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飛べない豚

伝承の存在

龍との激闘の跡を通り過ぎ、門を開けると、そこには・・・・・・相変わらず森が続いていた。

「つまんな」

まぁ 門を開けたらそこは異世界だったとかあるわけないか。と思っていたが、私はある事に気づく。 猫の五感で聞こえる鳥の鳴き声とか、虫の鳴き声とかが今までとは全く違う。変な所でこだわる運営だ。

「っと!」

何者かの攻撃を勘で躱す。気配察知と猫の五感が反応しなかった・・・?

距離をとって抜刀し敵の姿をあらためる。そこに居たのは、めっちゃでかい蜘蛛。レベル17(鑑定調べ)

「うぇぇぇ・・・気持ち悪ッ!」

両方の剣に風魔法を纏わせ、飛刃で攻撃した。
数発避けられたが、回避を読んで放ったら簡単に当たった。レベル差もあり一撃で沈んでくれた。

何度か蜘蛛に遭遇し、その時に分かったが、蜘蛛がもつ隠密スキルのせいで感知系が反応しないみたい。それでも特別苦戦することも無く先に進み、ついに森を抜けると・・・

「うわぁぁ・・・!」

目の前に現れたのは巨大な滝。かなり距離があるがそれでもここまで水飛沫が飛んできているようだ。 だが、

「ッッッ!!!」

龍の時を凌ぐ殺気を感じる。感じた先は・・・滝。
と、次の瞬間 遥か彼方の滝壺から巨大な龍が天へ駆ける。

「・・・!!・・・リヴァイアサン・・・!!」

そこに居たのは、遠い昔に伝承で見た伝説の龍種だった。

それはきっとこちらに気付いてもいないだろう。それなのに、それだというのに、私の体はピクリとも動かない。恐怖に心を支配され、息を吸う事すら叶わない。見ただけでこれなのだ。戦う事になって、正面から殺気をぶつけられたらと、考えるだけでも恐ろしい。

リヴァイアサンが見えなくなってから、私はビクつきながらも先に進み、第2の街に辿り着いた。

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