《完結》男が絶滅していく世界で、英雄は女の子たちをペロペロする
第12話~フォルモルⅣ~
夜。
日が暮れていたが、暗闇ではなかった。
月が出ている。
6つの月だ。
フィルドランタでは、日によって月の数が変わる。最大で6つだが、5つのときもあるし4つのときもある。
月光が輝いているにもかかわらず、悪魔の雨は降り続いている。
どれぐらいの範囲で降っているのだろうか? もしかしてフィルドランタ全体に降り注いでいるのだろうか?
男がすべてモンスターになってしまい、結局は、自分1人だけしか生き残らないのではないか。そんな不吉な想像がセイの胸を圧した。
「ふーっ」
息を大きく吐きだした。
そんな想像はやめようと思った。
それよりも今は、目先のことに集中しなければならない。
コンコン。
フォルモルの部屋のトビラを叩いた。
内側からトビラが小さく開かれた。白い腕がすーっと伸びてきて、セイの腕をつかんだ。やさしいチカラで部屋の中へと連れ込まれた。
部屋にはカンテラが置かれていた。
カンテラがなくとも、窓からさしこむ月光は暗闇を追いやるのには充分だった。
「約束通り来てくれたのね」
そう言うフォルモルは下着姿だった。黒いブラジャーに、布の面積のすくないパンツをはいていた。
カンテラの明かりに照らされて、白い肌が艶めかしく光っていた。暗闇のなかでフォルモルのカラダだけが浮かび上がって見える。
「ごくっ」
生唾を飲んだ。
メイド服で隠されていたときから、わかってはいたが、かなり胸が大きい。白く丸い乳房が、黒いブラで苦しそうに締め付けられていた。
「緊張してるの?」
「そりゃ――まぁ」
セイは童貞だ。
女性と交わった経験がなかった。別に性行為に及ぶわけではないが、それと同等の緊張を覚えていた。
ドクンドクン。
痛いほど心臓が動悸している。
「大丈夫よ。私がリードしてあげるから」
セイよりも年上ということもあり、フォルモルからは大人の余裕が感ぜられた。フォルモルはくるりと背中を向けた。そしてブラのホックをはずした。フォルモルの背中ごしに、弾けるおっぱいが見えた。そして、フォルモルの白い背中には、ブラの痕が残っていた。
「すこしキツイのよ。また少し大きくなったのね」
「それで印は?」
「あわてないで」
フォルモルが正面を向いた。両手で乳房の先端を隠していた。砲弾のような乳房はほぼ完全な半球体をしていた。手で隠しているところだけが、やわらかく形を崩している。腰はキュッとひきしまっている。健康そうにふくらんだお尻はあいかわらず、黒いパンツで隠されている。
「キレイです……」
率直な感想だった。
「嬉しいわ。印は、ここにあるの」
フォルモルが乳房を上に持ち上げた。ずっしりと重みのありそうな乳房が持ちあげられる。
「どこですか?」
「下乳のところよ」
たしかに印があった。二本の線を交差したバッテンがしるされていた。顔を近づけると、ふわっと甘い香りが吹きつけた。
「良い匂いがします」
「やだぁ。匂わないでよ」
と、フォルモルが身をよじった。
「すみません」
「ナめて」
フォルモルは消え入りそうな声でそう言った。フォルモルも羞恥を感じているのだろう。さっきから呼吸に合わせて震えている。
「いいんですか?」
いちおう確認をとった。
「いまさら厭とは言えないでしょ。それに、印を重ねるのが、セイの使命なんでしょ」
「わかりました」
舌先を伸ばした。触れる。しっとりとした感触があった。
「あうっ」
と、フォルモルがのけぞった。
「大丈夫ですか?」
あわてて抱きかかえた。
「舌先で触れられると電流みたいなのが走ったわ。上手なのね」
「上手も何も触れただけですよ。フォルモルが敏感なんじゃないですか?」
「意地悪」
フォルモルはセイのことをベッドに誘った。フォルモルはあおむけに寝た。あおむけになっていても、フォルモルの乳房は崩れることなく、形を維持していた。
「印。見える?」
「見えますよ」
「やさしくしてちょーだいね」
媚びるような甘い声を出した。
ふたたびセイは舌を伸ばした。ビクン。フォルモルのカラダが大きくハねたが、今度は声は出さなかった。思い切って舌全体で下乳をナめた。
〝英雄印〟は舌全体に記されている、全体的に重ねなければ、うまく重ならなかった。
「あうっ。ダメ。声が、出ちゃう」
「あんまり痙攣しないでください、うまく重ねられません」
「そんなこと言ったって……。あうっ」
