男の娘なCQCで!(未完)

百合姫

もんすたぁずかん

☆昆虫族☆


[キメラアント]
アリ型モンスターで、その生態はアリに類似する。ドラクエで言うところのスライム的モンスター。ある程度慣れた冒険者にとっては片手で捻る事の出来る程度の強さしか持たないが、大抵複数匹でまとまってるので舐めてかかると簡単に死ねる。元々集団で格上を仕留めるような狩りをするため、何時の間にか10匹以上のキメラアントに囲われていることも。
鋭い爪と顎が武器。アリで言うところの働きアリに相当。
比較的甘い物を好む。死骸はモンスターの肉として売れるがあまり美味しくは無く、安価で取引される。
女王アリにあたるクィーンアントが殺されると一匹のキメラアントが周りの仲間を食い殺しながら肥大。
新女王になる。
これが合成獣キメラの名の由来である。
また、集めた獲物を一緒くたに唾液をツナギにグチャグチャに混ぜ合わせることから、キメラと名付けられたという説もある。
なお、キメラアントは全てメス。ちなみにH×Hに出てくるキメラアントとは言わずもがな別物である。


[キングアント]
アリで言うところの兵隊アリに当たる。戦闘要員だけあって、キメラアントよりも遥かに強い。
初心者冒険者はまず逃げるレベル。キメラアントに比べ、フタ周りほど大きく、巨大に発達した顎が一番の特徴。知能も高く、他のキメラアントに指示を出したり、背後に回り込んだりもする。
キメラアントと同様に新女王アリになる習性を持つが、滅多に無い。


[クィーンアント]
女王アリにあたるキメラアント。
食べて寝て産むを繰り返して生涯を終える。
戦闘能力の一切が無く、アンバランスに大きな像二頭分の腹を持つ。
体の八割以上が産卵のための器官であり、内臓。
唯一の防衛手段は巣全体に行き渡らせることの出来る鳴き声。
異常を感じると女性の悲鳴のような叫びをあげる。
物を見るための複眼は退化し、申し訳程度の単眼が3つあるのみ。
足も退化しているため、動けない。


[アルガスタ]
竜族の卵に寄生する大型のハチ。
気づかれないように接近したあとに自分の卵を産み付ける。
卵から産まれた幼虫は竜の卵に侵入し、竜の卵をある程度食べると、幼虫の体でありながら卵が産める幼熟形態ネオテニーとなる。
卵の大きさによりことなるが、卵内が3〜30匹ほどになると一斉に蛹になり、羽化。外へ出る。
この間、三日の早技。余談だが人間に取っては益虫と見られてる昆虫族モンスター。
成虫の餌は花粉や蜜。


[ファイヤーモール]
ミミズのような形をしているため、ゴカイやヒルといった生き物の仲間である環形動物の仲間に思われがちだが、実際は昆虫に近い内蔵の構造をしている。肉食動物。ミミズに昆虫のような短い足を取り付けたような外見をしている。見た目的に女性冒険者が遭いたくないヤツナンバーワンのモンスターである。
土表面を高速で這いより、頭から少し離れた口にあたる部分を開いて一気に丸呑みにする。大きさ的に人間くらいが丁度いい大きさの餌になるので、よくよく人間が狙われる。味よりも舌触り(舌は存在しないが)を重視するのか、手ごろな大きさの餌以外はあまり口にしない。
ファイヤーモールの名の由来は攻撃を受けると空気中の水素と反応する液体を発射。小さな爆発炎を発生させるからである。またちょっとした火魔法も扱う。
性格は臆病。攻撃を受けると液体を発射して一目散に逃げる。死骸は畑の高級肥料として高値で取引される。
雌雄同体。胎生と卵生を状況によって使い分けるという非常に珍しい生態を持つ。
繁殖期には質より数ということで卵を沢山、とにかくいたるところに産み落とし、繁殖期が終わりに近づくと胎生に切り替えてある程度お腹の中で幼体を育ててから体外へ排出する。天敵はインペリアル・マッドキラー。待ち伏せ型の捕食をする生き物に弱い。


