再召喚された勇者は一般人として生き抜く

冬 真白

獣人VS神①

「ところでルミリアさんってなんで落ちたんですか?」

「世界の理を変えてしまったんだよ」

「まぁ、そりゃ落とされますよね」

アノスとルミリアは崖の上で話していた。
メーナとツキミは村へ買い物に出かけて行った。

「はぁ、神も大変なんだよね」

「空島ももしかしてルミリアさんが?」

「はい、そうです」

「ん?なんか空島の奥に凄い小さいのがいっぱいいない?」

「ほんとですね、なんでしょうか?」

アノスが見たのはハエのように小さい虫が数千を超えるくらいとんでいるような光景だった。

「なんか大きくなってきましたね」

「ちょっとスキル使いますね«神目»」

「なにか見えました?」

「え」

「どうしたんですか?」

「あの軍団、全員神なんだけど?!」

「え?そんな種族ありました?」

「ないし、私も作ってない!」

「じゃあどうして?」

「3大天使の仕業だな」

「あ〜、ラファエル、ミカエル、ガブリエルですね」

「そうその3人」

「って、話してる場合じゃないですよ!、なんか魔法陣組んでますけど?」

「どうしましょう!」

「あんな数私一人じゃ何もできません!」

「あ、それにメーナとツキミが村に」

「そうでしたぁーー〜!」

「早くールミリアさん何とかしてぇー!」

「えっとえっと、«創造  神のシールド»」

「おぉ、これで少しは大丈夫かな?」

「村を全体囲うのには疲れるんですよ?」

「それより、あの神達はなんの魔法組んでるんですか?」

「見たことないなー」

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