異界共闘記

totoma

挑戦


  3年の月日が経ち8歳を迎えた

  あれから週に2回は冒険者としての活動を続けた。
  今ではDランク冒険者となっている。
  今日は依頼は受けずに森の奥まで来ている。





  貴族の子は大体8歳までには召喚を成功させるということで、俺には悟らせないようにしているが両親も心配しているようだ。


  そろそろ召喚を成功させないとな

  そもそも俺自身が魔法を使えるから召喚獣が居なくても何不自由無く過ごせていたのもこんなに遅くなった要因の一つである。

  周りに人がいないことを確認してから《異界収納》から5歳の頃に配られた召喚石を取り出した。

  久しぶりに見たなコレ
  でも周りと同じように無属性の魔力を流してもなんの手応えも無かったしな…

  他の魔力も試してみるか…


  火、水、風……と試してみたが相変わらずの手応えだった…

  しょうがない….
  属性全部込めてみよ

  せーのっ


  ん?

  込められる!

  数秒魔力を込めると足元に魔法陣が現れた


  ピカァーーーーーーーー

  何だこれ!


  目を開けると360°真っ白な場所に居た。


「どこだよここ」

「久しい客人じゃなぁ
   前回は何年前だったか…」


  目の前に長い白髪に長い白ひげのお爺さんが現れた










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