ピコン

マニア

マルという女

???「近くでみるとやはりと思ったが…君シュールじゃないね?」

近づいてきた影は女の人だった。

貴方はびくつきながら尋ねた

あなた「あなたこそ何者ですか…」

それを聞いた女の人は高笑いして、腰に手を当て笑いながら

???「すまない、名乗るのを忘れていたな」

といった。
女の人はきりっとした表情で、あなたを見つめ警察官の敬礼のようなポーズをとったかと思うと、大声で、

???「私は、マル。シュール生存者管理官であり、リーダーであります!」

一同が呆然としていると、マルと名乗った人物はまた貴女にたずねた。

マル「で、君は?」

あなた「…確かにシュールじゃありません。人間です。」

マル「じゃあ君は何故ここに?」

あなた「…わかりません、でも予想では、あそこにいる人達に誘拐されたのかと…」

貴方は三人組を指差す

マル「そうなのかい?」

マルは三人組を見つめる
三人は図星と言わんばかりに慌てている。

マル「…うちの新シュール生が手荒い真似をしたみたいだね。あの三人は言うことを聞かないんだ。が、これは上司である私の責任だな。」

マルはそういい終わると貴女に土下座した

マル「この通りだ!許してやってほしい!」

あなた「え、いやそんなっ!」

三人組「マル管理官!」

マル「あんたらは黙ってなさい!」

頭を地面につけたままマルの一喝が三人組につきささる

あなた「あの、謝ってくれなくても気にしてないし…それにあなたが悪いわけじゃぁ…」

マル「許してくれるのか?」

マルは顔をあげてキラキラした表情になる。

あなた「…はい。」

マルは立ち上がり、あなたの腕をつかむ。


コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品