クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件
原因
才道が打った白い球が爆発し2人は吹き飛ぶ。
ゼンと才道は元の姿に戻っていた。
2人とも膝を震わせながら立ち上がる。
お互いに近づき拳が届く範囲になると再び拳で殴り合いを始めた。
しかし,先程までの魔王の決闘ではなく,もはや子供の喧嘩状態である。
才道の方が体がでかいためゼンよりも優勢である。
ゼンは殴るのを止め,崩れ落ちながら才道に抱きつき,
「リンクオール」
そう言うとゼンも才道も同時に崩れ落ちた。
上手く入れたか。
ここは才道の精神の中『リンクオール』で才道とより深く繋がり精神世界に入ることができたのである。
「さてと,さっさと探すか。」
ゼンの目的は才道が大魔王になった原因を調べ最悪その記憶の書き換えをしに来たのである。
「これがアイツの3年間か。」
周りを見ると才道が過ごした3年間の思い出が次々ながれている。
王宮呼ばれた瞬間。
今を見ると強いスキルを持ってるが発現が遅かったため王様に無能扱いされた瞬間。
スキルが発現し村の人を守ってる瞬間。
村の娘といい雰囲気になってる瞬間。
(このリア充が,爆発しろ!!!)
娘と結婚している瞬間。
(俺はさっきから何を見せられてんだ!)
娘とヤッテル瞬間。
(あっ,卒業してしまったんですか!
マジっすか,才道さん半端ねえ。)
村を出て旅する瞬間。
冒険者を助ける瞬間。
魔物を助ける瞬間。
冒険者ランクがSSランクに行き街のみんなにチヤホヤされてる瞬間。
それがネイビス国まで噂され王様が才道を迎えに来た瞬間。
才道がそれを断る瞬間。
王様が才道を指名手配にする瞬間。
才道が街の人や衛兵に追われる瞬間。
村に帰ったら村が焼き尽くされていて絶望している瞬間。
村に残った痕跡から王の衛兵たちがやった事を理解した瞬間。
ソレを見た瞬間ゼンの頭の中が黒く染まりそうになった。
ゼンはその場に膝付き治るまで耐えた。
(なんだったんだ今のは?)
才道が魔物に力を与え仲間を増やしていく瞬間。
賞金目的で襲ってくる盗賊たちを皆殺しにする瞬間。
そしてゼンと出会った瞬間。
「なるほどな,こんな事がありゃあ人間を恨むのも無理ねえな。」
「しかし,アイツは理性は保っていたようだが何故だ?」
すると,ゼンの後ろからナイフが飛んできた。
ゼンはそれを避け周りの気配を確かめ何もない場所を殴った。
すると,そこから1人の女の子が出てきた。
「殺すなら殺すがいい。
情けをかけるな!」
「おいおいまてまて,俺はお前を殺す気はねえよ。
それよりお前は才道に助けられてた魔物だな。」
「なぜソレを?」
「とりあえず俺はお前の味方だ。
さて,案内してもらうぜコイツを魔王にしたドス黒い何かのもとへ。」
そう言い女を離すと納得したのか素直に案内し始めた。
その間にソイツの事をいろいろ教えてもらった。
まず,名前はエレンで下級悪魔らしい。
助けられた時から才道をストーカーし才道が黒い感情に呑まれる前に精神に入り込み黒い感情を抑え込んでたらしい。
「頑張ったんだなあお前。
まぁ、ストーカーはどうかと思うが。」
「結果才道を助けることができた。」
「ま、そりゃそうなんだけどな。」
(ってかコイツ才道に気付かれずにストーカーするとは,隠れた実力者か?)
