クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件

ニートは引きこもりたい

平凡な日常の終わり

 ある高校の教室その中で一人俺は机にうつ伏せで寝たふりをしていた。
なぜ、そうするかというとクラス奴らに邪魔されず周りの声が聞けるからである。
そうしていつも通りクラスの奴らの雑談を聞いてると、前から俺を呼ぶ声がした。
「おい、魁斗よまた、そうしてるのか。」
顔を上げるといつも通りのバカ顔があった。
「おい、聞いてんのか、」
俺はまた顔を伏せた。
「おい、人の話聞けよ。」
俺はだるそうに顔を上げると、
「なんだよ、隼人。」
紹介が遅れたがこいつの名前は、楓隼人
俺的には変な名前だと思うがこいつは気に入っているらしい。
「宿題写させて(テヘペロ)」
うぜえ、そう思いつつもいつも通りノートを出そうとすると、
「いけないんだよ、宿題の写しは、」
そう声をかけてきたのは、学校のマドンナ的存在 島崎咲だ。なぜかは知らんがなぜか俺によく声をかけてくる。
「黒火君も簡単にか、貸しちゃダメなんだからね、」
なぜそこで詰まる。そんなことを思っていたら、チャイムが鳴って先生が入ってきた。
その時、そうまるで全員が揃うのを待っていたかのように魔法陣が出て光った。
誰も一言も喋る時間さえ与えもせず、俺たちは教室から消えた。
後にこの出来事は舞用高校の七不思議の一つになるがそれは別の話。



作者です。初心者でミスも多く文章も変かもしれませんが、もしこの作品を見たのなら末永く暖かい目で見てください。
作者も努力します。

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