召喚されし、アンノウン

ノベルバユーザー51488

ガチャシステムの裏側

「なるほど?てことは~?つまりあれか?」


(ここは、ゲームで言う召喚獣だとか英霊だとかを当てるガチャの中みたいな感じでいいのか?いや、それだけじゃ無いだろうな。
それだけなら、[選定の門]なんてものいらねーからな・・・・・だとすると。)








「俺がこれからやんなきゃ行けないのは大体決まったな、この門の中に入る事、そのためには、恐らく戦って強くなってかなきゃいけないはず、そしてそれがレアリティに関係している筈だ。」


   





この考えは、間違っていないのだろうと、言うだけの確信が新生にはあった、この世界に目を覚ましたとき真っ先に襲われたのが食べるためでは無く、強くなるため、なら今自分が考えている事と一致するだろうと思ったからだ、だがこれが違っても新生にとっては余り関係はなかった、今新生には何かに対する目的がほしかったのだこのわけの分からない世界でいきるため、じぶんが生き続けていく為の目的が。







「よっし決めた、ならとことんやってやる、限界まで見てやる、この世界の限界って所を見るのが俺の目標だ。」





と言い[選定の門]に誓いその場から離れて行ったのだった。




    







~~~~~~そして



  




「ぐ、グギガァーーーーーー」



少女の目の前には、巨大な生命体がいた、その生命体は首回りに複数のへびがつながり、ただれたかのようなライオンの顔と羊のかおがひっつき、体は熊のような体躯の獣で大きさは軽く四メートルを超えていた。










「うん、多分キメラだよね、これ?」






だというのに、少女は特に驚く事も無く冷静にこの怪物を見ていた。





「だったら、早々にしとめよっかな♪」




「ギガヤァーーー」



巨大な前足が振り払われる、当たれば間違い無く肉が千切れ吹き飛ばされるほどの力強さを感じる振り払いであった、しかし少年はそれを軽くよけ、腰に差してある双剣をぬきながら、キメラの体のそばまで接近する。




「ググゥ!?グァーー!!」





キメラは、驚いたような鳴き声をあげ、その口を大きく開き口元が光だす。



 
「いや、残念だけど、もう遅い」





サン




そんな軽い音がなった瞬間、キメラの動きは止まり先ほどの光が散った、そして、少しの間をあけ、ゴトリとその巨大な首がずり落ちたのだ。







「よっし、お仕事かーんりょ、王様ほめてくれるかなー?」

  


そんな風に呟きながらキメラを謎の箱の中に入れつつ、その場を後にした。





少し歩き、その少女はとあるの前に立っていた、




[選定の門](USR)




と書かれてある、門を開けて中にはいって行く、門から先は草原ではあるが、そこからすこし、行けばとても大きな門が見えた、その門のなかに入ったら、人達や獣達で溢れていた、そこには色々な店があり、家があった一目でここは、一つの国なんだと、わかるもので溢れていた。




さらに、その先には大きな建物があった、そこに向けて少女は走り出した。





「主様、こちらリユス葉の紅茶にリーモのケーキです。」






「ああ、ありがとう朔夜さくや、頂こう」
   


という風に、大きな建物の一室で、白と紺色を基準にしたメイド服をきた、美女が一人の男にお茶を出していたそこへ・・






「王様ーー!!仕事してきたよー遊んでー!」




その部屋へ、さきの少女が入って突撃してきたのだった




「リリカ!!ここは主様の執務室ですよ静かに開けなさい!!」





「うえ、朔夜姉ぇもいたのかぁー嫌なタイミングで入ったなぁ」





「何が嫌なタイミングですか?」




「い、いや、何でも無いです朔夜姉ぇ」






と、まるで姉妹のような事をやり始め今にもお説教の時間ですと、言わんばかりのいきよいだったが。





「ああー、まぁいいじゃないか、俺がリリカに頼み事をしたのだから、多少の事は許そうじゃないか?なぁ朔夜」






「主様がそう言うので、あれば・・・反省なさい!いいですね!」





「はーい、ごめんなさい、王様~」


    




「ああ、構わん、所で遊びたいのだったな?少し待て、これが終えたら遊ぼう」




 
「え、本当!?わーいやったー!!」






「朔夜、お前も準備しておけ」





「かしこまりました」





そう言うって二人の美女、美少女が部屋から出て行ったあと、少しため息を漏らしつつ考える。



(・・・・・はぁ、なんで、こうなったんだっけ?)





そう、この王こそがこの転臨の世界の王にして、絶対的な支配者となってしまった、男、柳 新生である。

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