[バグボール]
大きなダンゴムシのような姿をしたモンスター。甲殻は魔法抵抗性を持っており、なおかつ特に攻撃手段がないことから乱獲され、現在では絶滅寸前になっているモンスター。
主に城壁や門、防壁など材料になる金属などに粉々に砕いたバグボールの甲殻を適量入れて使用する。
エビやカニに近い仲間なので大変美味。バグボールの身や足と言った防壁に使われない部分は珍味として高値で取引される。
これもまた乱獲される原因となった哀れなモンスター。ちなみにダンゴムシと違って丸まれない。
繁殖期には卵を自分のお腹に抱えて、孵化した後もしばらくは孵化した幼体をお腹で保護する。
この際に親が幼体にあげる餌として体の内側から出てくる液体は非常に高濃度の魔力液となっており、良質な魔法具の高級材料となるため繁殖期のバグボールはこれまた乱獲される。
とにかく乱獲されることの多いモンスターなのだ。
そのため、今では人が入らないような広大な森、もしくは危険な森の奥地にのみ生息する幻の虫となった。結果、とても高価である。
餌は森に落ちている死骸や朽木。雑食性。


☆植物族☆


[マッドキラー]
カマキリのような形をした、大型食虫植物。(分かる人はPS3用ゲーム”ロストプラネット”、”ロストプラネット2”に登場するカマキリ型Aエイクリッドのゴアティラックスを想像してもらえると早いかと。)
食虫とあるが、捕食するのは昆虫だけではない。昼間は植物らしく根を張り、木に擬態をしつつ光合成を行う。夜は活発に動き回り、貪欲に餌を捜し求める。お腹の部分、そして腕の付け根より少し離れた場所に光合成によって得た”でんぷん”を貯蓄するためのオレンジ色の核があり、そこが弱点。他の部分よりも攻撃が通り易い。
自慢の鎌状の長い前足で獲物を斬り潰し、弱らせてから捕食する。獣の類よりも昆虫族のモンスターを好むために食虫植物とされているが、その理由は昆虫の甲殻に含まれるキチン質(植物の細胞壁と同じ成分)を取り込むためではないか?と長年の研究で分かってきた。尚、本体を殺しても千切れた腕や足は放って置くと光合成によって再生をするので討伐の場合はきっちり千切れた部位にも攻撃を加えておかなくてはならない。
年に一度、口の奥にある胞子を放出して繁殖する。
着床した胞子は光を吸収しながら成長していき、最初は小さな小さな小型の昆虫として厳しい自然界を生き抜いていく。
光合成も行うために凄まじい速度で成長していくが、生き残れるのはその中でもほんのわずか十数匹である。
歳を重ねるごとに大型化する傾向にある。
高さは5メートルほど。体重10トン。


[インペリアル・マッドキラー]
マッドキラーが長い年月を生き抜くことで大型化し、装甲も厚く、黒くなったマッドキラーの上位亜種。
帝王インペリアルの名に相応しくも、竜族すら圧倒するほどの大きさで、小さめのビルほどの高さになると言われている大型モンスター。とは言え長年の経験からかなりの知恵を蓄えているため、人里や街を襲うことは滅多に無い。
植物の厚い細胞壁による装甲もより厚くなり、マッドキラーにあった弱点も覆われている。
基本的な生態はマッドキラーと同じだが、その大きさゆえに完全に根を張り、一箇所に留まる性格を持つ。そのため、近くに寄ってきた生物を捕食する待ち伏せ型の狩りをする。
とはいえそれだけでは巨体を保つエネルギーが得られないので光合成が主なエネルギー源となるそうだ。


[朱薔薇]
フィネアの裏庭に自生しているバラ科の紅い草と青い茎というカラフルな外見が特徴のハーブ。普通のバラよりもより赤い。どらぶれではHPが一時的に倍加する効果を持つ薬品の材料であり、重ね掛けも可能でボス戦では重宝される。そのためゲームバランス的に手に入りづらいかなりのレア素材であるはずだが、フィネアの家の裏庭では取り放題。
主人公が転生した世界、どらごにあでも滋養強壮剤の材料で、一時的に身体能力をUPさせることのできる魔法薬の原料にもなっている。その原料たる朱薔薇は高価で取引されるがフィネアも主人公もそのことに
は気づいていない。花は咲かせず、ランナーと呼ばれる特殊な形で増えていく。根元から横に這うように茎が生えていき、それを起点に上へと葉が伸びていく。紅い見た目どおり、緑色の色素がないために光合成をするための葉緑体が非常に少ない。そのため、光合成はあまりせずに空気中の魔力を吸って成長する。(フィネアの裏庭でよく育つのはフィネアが垂れ流す魔力に反応して育ちがよくなっている。)
なお若い芽は青い茎ではなく、葉と同じく紅い茎である。しっかりと年月を経て育った朱薔薇は見事な青色を出し、観賞用植物としても価値が高い。貴族の家には必ずあると言っていいほどのポピュラーな高級植物でもある。
また、青くなった朱薔薇は上質な身体能力UP薬が出来るため、より高値でさばける。


