プロローグ ～始まりの序章～

雨の降るなかのこと

貴方は何かと戦い怪我をおった

あなた｢くっ…｣

？？？｢ふははっどうした！お前はそんなものか？｣

貴方は回りを見渡した。
回りにはたくさんの人が倒れている

あなたの心の声(みんな…どうして…私があの時あの場にいなければ…)

？？？｢何をボケーっとしている。いくぞっ！！｣

シュダッ

あなた｢っ！？｣







…何年か前…


あなた｢今日も雨だなぁ。最近ずうっと雨ばっかり…もう嫌になっちゃう。｣

貴方は普通のどこにでもいる高校生。
この世界も見た目は現実世界とはほぼ変わらないといっても過言ではない。
だが、ごく稀にこの時から100年前にあることがきっかけで生まれたシュールと呼ばれる者達がエクスポートという簡単にいったら魔法のような者を使い、同じシュール同士か争っている。
原因はこれまた100年前生まれたと言われているピコンという｢"もの"｣だ。
これが何なのか誰も知らず、誰も見たことがない。だが確実に存在するとされている
それは、シュール達にとっては大切な｢"もの"｣なのか、それすらも明らかになっていない。
だがシュール達は声を揃えて｢ピコンを探せ｣と言っている

そんな争いがもとで、シュールではない一般人。つまり、我々人間の大半は巻き込まれ死亡している
一次は争いが禁止されたが、理由は定かではないが、今ではまた復活している

だから本当は高校に通う暇などない。だがそれはもはや問題ではない、

何故かというと、我々人間には関係のないことと現実でいう総理大臣のような人が決め、人間は人間の、シュールはシュールの生活を送ることが義務づけられた。
なお、シュールに関しては人間を巻き込んだ場合処罰されるとあるが、されたことはない。
自分があの不思議な力。エクスポートで殺されないためだ。
だからみんなシュールに殺されかけてる人を見ても知らないふり。
酷い世の中だ。

貴方もそのうちの一人である…。


あなた｢今日はどうしよう…学校は今日はないし…出掛けるかな。｣

この時貴方はまさかこの数年後争いの中心になるとは思っていなかった…


貴方はいつもの散歩道を通っている。

それはその道中だった。
人気がなく、めったに人の来ない空き地がある。
いつもはなにもない空き地だったが、今日は違った
フードを被った怪しげな三人組がヒソヒソと話している。

あなたの心の声(何…あれ。)

貴方は不思議に思いながらも、通りすぎようと足を踏み出したときだった

？？？｢じゃ～ピコンは◯◯◯◯◯◯◯？｣

※ここを書いてしまうとラストがばれてしまう可能性があるため、主人公には聞こえていますが、あえて、◯にしておきます。

あなた｢え…｣

貴方はフードを被った怪しげな三人組の一人が発した言葉に驚き、足を止め物陰に隠れた

？？？｢あぁそうだ。｣

？？？｢凄いな…でもこれはどうしたものか…｣

？？？｢とりあえず、拠点にかえって作戦会議よ｣

？？？｢そうだな。｣


そういって三人は｢プート｣といったかと思うと、どこかへ飛んでいった

あなた｢あの人達シュールだったのね…今のは飛ぶ呪文かしら…｣

貴方はさっき聞いたことを思いだし、身を震わせた。

あなた｢まさか私…聞いてはいけないことを聞いたんじゃ？｣

貴方はまた身震いし、そそくさとその場をさった