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絵画転移!美術館で歩きスマホしてたら転移した!?

御丹斬リ丸

第2話 最高の謝罪DOGEZA!!面を上げれば森にいた








朦朧としていた意識が戻り
次に広がる光景を考えその場に伏せる


・絵を傷つけてしまった賠償
・周りからの非難
・社会的な死



やばい、やばい、やばい、やばい!!
ここは土下座で謝るしかないか!?
覚悟を決めた俺はその場に頭をこすりつけ
声を張り上げて口を開いた



ーーーこの度はっっ!!本当に申し訳けございませんでしたアァッ!!!!!









ーーーギャアギャァギャアギャァ



「は?え?」


返って来たのは不気味な怪鳥のような鳴き声と山に響きわたる俺の声だけだった





あまりに不可解な状況に恐る恐る面をあげれば、そこは森だった


まだ薄暗い森は、薄っすらと霧に包まれ幻想的な光景を生み出していた
森の奥から上がる朝日に照らされて



「俺は絵画の中に入ってしまったのか?」


と思うほどに



いやしかし、この光景見たことあるぞ?
しかも最近……つい最近だ!




あれ?スマホ。あったあった


スマホといえば……。
あ!俺のお気に入りスマホゲームMMORPG【ファンタジア・ロード・コンティネイト】のオープニング映像に出て来た風景か!



意味不明な状況に頭が痛くなった俺は、薄っすらと滲み出た汗を拭き……ん?


俺、手袋なんかしてたっけ?



嫌な予感がして、自分の姿を確認してみる


幾らするかも想像出来ないほど細やかに作られた美しいマント
白を基調とした重厚な造りの神官服
頭には、ミトラと呼ばれる冠を被っていた
何気なく左手には赤と金色で装飾のされた黒い杖を握っていた



あれ?これはまさか……アバターの服ではないか?


ラノベ展開ならばアバター転移またはアバター転生と呼ばれる状況がだろう
俺のアバターは青い髪の西洋人的な顔立ちの男だ


しかし、顔を触ってみれば、凹凸の少ない顔……鼻は低く、髪も黒い



スマホのカメラ機能でパシャりと撮影してみればそこに映るのは、神官のコスプレをした日本人だった



「どうせなら、イケメンになりたかったぜ」









          

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