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俺を殺した同級生と、あの世で再会。同居することになったんだが、どうすれば!?

未完ちゃん

第2話 腕時計

そう、だな……
他の人間に危害を加えさせないように、
拘束するとか……?
それとも、穏便に… 

「更生させる、とか?」

「半分正解で、半分間違い。
更生させようといったって、本人にその気がなければさせないんだよ。
まぁ、その場合は、そいつの魂を完全に消去するか、
そいつが、更生する気になるまで、劣悪な環境に置くかだがな」

「へー。劣悪な環境って、地獄ではないんだなー。」

「あぁ。まぁ似たようなもんだがな。
……さて、これからだが、お前は、この家に行け。
確かもう、2人、住人がいると聞いてる。
行けば大体のことはそこで分かるさ」

そう言って、二階建ての家の写真を渡された。

「分かった…。これ、徒歩で行くのか?」

あと、どこにあるんだ、ここ。
「あぁ、そうか、まだ言ってなかったな。お前の左手首に、腕時計があるだろ?」

「え?あぁ、あるけど…」

言われてみてみると、確かに、
針が12時30分で止まっているが、腕時計があった。

「その針を、13時まで進めると、お前の行くべきところへと行くことが出来る。
今のところ、行くべきところってのは、
この写真の家だ。」

「なるほど。父さんは、どうするんだ?
一緒に行くのか?」

「いや。俺の役目はここまでだ。
だから、俺はついて行かない。」

「そうか。分かった。また後で会えるのか?」

「あぁ。当たり前だろー?
更生させられるか、転生するかしない限り会えるさ。
さ、もう行け。」

「あぁ。分かった…。
ありがとう、父さん。」

腕時計の針を、13時の所まで進ませた…
すると、
一瞬視界がぐにゃりと曲がり、
不思議な空間に来た。
目の前には1つ、木製のドアがあり、
こんなときに、
ドラ〇もんのどこ〇もドアが思い浮かんだ。
いや、似てない?
だってさ、行くべきところに行くってことは、
自分で行くべき理由を作れば、どこでも行けるってことだろ?


…………あんま似てないか。

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