気になったので聞くと,
「愛に不可能はない。」
精神論でした。
すると,
「こっち,アレ。」
エレンが曲がり角までゼンを連れて行きその奥を指差す。
そこには黒いスライムみたいなのが浮かびそのスライムからいくつもの触手が伸びており周りにくっついていていて何かを吸収しているようだった。
ゼンと才道は元の姿に戻っていた。
2人とも膝を震わせながら立ち上がる。
お互いに近づき拳が届く範囲になると再び拳で殴り合いを始めた。
しかし,先程までの魔王の決闘ではなく,もはや子供の喧嘩状態である。
才道の方が体がでかいためゼンよりも優勢である。
ゼンは殴るのを止め,崩れ落ちながら才道に抱きつき,
「リンクオール」
そう言うとゼンも才道も同時に崩れ落ちた。
上手く入れたか。
ここは才道の精神の中『リンクオール』で才道とより深く繋がり精神世界に入ることができたのである。
「さてと,さっさと探すか。」
ゼンの目的は才道が大魔王になった原因を調べ最悪その記憶の書き換えをしに来たのである。
「これがアイツの3年間か。」
周りを見ると才道が過ごした3年間の思い出が次々ながれている。
王宮呼ばれた瞬間。
今を見ると強いスキルを持ってるが発現が遅かったため王様に無能扱いされた瞬間。
スキルが発現し村の人を守ってる瞬間。
村の娘といい雰囲気になってる瞬間。
(このリア充が,爆発しろ!!!)
娘と結婚している瞬間。
(俺はさっきから何を見せられてんだ!)
娘とヤッテル瞬間。
(あっ,卒業してしまったんですか!
マジっすか,才道さん半端ねえ。)
村を出て旅する瞬間。
冒険者を助ける瞬間。
魔物を助ける瞬間。
冒険者ランクがSSランクに行き街のみんなにチヤホヤされてる瞬間。
それがネイビス国まで噂され王様が才道を迎えに来た瞬間。
才道がそれを断る瞬間。
王様が才道を指名手配にする瞬間。
才道が街の人や衛兵に追われる瞬間。
村に帰ったら村が焼き尽くされていて絶望している瞬間。
村に残った痕跡から王の衛兵たちがやった事を理解した瞬間。
ソレを見た瞬間ゼンの頭の中が黒く染まりそうになった。
ゼンはその場に膝付き治るまで耐えた。
(なんだったんだ今のは?)
才道が魔物に力を与え仲間を増やしていく瞬間。
賞金目的で襲ってくる盗賊たちを皆殺しにする瞬間。
そしてゼンと出会った瞬間。
「なるほどな,こんな事がありゃあ人間を恨むのも無理ねえな。」
「しかし,アイツは理性は保っていたようだが何故だ?」
すると,ゼンの後ろからナイフが飛んできた。
ゼンはそれを避け周りの気配を確かめ何もない場所を殴った。
すると,そこから1人の女の子が出てきた。
「殺すなら殺すがいい。
情けをかけるな!」
「おいおいまてまて,俺はお前を殺す気はねえよ。
それよりお前は才道に助けられてた魔物だな。」
「なぜソレを?」
「とりあえず俺はお前の味方だ。
さて,案内してもらうぜコイツを魔王にしたドス黒い何かのもとへ。」
そう言い女を離すと納得したのか素直に案内し始めた。
その間にソイツの事をいろいろ教えてもらった。
まず,名前はエレンで下級悪魔らしい。
助けられた時から才道をストーカーし才道が黒い感情に呑まれる前に精神に入り込み黒い感情を抑え込んでたらしい。
「頑張ったんだなあお前。
まぁ、ストーカーはどうかと思うが。」
「結果才道を助けることができた。」
「ま、そりゃそうなんだけどな。」
(ってかコイツ才道に気付かれずにストーカーするとは,隠れた実力者か?)
気になったので聞くと,
「愛に不可能はない。」
精神論でした。
すると,
「こっち,アレ。」
エレンが曲がり角までゼンを連れて行きその奥を指差す。
そこには黒いスライムみたいなのが浮かびそのスライムからいくつもの触手が伸びており周りにくっついていていて何かを吸収しているようだった。
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