Adventure Life

リンボリー

第3話 ついに決戦!慶太VSアンダー!詩織との出会い!

「くっ…ぐはっ…(血を吐く音)」
俺の体力はもう残されていなかった。今までアンダーに一方的に攻撃され、反撃することができなかった。そんな中、俺はある作戦を考えていた。それはどんなものかと言うとキューベルの隠された能力「武器変換術」を利用するものだった。その能力は文字通り、身近なものを武器に変えることができる術だ。それで、たまたま足元に落ちていた木を武器に変え、俺はアンダーに斬りかかった。
「アンダーくらえー!」
そういって俺は剣にかえた木でアンダーに斬りかかり、倒すことができた。
「オ、オノレ…」
だが、俺は体力の限界に達していた。アンダーを倒したものの、喜ぶ余裕はなかった。
そんな中、とある少女がこっちに近づいてきた。
「おいそこをどけ小生物。どれだ、怪我を見せてみろ」そう言うと少女は術を唱え始めた。
「よし終わったぞ」
というと、俺の体力はみるみる回復していき、斬られた痕も修復していた。
「あんた一体何者なんだ?あとさっきの術とか」
「私の名前は佐久間詩織。人間だけど、超能力を使えるの。私は、5~6歳の頃まで普通の人間かと思ったけど、ある時車を浮かせちゃったことがあって。それで、普通の人間じゃないとわかったの。それで、私の家に魔物を退治してくれないかという本が届いたの。だからここにいるわけ。さっきのは、ヒーリングという術で傷ついた人を回復することができるの。」
と色々話してくれた。そうすると彼女は
「あなた私と一緒に冒険しない?だって、一人より私がいた方が心強いでしょ?さっきだって私がいなかったらどうなってたかわからなかったし。」

「そうだよな。俺一人じゃ色々不安なことが多いよな。よしわかった!今日からお前と一緒に冒険する。」

こうして、俺と詩織とキューベルの三人のadventurelife(冒険生活)が始まった。

次回予告
沖縄の魔物アンダーを倒し、俺たちは鹿児島に向かった。しかし、そこで現れる魔物は手強く、俺たちは苦戦した戦いを強いられることとなった。はたして、俺たちは鹿児島の魔物を倒すことができるのか。乞うご期待!


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