博士とナナ(仮)
ファンタジー

連載中:1話

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博士とナナ(仮)

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  • あらすじ

     「ナナ、次どこ行くぅ?」
     彼女は12歳という年齢で世界の文明を数十年勧めたと言われている博士だ。
     どんな分野でもその道の最先端を進み社会に貢献してきた。
     しかし人体実験など人の道を外れた行為を繰り返し人は寄り付かなくなっていた。
     「さあ、どこが良いでしょうね。」
     そんな彼女を支えていたのは人工知能AIだ。
     ナナと呼ばれるそれは世界で二番目に賢いと言われている。
     もちろん一番は彼女だ。
     最近暇な彼女は旅にハマっていた。
     自分でキャンピングカーをつくり世界を旅していた。
     変わり果てた世界は退屈だったが昔からあるものを見るのはとても楽しかった。
     キャンピングカーとは言っても動く家と考えたほうが良いだろう。
     空を飛び、地を走り、海を渡り、地中に潜る。
     そんな無敵な城なのだ。
     もちろん動かすのは彼女ではなくナナだ。
     博士は面倒くさがりなのだ。
     自分はいざというときに出てきてあとはナナに任せっきりだ。
     そして彼女らは次なる目的地へ向けて飛んでいた。

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