[ラフレシアン]
大型の植物。回復アイテム系の材料となる巨大な紅い花。生息地は木々の生い茂る森の奥地。花の中央に蜜を溜め込み、その蜜が回復アイテムの材料となる。蜜と名が付くが、実際は光合成をした結果できる過剰なでんぷんと花自体が持つ特殊な物質を溜め込んだ水が溜まった液体で、人間で言うところのオシッコにあたる。現在は養殖物があり、それによって安定的な回復アイテムの生産がされているが、回復スプレーEXの材料になるラフレシアンは野生の物のみと決まっている。
野生で育ったラフレシアンの方が品質が高くなる傾向があるためだ。原因は自然化における適度なストレスのためだろうと予想されている。なお、この花は森林の中のモンスター達の重要な水分補給地であり、近くには多種多様なモンスターが多くいるため、野生のラフレシアンの蜜の採取は困難を極める。そのため野生のラフレシアンの蜜は非常に高価。結果、回復スプレーEXも高価で手に入りづらい。


☆竜族☆


[アームドドラゴン]
竜族の中でもトップクラスの攻撃力・防御力を誇る。体長は25メートル、体高は15メートル。見た目はティラノサウルスに巨大な翼をつけたような姿。自身よりも小さな動植物を捕食する。肉食傾向の強い雑食。体中に筋肉に埋もれた毒針を保有しており、これが武器アームドの由来。毒はブフォトキシンと呼ばれる神経毒で、この毒からは強心剤が作られるために意外と重宝される。
性格は比較的温厚。餌として必要な時と繁殖期以外の場合は縄張りに入ろうとも人間を襲うことはない。
繁殖期にはオスとメスが一個の卵を産み、孵化した幼体はオスとメスに守られながら育っていく。
幼体の時は草食傾向の強い雑食である。
天敵はアームドドラゴンの卵に寄生するアルガスタ。


[ハンニバル]
第二種警戒モンスター。”警戒”と名の付くモンスターはどらぶれで言うところのボスモンスターにあたり、非常に強い種が多い。なおかつ個体数が少ないため、死骸は素材として非常に高く売れる。
ハンニバルは二足歩行をするため非常に機敏。防御力も高い。体のところどころの鱗が大型化しておりとても分厚いため、天然の鎧と化している。攻撃力も凄まじく手の平から発火性の液体を噴出し、さも炎の剣のように扱う。腕を振るうのと同時に液体が噴出されるが、このとき腕が振られるため液体は自然と放物線を描き、発火する。それが剣のように見えるのだ。かなりの高温度なため触れれば火傷ではすまない。
なお、口からも発火性の液体を吐き出す。液体を吐き出しているのだが、発火性の液体は口から出た瞬間に空気中の酸素と水素に反応し、一気に燃え上がるため、一見すると普通の火炎球である。
意外にも草食で、繁殖はハーレム形態を作る。
一つのオスに2、3のメスという形をとり、小さな群れを為す。
卵を産むために体力を失い易いメスが狩りにでかけ、残ったオスはただひたすら卵を守るのみである。
卵が孵化するまでのオスの餌はメスが産む無精卵のみである。
ちなみに、アルガスタの寄生を防ぐために卵には虫除けの香草を塗りつけると言う珍しい生態を持つ。


☆獣族☆


[オーク]
基本的に温厚で知能が高い。全長2メートルから3メートル。雑食性。繁殖は普通にオスメスの交尾で行い、一度に2~3体の子供を産む。生後3ヶ月で倍以上の体躯に育ち、さらに3ヶ月を経て成体へと化す。ちなみにオークは手先が器用なモンスターとも知られており、オーク自身が木を削りだして作った棍棒や槍を装備している。中には弓矢などを持つオークも居たりで、常に3体ほどで群れていることから初心者冒険者には非常に辛い相手である。集落によっては人間と不可侵条約を結んでいるところもある。


[キングオーク]




☆無形族☆


[ウロボロス]

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