武術の天才がVRMMOにログインしました。
フラジール
正直舐めていた。この世界の人間とはいえNPCはNPCだと思っていた。今私の隣を歩く少女の足さばき、物乞いや、チンピラに放たれる鋭い殺気、・・・とてもリアルでNPCとは思えない人間味をかんじる。いつまでも少女呼びじゃ寂しいので名前をさっさと聞くことにした。
「君の名前はなに?」
「・・・フラジールです・・・」
ふむ、フラジールか・・・確か脆いとか壊れやすいとかそんな意味だったかな。
「オーケー。じゃあ私のおさがりだけどこの装備着て。」
そう言い私が前に着ていた初期装備を渡す。初期装備とはいえ無いよりマシだろう。なんかめっちゃ目見開いてるんだけど・・・
「あの・・・私は奴隷ですよね?」
「そうだね」
「なら・・・こんな高価な物・・・」
「いいの。それより使いたい武器とかある?」
魔法とかは無理だろうが小柄な体型を活かしてスピード型のアタッカーとかになれそうだ。となると、短剣とかクローとかだろうか。
「えぇと・・・私は戦うのですか?」
「あれっ・・・言ってなかったっけ?」
「いえ・・・その・・・盾としてでは無く、武器を持って戦うのかをお聞きしたくて・・・」
なるほど・・・・・・奴隷ねぇ・・・
「そりゃそうだよ。使いたい武器とかある?」
この娘は大事にしよう。
「では・・・短剣と投げナイフを使いたいです。」
ふむ。短剣で速攻して投げナイフで追撃。もしくは投げナイフで牽制し短剣で速攻。って感じかな。取り敢えず王都の武器屋に向かおう。
私達は門番に道を聞きNPCショップに辿り着いた。
グリフィンの素材で手に入った金はまだまだ余っている。ミスリル銅の短剣1つと黒銅の投げナイフを30本を購入。ちなみにミスリル銅というのはミスリル何パーセントに黒銅何パーセントかを混ぜ合わせたものだ。
さて、今更ながらフラジールのステータスをチェック。
フラジール レベル 21
種族 人間
種族スキル 活性化
通常スキル 短剣術 8 見切り 10 転身 10 疾走 10 投擲 6 瞬天 8 歌唱 10 
HP 250
MP 0
筋力 400
素早さ 450
魔攻 0
器用さ 600
屈強 150
うむうむ。魔法を捨てた純近接戦闘タイプって感じだね。器用さが驚異の600!!そして気になるスキルが2つ。
「瞬天ってどんなスキルなの?」
「えっと・・・ビューンってとんで、ズバーンってするやつです。」
お・・・おう。んで歌唱 10ってのは・・・
 
「歌上手いの?」
「そこまで上手くはないですが、ある程度は歌えます。」
ほぉ〜気づいてないやつか。何はともあれこれから頼りになりそうな仲間を見つけることが出来た。満足満足。
「君の名前はなに?」
「・・・フラジールです・・・」
ふむ、フラジールか・・・確か脆いとか壊れやすいとかそんな意味だったかな。
「オーケー。じゃあ私のおさがりだけどこの装備着て。」
そう言い私が前に着ていた初期装備を渡す。初期装備とはいえ無いよりマシだろう。なんかめっちゃ目見開いてるんだけど・・・
「あの・・・私は奴隷ですよね?」
「そうだね」
「なら・・・こんな高価な物・・・」
「いいの。それより使いたい武器とかある?」
魔法とかは無理だろうが小柄な体型を活かしてスピード型のアタッカーとかになれそうだ。となると、短剣とかクローとかだろうか。
「えぇと・・・私は戦うのですか?」
「あれっ・・・言ってなかったっけ?」
「いえ・・・その・・・盾としてでは無く、武器を持って戦うのかをお聞きしたくて・・・」
なるほど・・・・・・奴隷ねぇ・・・
「そりゃそうだよ。使いたい武器とかある?」
この娘は大事にしよう。
「では・・・短剣と投げナイフを使いたいです。」
ふむ。短剣で速攻して投げナイフで追撃。もしくは投げナイフで牽制し短剣で速攻。って感じかな。取り敢えず王都の武器屋に向かおう。
私達は門番に道を聞きNPCショップに辿り着いた。
グリフィンの素材で手に入った金はまだまだ余っている。ミスリル銅の短剣1つと黒銅の投げナイフを30本を購入。ちなみにミスリル銅というのはミスリル何パーセントに黒銅何パーセントかを混ぜ合わせたものだ。
さて、今更ながらフラジールのステータスをチェック。
フラジール レベル 21
種族 人間
種族スキル 活性化
通常スキル 短剣術 8 見切り 10 転身 10 疾走 10 投擲 6 瞬天 8 歌唱 10 
HP 250
MP 0
筋力 400
素早さ 450
魔攻 0
器用さ 600
屈強 150
うむうむ。魔法を捨てた純近接戦闘タイプって感じだね。器用さが驚異の600!!そして気になるスキルが2つ。
「瞬天ってどんなスキルなの?」
「えっと・・・ビューンってとんで、ズバーンってするやつです。」
お・・・おう。んで歌唱 10ってのは・・・
 
「歌上手いの?」
「そこまで上手くはないですが、ある程度は歌えます。」
ほぉ〜気づいてないやつか。何はともあれこれから頼りになりそうな仲間を見つけることが出来た。満足満足。
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