フォルモルのカラダは素直だった。ナめれば、ナめるほど大きく跳ねる。まるで舌から逃れようとするかのように、フォルモルは右へ左へとカラダをくねらせた。
「動かないでくださいってば」
「無茶言わないでよ……。だってすごく刺激が強いんだもの」
セイは、フォルモルの腰をおさえつけた。
「大人しくしててくださいよ」
「あ、ちょっと……」
もう一度、下乳に舌を重ねた。
やわらかい乳房がフルフルと小刻みに痙攣しているのがわかった。その振動が舌に伝わってくる。
「あ……あうっ……ダメ。一度離してちょーだい」
「もうすぐで終わりますから」
「ダメダメダメ。なんかお腹が熱いの」
「も、もう少しで」
「――ッ」
パッとフォルモルは乳房のいただきを隠していた手を離した。その手で、セイの頭をおさえつけてきた。セイの頭がフォルモルの乳房に埋め込まれた。やわらかい乳肉に顔面が埋められた。
手ごたえはあった。
印が、重なった。
日が暮れていたが、暗闇ではなかった。
月が出ている。
6つの月だ。
フィルドランタでは、日によって月の数が変わる。最大で6つだが、5つのときもあるし4つのときもある。
月光が輝いているにもかかわらず、悪魔の雨は降り続いている。
どれぐらいの範囲で降っているのだろうか? もしかしてフィルドランタ全体に降り注いでいるのだろうか?
男がすべてモンスターになってしまい、結局は、自分1人だけしか生き残らないのではないか。そんな不吉な想像がセイの胸を圧した。
「ふーっ」
息を大きく吐きだした。
そんな想像はやめようと思った。
それよりも今は、目先のことに集中しなければならない。
コンコン。
フォルモルの部屋のトビラを叩いた。
内側からトビラが小さく開かれた。白い腕がすーっと伸びてきて、セイの腕をつかんだ。やさしいチカラで部屋の中へと連れ込まれた。
部屋にはカンテラが置かれていた。
カンテラがなくとも、窓からさしこむ月光は暗闇を追いやるのには充分だった。
「約束通り来てくれたのね」
そう言うフォルモルは下着姿だった。黒いブラジャーに、布の面積のすくないパンツをはいていた。
カンテラの明かりに照らされて、白い肌が艶めかしく光っていた。暗闇のなかでフォルモルのカラダだけが浮かび上がって見える。
「ごくっ」
生唾を飲んだ。
メイド服で隠されていたときから、わかってはいたが、かなり胸が大きい。白く丸い乳房が、黒いブラで苦しそうに締め付けられていた。
「緊張してるの?」
「そりゃ――まぁ」
セイは童貞だ。
女性と交わった経験がなかった。別に性行為に及ぶわけではないが、それと同等の緊張を覚えていた。
ドクンドクン。
痛いほど心臓が動悸している。
「大丈夫よ。私がリードしてあげるから」
セイよりも年上ということもあり、フォルモルからは大人の余裕が感ぜられた。フォルモルはくるりと背中を向けた。そしてブラのホックをはずした。フォルモルの背中ごしに、弾けるおっぱいが見えた。そして、フォルモルの白い背中には、ブラの痕が残っていた。
「すこしキツイのよ。また少し大きくなったのね」
「それで印は?」
「あわてないで」
フォルモルが正面を向いた。両手で乳房の先端を隠していた。砲弾のような乳房はほぼ完全な半球体をしていた。手で隠しているところだけが、やわらかく形を崩している。腰はキュッとひきしまっている。健康そうにふくらんだお尻はあいかわらず、黒いパンツで隠されている。
「キレイです……」
率直な感想だった。
「嬉しいわ。印は、ここにあるの」
フォルモルが乳房を上に持ち上げた。ずっしりと重みのありそうな乳房が持ちあげられる。
「どこですか?」
「下乳のところよ」
たしかに印があった。二本の線を交差したバッテンがしるされていた。顔を近づけると、ふわっと甘い香りが吹きつけた。
「良い匂いがします」
「やだぁ。匂わないでよ」
と、フォルモルが身をよじった。
「すみません」
「ナめて」
フォルモルは消え入りそうな声でそう言った。フォルモルも羞恥を感じているのだろう。さっきから呼吸に合わせて震えている。
「いいんですか?」
いちおう確認をとった。
「いまさら厭とは言えないでしょ。それに、印を重ねるのが、セイの使命なんでしょ」
「わかりました」
舌先を伸ばした。触れる。しっとりとした感触があった。
「あうっ」
と、フォルモルがのけぞった。
「大丈夫ですか?」
あわてて抱きかかえた。
「舌先で触れられると電流みたいなのが走ったわ。上手なのね」
「上手も何も触れただけですよ。フォルモルが敏感なんじゃないですか?」
