再召喚された勇者は一般人として生き抜く

冬 真白

空島

「アノスさん」

「この影魔法って、見たことないな?」

「メーナもツキミも見たことないの?」

「ないな」

「ありませんね」

「もしかしてくそ強いとか?」

「どうでしょうね」

「ん?そう言えば空間テレポートしたんだっけ?」

「ぁぁ、したな」

「どこにしたんだ?」

「しらね」

「「え?」」

「空間テレポートって言っただけだよ」

「外に出てみようか」

「街とか村がなかったら詰んじゃいますね」

「は、考えてなかった、でももう1回使えばいいのか」

アノスは外に出た。

「うわー崖の上か」

「カッコイイではないか」

「幻想的な風景ですね」

「ん?あの村はなんだ?」

「あれは獣人の村ではないか」

「獣人のか?」

「うむ」

「じゃあ、あの奥の空に浮いてるのはなんだ」

「なんであろう」

「私もわからない」

「空島かな?」

「行ってみたいの」

「ですね」

「«空間テレポート  空島»」

「うわっ」

「キャッ」

「よし着いたぞ」

「いきなりするでない!」

「びっくりした」

「きれいだなー」

「うむ」

「ですね」

空島は滝が流れ森があり、幻想的だった。

「あれ?ここって、だんじょんなんか?」

「わからぬ」

「あそこに入口みたいなのありますよ?」

ダンジョンかーよし、突入

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