2回異世界転生したら待っていたのは天獄でした
引きの強い主人公。
はじめまして。初投稿です。よろしくお願いします。
フォロー・いいねよろしくお願いします^^
最初は急ぎ足で進みます。ご了承ください。毎日夕方頃更新予定。
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俺の名前は藤本和人。絶賛陰キャライフ中の高校2年生。
中学校の頃から毎日のようにいじめを受け、高校に入る頃には完全な陰キャラオーラが付き纏っていた。
そんな俺の唯一の強みはガチャの引きがいいことだがどうでもいい。生まれてこの方、最高レア以外引いたことがないのだ。ドヤァ!
ちなみに現在不登校気味。月曜日の午前中に学校にいればいい方だ。
別にコミュ障じゃない。話すことがきもいわけでもない。ただ、容姿が残念なオタクなのだ。
月曜日の朝、学校に向かっていると、お母さんと思われる女の人が子供3人を連れて歩いていた。
俺は、その光景をみて暖かい気持ちになった。
歩きながら目を向けていると、左側にいた男の子が道路の真ん中で止まっていた鳩にめがけて道路に飛び出した。
「こら!さきと!もどりなさい!」
お母さんらしき人が呼び止めるも男の子は知らんぷり。
ふと道路の向こう側に目をやると、トラックがこちらに向かってきている。距離は30mといったところだろうか。しかし男の子は気づいていない。
男の子の方に目を戻すと鳩が男の子から逃げるように飛んでいってしまった。
いけない。助けないと・・・。
そう頭より先に身体が動いていた。
今まであまり生きがいの感じてこなかった人生だったけど、ここで見捨てて後悔するくらいなら誰かを助けて終わりたかった。
トラックとの距離は15m。男の子は気づいたものの怖じ気付いている。
俺は男の子に体ごとぶつかって突き飛ばす。男の子は反対側の歩道に乗り上がった。
しかし、俺が立とうしたその時にはすでにトラックが俺の下半身を引いていた。
「ああ・・・短い人生だったな・・・。」
そう頭で呟いて目を閉じた。
心地よい風を受けて目を開けると、草原のど真ん中にいた。
身体を起こして見渡しても広がるのは平原。
いや、違う。平原の向こうからイノシシのような群れがこちらに向かってくる。
「うそだろ!?!?」
俺は全力で逃げた。
が。しかし、イノシシに勝てるわけもなくそのままひかれてしまった。
「なんでだろうな・・・。」
そこがどこかもわからないまま俺は2度目の人生を終えた。
目を開けると目の前に神々しいおじいちゃんが腹を抱えて笑っていた。
「2度もひかれて死ぬとはwww」
「だれだよ・・・!」
無性に腹が立ったので半ギレで問いかけてみる。
「失礼失礼ww私は人生神じゃww」
いつまで笑ってんだよジジイ。
「お主wwもう一度やり直してみないかの?」
「やり直す?」
「人生をじゃ。もう一度別の異世界に転生させてやろう。」
「またひかれて死ぬのは御免だぞ。」
「大丈夫じゃ。今度はちょっとした能力をつけてやろう。」
「能力??」
「それはついてからのお楽しみじゃ。」
楽しみやがって。
「本当にじいさん神様なのか?」
「なんじゃ?疑っているのか?ふん。さっさと行きなされ!」
そうむつけた神様は俺を転生させてしまった。
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俺の名前は藤本和人。絶賛陰キャライフ中の高校2年生。
中学校の頃から毎日のようにいじめを受け、高校に入る頃には完全な陰キャラオーラが付き纏っていた。
そんな俺の唯一の強みはガチャの引きがいいことだがどうでもいい。生まれてこの方、最高レア以外引いたことがないのだ。ドヤァ!
ちなみに現在不登校気味。月曜日の午前中に学校にいればいい方だ。
別にコミュ障じゃない。話すことがきもいわけでもない。ただ、容姿が残念なオタクなのだ。
月曜日の朝、学校に向かっていると、お母さんと思われる女の人が子供3人を連れて歩いていた。
俺は、その光景をみて暖かい気持ちになった。
歩きながら目を向けていると、左側にいた男の子が道路の真ん中で止まっていた鳩にめがけて道路に飛び出した。
「こら!さきと!もどりなさい!」
お母さんらしき人が呼び止めるも男の子は知らんぷり。
ふと道路の向こう側に目をやると、トラックがこちらに向かってきている。距離は30mといったところだろうか。しかし男の子は気づいていない。
男の子の方に目を戻すと鳩が男の子から逃げるように飛んでいってしまった。
いけない。助けないと・・・。
そう頭より先に身体が動いていた。
今まであまり生きがいの感じてこなかった人生だったけど、ここで見捨てて後悔するくらいなら誰かを助けて終わりたかった。
トラックとの距離は15m。男の子は気づいたものの怖じ気付いている。
俺は男の子に体ごとぶつかって突き飛ばす。男の子は反対側の歩道に乗り上がった。
しかし、俺が立とうしたその時にはすでにトラックが俺の下半身を引いていた。
「ああ・・・短い人生だったな・・・。」
そう頭で呟いて目を閉じた。
心地よい風を受けて目を開けると、草原のど真ん中にいた。
身体を起こして見渡しても広がるのは平原。
いや、違う。平原の向こうからイノシシのような群れがこちらに向かってくる。
「うそだろ!?!?」
俺は全力で逃げた。
が。しかし、イノシシに勝てるわけもなくそのままひかれてしまった。
「なんでだろうな・・・。」
そこがどこかもわからないまま俺は2度目の人生を終えた。
目を開けると目の前に神々しいおじいちゃんが腹を抱えて笑っていた。
「2度もひかれて死ぬとはwww」
「だれだよ・・・!」
無性に腹が立ったので半ギレで問いかけてみる。
「失礼失礼ww私は人生神じゃww」
いつまで笑ってんだよジジイ。
「お主wwもう一度やり直してみないかの?」
「やり直す?」
「人生をじゃ。もう一度別の異世界に転生させてやろう。」
「またひかれて死ぬのは御免だぞ。」
「大丈夫じゃ。今度はちょっとした能力をつけてやろう。」
「能力??」
「それはついてからのお楽しみじゃ。」
楽しみやがって。
「本当にじいさん神様なのか?」
「なんじゃ?疑っているのか?ふん。さっさと行きなされ!」
そうむつけた神様は俺を転生させてしまった。
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