第2話　最初の県は沖縄！沖縄の魔物アンダー！

　「さあ今から出発だ！」
俺は、キューベルという謎の生物と新幹線で沖縄へ向かった。新幹線の中、
　「実はオイラって飛べるんだぜ！もちろんお前を乗せてくこともできるぜ！」とキューベルが言った。
　「おいおい！そういうことは先に行ってくれよ！時間もお金も損したわー」と俺が言い、キューベルはただ謝るばかりだった。
昼すぎ。沖縄に到着した。俺は初めての沖縄だったため興奮していた。
　「そうだなー！沖縄と言えば………だるま！」と俺が言うと、
　「それは違う！群馬の名物だ！さっさと魔物を退治しなければ！」とキューベルのツッコミが入った。
確かにそうだ。そんなことを言っている暇はなく、魔物が沖縄をどんどん侵食していた。だけれど俺は当然、魔物退治をしたことがない。そこで、キューベルに魔物退治の仕方を教えてもらうことにした。魔物退治のために身につけなければいけないことは容易ではなく、覚えるのに3日もかかった。そしてついに決戦の日を迎えた。俺は事前にキューベルにその魔物が現れる場所を聞いていた。そこで、しばらく待っていると地鳴りがした。それと同時に魔物らしき声が聞こえた。
　「オマエハダレダ…シンニュウシャカ…」
俺は突然の声に驚きを隠せなかった。
　「うわっ！」と声をあげると、
　「オレノナマエハアンダー。オマエシンニュウシャカ。ジャマハサセナイ」
と言い、いきなり俺に攻撃してきた。俺は咄嗟の行動に避けることができなかった。
　「うわっ！痛ってぇ！」俺は腕に切り傷を負った。キューベルは、
　「何をしている！スキを作るのではない！」と言った。俺はそんなこと言ったってと内心思っていた。そう思っていた矢先、次の攻撃が来た。
　「シュッ…」今度はちゃんと避けることができた。だが、向こうの攻撃を避けてばかりで反撃することができていない。そうするとまた、アンダーが攻撃してきた。
　「今度は避けることができなかった。背中に切り傷を負い、意識は朦朧としていた。」

次回予告
アンダーの攻撃を2発食らってしまった慶太。意識が朦朧としている中、慶太はある作戦を思いつく。はたして、その作戦は上手く行くのか？そして、アンダーを倒すことが出来るのか乞うご期待！