俺の彼女はオタクだけど俺はオタクじゃない。

馬場ちひろ@小説

第六章 謎の転校生と別れ

 梅雨入る。雨の季節。蛙がケロケロと鳴く6月。キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴った。LHRロングホームルームだ。小崎先生が来た。
「今日からこの学校でこのクラスと共にすることになった転校生を紹介する。松ヶ原。こい。」
と言われて入ってきた。セミショートで銀髪。俺の理想の女子であった。
「初めまして。九州の方から転校してきました。松ヶ原まつがはらはるなと言います。皆さんよろしくお願いします!!」
と男子の心に釘付けるような笑顔であった。男子は「女神が来たぞ~。うおおおお」とか女子は「かわいい~。モデルさんみたい。」とか盛り上がっていた。しかし、なつみを見ると少しイラ立っていた。「あの~。なつみさん?大丈夫??保健室行こうか??」と声をかけた。
「いや。大丈夫だよ。それよりあの子なんか千靖くんのこと見てるよ。」となつみは言った。俺はへ?と思った。すると松ヶ原が来た。「君。どっかで見たことあるよね?幼い頃遊んでたとか。」と松ヶ原は言った。俺は思い出した。幼い頃にスマートモンスターごっこやヒーロー戦隊者をその女の子とやってたこと。「あの。はるちゃんか??大きくなったな。いやかわいくなってるじゃないか。」と俺はあのはるちゃんだと言うことを思い出した。
 「ちーくん。あんま変わってないね。幼い頃と変わらない。むしろかっこよくなったね。」とはるちゃんは言った。隣のなつみを見ると俺を嫉妬してるかのように俺を睨み付けた。俺ははるちゃんに対して「かっこよくないし。てか俺の彼女の居る前でそんなべた付くな。」と俺ははるちゃんに冷たそうに言った。はるちゃんは「え?ちーくん幼い頃のように抱き付いたりキスしたりしないの?」とはるちゃんは衝撃の言動を発した。なつみは俺に対してこう言った。「最悪。もう無理。部活にも来ないで。」と。俺も限界だった。最近。話してくれないし、声もかけてくれない。それが嫌だったのかも知れない。後で後悔した。なつみが離れてしまうことに。俺は何も彼女に出来なかったのかも知れない。それが俺と彼女との深い溝だった。「なつみ。もう部活にも来ないからじゃあな。」と俺はなつみに別れを告げたのであった。6月の雨の中。俺はオタクが嫌いだ。

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コメント

  • 馬場ちひろ@小説

    コメントわざわざありがとうございます。
    ご指摘ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

    0
  • 大空 ヒロト

    がんばってくださいねー
    余計なお世話かもしれないですけどセリフは改行したほうが読みやすいとおもいますよー

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