武術の天才がVRMMOにログインしました。

飛べない豚

ウッソだろお前×2

ふぅへへへへへ!やってやったよ!
 「むふぅー!」
 
ほくほく顔でステータスチェックをすると

アカネ  レベル26
種族 猫獣人/吸血鬼
種族スキル 猫の五感6 気配察知5 威圧6 飛翔2 吸血1 蝙蝠の瞳5 血盟魔術1
通常スキル 見切り7 転身5 疾走7 空中機動6 雷魔法1 風魔法1
HP 300
MP 300
筋力 330
素早さ 330
魔攻 300
器用さ 300
屈強 300

「えっ?」

見間違いかな?さっきまでレベル6だった気がするんだけどなー。 

何度見直しても数値は変わらず・・・レベル26

「マジですかい。私の時代キタコレじゃん。」

取り敢えずステータスポイント降っちゃおう。
少し悩んだけど、素早さと筋力に振ることにした。筋力 素早さは430になり他はそのまま。

続いてスキルポイント振りの時間じゃい。
習得は2〜3ポイントでレベルアップは1ポイントで出来る。雷魔法と風魔法を10まで上げて、残りは血盟魔術に注いで血盟魔術 3にして終了。

ふっふっふー早速魔法剣の練習と行こう。 このゲームでは魔法の中に例えば、ストームバレット!!的なのは無い。雷を起こせる魔法で何をするか、風を起こせる魔法で何をするかプレイヤーに委ねられている。ならば!私は!魔法剣を実現する!

右手に雷を纏わせる。前は何も起きなかったが溢れ出る雷が剣を這い、私の想像する魔法剣になった。

「うっしゃーー!! カッコイイ!!」

そのまま左手の剣にも風魔法を発動させる。イメージは風の刃が剣にまとわりつきリーチが上がったり、飛刃を飛ばせたりするやつだ。
レベルが上がったからか簡単に出来た。

「やばい・・・これが出来ただけでもこのゲームやってよかった・・・!」

一旦練習をやめ さらにほくほく顔で 戦闘跡を探索していたら、龍の巣的なのからアイテムが取れた。

「ふぅぇ? ミスリルってまじ?」

そこにあったのは・・・ミスリル。

「本当に私の時代来たかもしんない・・・」

私はさらにさらにほくほく顔で街に帰った。


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