棚の上にあって届かない。
本を漁っていたらしい儀礼君が気付き、(資料室は無断立ち入り禁止なのに……)
「取ってあげるよ」
と言う。同じ位の身長なのに。
「儀礼君には無理でしょ。それより踏み台か何かない?」
と言うが、儀礼君は棚の前で手を伸ばす。あと30cmはある。
すると……ナニカデテキタ。 Σ(゜口゜;
儀礼君の袖から金属の棒が出てくる。
ロボットの腕のようなものがスイーっと教材を掴み、棚から落とす。
それをキャッチすると儀礼君は私に手渡した。
「はい」
いつも通りのかわいい笑顔。
「……ありがとう」
言葉を飲み込み、視線を合わせないように必死だった。
あの服のどこにあれだけの容量が入るスペースがあるのだろう……。
まさか、体が機械なんじゃ……。
見なかったことにしよう。
私は資料室を去った。
A、体ではなく、服に仕込んでます。儀礼は見た目より細い。
張りぼてのようにワイヤーのような金属をめぐらせている。
私、玉城利香(たましろ・りか)が10歳の時のこと。
先生に頼まれて資料室に教材を取りに来た。しかし、棚の上にあって届かない。
本を漁っていたらしい儀礼君が気付き、(資料室は無断立ち入り禁止なのに……)
「取ってあげるよ」
と言う。同じ位の身長なのに。
「儀礼君には無理でしょ。それより踏み台か何かない?」
と言うが、儀礼君は棚の前で手を伸ばす。あと30cmはある。
すると……ナニカデテキタ。 Σ(゜口゜;
儀礼君の袖から金属の棒が出てくる。
ロボットの腕のようなものがスイーっと教材を掴み、棚から落とす。
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「はい」
いつも通りのかわいい笑顔。
「……ありがとう」
言葉を飲み込み、視線を合わせないように必死だった。
あの服のどこにあれだけの容量が入るスペースがあるのだろう……。
まさか、体が機械なんじゃ……。
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