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俺を殺した同級生と、あの世で再会。同居することになったんだが、どうすれば!?

未完ちゃん

第9話 美樹

ドアを開けた先にいたのは予想していたのとは、全然違う人だった。
男とか女とかそれ以前に驚きが勝った。
ドアの向こうに立っていたのは女だった。
驚いたのは、ドアの向こうに立っていたのは、
生前、俺のことを殺させた女だった。
そうその名も、長谷川 美樹。
……いや、高堂 美樹。
その女が立っていた。

「お前っ……」

「……!!早川、くん……」

「お前、死んだのか………」

「うん。死んだよ。」

「な、んで……なんで!!なんで、死んだんだよ???」

信じられなかった。
高堂が死んで今俺の目の前にいるなんて日本の法律じゃ…
少なくともこんな早く死ぬはずがなかった
高堂は牢屋に閉じ込められるはずだった。

「貴方に、なんで最後、私が貴方を殺した時、笑ったのか聞きたかったから。」

は?意味がわからない……
普通そんな理由で死ぬか?死ねるのか?
そんなくだらない、俺の笑顔の理由なんかを聞くために?
そうだよ聞いたらきっと笑う。
そして何言ってんだこいつって絶対思うだろう。そんなくだらないことなんでわざわざ聞きたいんだ?
それに、死んだら会えるなんて確証ないだろうに……

「なんや、翔太〜はよ、上がってもろたらいいやんけ〜って、げっ!」

俺が物思いに耽ってるというのに、こいつの呑気な声と顔といったら……

「…?あの、何か、私の顔についていますか?」

「つかぬ事を聞くけど、あんた、男やないよな?」

「えぇ、?私は、女ですけど……?」

「あぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!やっやってしもた〜……!!」
 
「どんまい、康太。明日香に殺されるな……いや、もう死んでるから殺されるは違うか。
どんまい、明日香に消されるな、康太。」

「翔太!俺は今からとてつもなく頭がいとうなって、部屋で寝てまう!明日香の怒りが収まったら起こしてや!
そういうことやけ、新しく来たあんた、スマンなぁ……
挨拶は、明日香の怒りが収まった頃ってことで!
じゃ!!!」

ぐわしっ

「待たんか、康太ぁ」

「げげっ!とっトイレはどないしたんや?」

「終わったに決まっとるやろ、康太。
で、占い結果は確か男って言っとったよなぁ?
で、今うちの目に写っとるのはどっからとうみても、可憐な女の子やで……?
さ、覚悟は出来るとるやろな……?」

「ひっ!いっ嫌や……!や、やめっ……
翔太!helpme!!!」

「え、ちょっとそれは無理。
どんまい、康太。潔くしていれば、明日香も優しくしてくれるかもよ?」

「なっ。裏切り者ぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」

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