クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件

ニートは引きこもりたい

ゼン敗北!?

「はあ,はあ。」
血脈操作で,自分の血を止めながらゼンは自分のケガを見る。才道に殴られたところは,ところどころ腫れ上がっていた。
(こんな調子でアレプトとアイツに勝てるのか?)
そんな不安が頭に浮かぶ。アレプトとの戦いについて色々作戦を考えながら入ってきた所から鍾乳洞を出た。
 地上ではアレプトがすでにゼンが作った森を破壊していた。
 ゼンは遠くからそれを見て再び自分のケガの様子を見る。
 ゼンは覚悟を決めアレプトの方に向かい出す。

 アレプトは自分の剣に闇を纏わせゼンのいる方向に振り下ろした。
 その瞬間,大地を切り裂きながら闇は巨大な斬撃となりゼンを襲う。
  ゼンはそれを横に飛び避けると,その瞬間アレプトの重く強力な一撃がゼンを襲う。
 ゼンはとっさに右腕で防御したが勢いに押されてそのままアレプトに押されていく。
 ゼンは左手に空気の球を作りアレプトにぶつけ距離をとる。
 アレプトは押し出された後,闇の剣を作りゼンに放つ。
 ゼンはそれを避けアレプトめがけて地面を蹴り加速する。
 アレプトは迫り来るゼンに無数の闇魔法を放って迎撃する。
 ゼンは自分の周りに風を纏わせながらまっすぐその中に突っ込んでいった。ゼンとアレプトの間に無数の爆発が起こる。
 
「そりゃー!」

無数の闇魔法を突き破り,ゼンがまっすぐ飛び出してくる。
 闇魔法の先で待ち構えるアレプトを,ゼンの光を纏った拳が直撃する。それをくらいつつもアレプトも闇を纏った拳でゼンを殴る。ゼンはそれをくらいながら威力を受け流し,さらにアレプトを殴り返した。
 終わらない殴り合いを終わらせようとしたのかアレプトが大ぶりのパンチをゼンにしたが,それを待っていたかのようにゼンはそれを避け回し蹴りをアレプトに放つ。アレプトはそれを受け吹っ飛んでいった。
 遠ざかるアレプトをめがけてゼンは両手で風雷波を放った。

「はぁああっ!!」

アレプトは表情を変えることもなくそれを受け止めた。だが,勢いは止まらずある程度進んだ後そのまま爆発した。
 爆発は山や地面を打ち砕き,山や地面から溶岩が吹き出す。
 その中に,アレプトは立っていた。ダメージは追っていたがそれも少しずつ再生していた。
 ゼンは苦しい表情をしながらも気合を入れながら,アレプトの方に向かい,戦いが再開した。

天使は,それを見ながらゼンを憎らしげに見ていた。
(本当にしぶといですね。さっさと死ねばいいのに。)
天使は目を閉じ,あの戦争のことを思い出していた。
 あの時のゼンの強さはあの2人を圧倒していた。つまり,ゼンは殺す気でやれば今戦っているアレプトさえも瞬殺出来るのではないか。
 天使は目を開けもう一度2人が戦っているのを確認し天使とは思えない邪悪な笑みを浮かべてまっすぐ指先をゼンに向けた。
 
ゼンはアレプトと戦いながらも先ほど倒した才道の心配をしていた。あの時,余裕がなくなりつい殺傷能力が高い攻撃をしてしまった。一応血止めをし回復薬をかけたがそれで治るかはわからない。
 そんな事を考えながらアレプトを見なおすとアレプトはゼンから遠く離れたところで魔力を高めていた。

「あぁあああ!!!」
アレプトを中心に,魔力の衝撃波が広がった。
 魔力の衝撃波にゼンはアレプトを注意して見る。
 アレプトの姿は変わり,髪は逆立ち目は赤色になっていた。
 アレプトの個人スキル,魔族化である。
 アレプトが顔を上げその赤い目でゼンを見据える。
 次の瞬間アレプトはその場を飛び出しゼンに襲いかかる。その衝撃で地面は大きく割れ,その場からマグマが吹き出す。
 激しい攻防の末,アレプトの強力な一撃がゼンの腹ににクリーンヒットした。
 飛ばされていくゼンをアレプトは追い越しゼンが来た瞬間振り上げた拳をゼンに叩きつける。
 ゼンは地面に向かって吹き飛んでいく。
 アレプトは最初に作った剣よりも大きな闇の剣を作りゼンに向けて突き出す。
 ゼンはそれを避けようとした瞬間,天使の指先が,閃光を放った。
 その光線はゼンの体を貫いていった。
 そのせいでゼンの体は一瞬硬直してしまった。そしてそのままアレプトの攻撃を避けれず,アレプトの闇の剣はゼンの体を貫いた。
 




作者です。お知らせで調子に乗ってすみませんでした。ちょっとハイペースになったら風邪をひいてダウンしてしまいました。ホントに申し訳ない。
ですが,もう回復したのでコレからは出来る限り早く書いていきたいと思います。
同じ失敗は2度としません。
こんな作者ですがコレからもよろしくお願いします。

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コメント

  • ノベルバユーザー320739

    作者さんが…
    風邪を~~~~

    1
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