「意地悪」
フォルモルはセイのことをベッドに誘った。フォルモルはあおむけに寝た。あおむけになっていても、フォルモルの乳房は崩れることなく、形を維持していた。
「印。見える?」
「見えますよ」
「やさしくしてちょーだいね」
媚びるような甘い声を出した。
ふたたびセイは舌を伸ばした。ビクン。フォルモルのカラダが大きくハねたが、今度は声は出さなかった。思い切って舌全体で下乳をナめた。
〝英雄印〟は舌全体に記されている、全体的に重ねなければ、うまく重ならなかった。
「あうっ。ダメ。声が、出ちゃう」
「あんまり痙攣しないでください、うまく重ねられません」
「そんなこと言ったって……。あうっ」
フォルモルのカラダは素直だった。ナめれば、ナめるほど大きく跳ねる。まるで舌から逃れようとするかのように、フォルモルは右へ左へとカラダをくねらせた。
「動かないでくださいってば」
「無茶言わないでよ……。だってすごく刺激が強いんだもの」
セイは、フォルモルの腰をおさえつけた。
「大人しくしててくださいよ」
「あ、ちょっと……」
もう一度、下乳に舌を重ねた。
やわらかい乳房がフルフルと小刻みに痙攣しているのがわかった。その振動が舌に伝わってくる。
「あ……あうっ……ダメ。一度離してちょーだい」
「もうすぐで終わりますから」
「ダメダメダメ。なんかお腹が熱いの」
「も、もう少しで」
「――ッ」
パッとフォルモルは乳房のいただきを隠していた手を離した。その手で、セイの頭をおさえつけてきた。セイの頭がフォルモルの乳房に埋め込まれた。やわらかい乳肉に顔面が埋められた。
手ごたえはあった。
印が、重なった。
「《完結》男が絶滅していく世界で、英雄は女の子たちをペロペロする」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
5,217
-
2.6万
-
-
6,681
-
2.9万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
2,534
-
6,825
-
-
8,191
-
5.5万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
89
-
139
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
3,548
-
5,228
-
-
6,199
-
2.6万
-
-
2,860
-
4,949
-
-
6,044
-
2.9万
-
-
62
-
89
-
-
14
-
8
-
-
450
-
727
-
-
65
-
390
-
-
2,629
-
7,284
-
-
3,653
-
9,436
-
-
1,000
-
1,512
-
-
344
-
843
-
-
398
-
3,087
-
-
4
-
1
-
-
614
-
1,144
-
-
71
-
63
-
-
86
-
288
-
-
23
-
3
-
-
183
-
157
-
-
33
-
48
-
-
218
-
165
-
-
3,224
-
1.5万
-
-
2,430
-
9,370
-
-
116
-
17
-
-
164
-
253
-
-
62
-
89
-
-
42
-
52
-
-
2,799
-
1万
-
-
4,922
-
1.7万
-
-
408
-
439
-
-
7,474
-
1.5万
-
-
1,301
-
8,782
-
-
6,237
-
3.1万
-
-
5,039
-
1万
-
-
27
-
2
-
-
4
-
4
-
-
1,658
-
2,771
-
-
104
-
158
-
-
34
-
83
-
-
51
-
163
-
-
88
-
150
-
-
42
-
14
-
-
1,392
-
1,160
-
-
265
-
1,847
-
-
213
-
937
-
-
614
-
221
-
-
83
-
2,915
-
-
9,173
-
2.3万
-
-
220
-
516
-
-
215
-
969
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
9,545
-
1.1万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,173
-
2.3万
コメント