黄金(きん)と壮麗の華
Wonder 現在編-26 事件の黒幕
読んで下さりありがとうございます。
それでは本編始まります。
麗花)「えっ、えっ、あのっ、そのっ………。」
麗花の顔が赤く染まる。
琥珀)「別に困らせたくて言った訳じゃないから。返事は別にいいよ。」
「ただ、俺が言っておきたかっただけだから……。」
琥珀は優しく微笑む。
麗花)「………わかった。」
琥珀)「じゃ、俺はそろそろ帰るから。」
麗花)「う、うん。」
そう言った琥珀は屋敷を後にしていった。
麗花)[琥珀は返事は要らないって言ってたけど、そういう訳にはいかないよね。]
[でも、今まで告白されてきたのとは違う。]
[琥珀は昔から私にとって心の支えになっていた。]
[私は、あの事件があってから、もう普通の恋は出来ない、いやしちゃいけないって思ってた。]
[私は今でもレオンのことが忘れられてないし………。]
[こんな中途半端なままで琥珀の告白を受けるのは絶対に駄目なの。]
[だから……私は……………。]
麗花はそう思って決意を固めた。
学園
私が学園に登校すると、麗花だけではなく、楓まで登校していなかった。
麗花は怪我の休養中だと思うが、楓はなんだろう?と私は不思議に思った。
碧)[まぁ、考えていてもしょうがないよね。私は授業に集中しないと!]
私はそう思いながら、一日を過ごした。
同時刻
???)「何でだよ!兄さん!」
兄さん)「何がだ?」
???)「何がって、アリス様を狙うのは少し金を強請るだけで危害は加えないって。」
「それに、碧ちゃんには傷一つつけないって言ってただろ?」
兄さん)「ああ、少し事情が変わったんだ。」
???)「そんなっ!!困るよ!」
兄さん)「ああ!?お前、何様だ?」
「昔死にそうなお前を助けてやったのは俺だぞ!」
「その俺に反抗するのか!?」
「お前みたいな勘違い野郎はちゃんと躾てやらないとな…………。」
その男はそう言って、懐からナイフを取り出す。
???)「ちょ、ちょっと落ち着いてくれよ!兄さん!」
???は焦ったように言う。
しかし、男は聞く耳を持たず、ナイフを???に突き刺す。
???も最初は抵抗していたが、???よりも大きな男の体に押さえつけられ、ナイフで何回も突き刺された。
???から大量の血が流れ出す。
???)「やめなさい。」
誰かが言う。
???)「麗kじゃなくてアリス様、何でここに!?」
アリス)「本当、だから関わりたくなかったのよ………楓。」
楓)「あっ、あのっ、そのっ………。」
アリス)「最初から怪しかったわ。楓からは私と同じようなオーラが感じられたから。」
楓)「………最初から僕のことを疑っていたんですか?」
アリス)「ええ。でも、楓は私に直接危害を加えようとしてないって分かって少し嬉しいの。不服だけどね………。」
アリス)「まぁ、悪いことをしようとしていたのには変わりないから、すぐに許すつもりはないけど。」
「………お前は、碧を傷つけた罪。絶対に許さないわ!」
アリスは男を思いっきり睨む。
「さすがに殺すのは隠蔽が面倒くさいから、動けない程度にしてしまいましょう。」
「世界の燭よ。汝の枷を解き放つ。我に力を与えたまえ。」
アリスの周りに光が溢れる。
「シキラ。力を貸して。」
「全てを切り裂け、ディストラクション•ブレイド」
「……バースト」
男は格の違う力に手も足も出ず、アリスの技を喰らった。
アリス)「…よし、これでいいか。」
アリスは男をきつく縛るとそう言った。
アリス)「コイツはハイトに任せるとして、楓。」
楓)「えっ、あっ、はい!」
アリス)「お前は家に来て。」
楓)「えっ、はい。」
楓は行く宛もなかったので素直に了承した。
読んで下さりありがとうございました!
次話もよろしくお願いします!
それでは本編始まります。
麗花)「えっ、えっ、あのっ、そのっ………。」
麗花の顔が赤く染まる。
琥珀)「別に困らせたくて言った訳じゃないから。返事は別にいいよ。」
「ただ、俺が言っておきたかっただけだから……。」
琥珀は優しく微笑む。
麗花)「………わかった。」
琥珀)「じゃ、俺はそろそろ帰るから。」
麗花)「う、うん。」
そう言った琥珀は屋敷を後にしていった。
麗花)[琥珀は返事は要らないって言ってたけど、そういう訳にはいかないよね。]
[でも、今まで告白されてきたのとは違う。]
[琥珀は昔から私にとって心の支えになっていた。]
[私は、あの事件があってから、もう普通の恋は出来ない、いやしちゃいけないって思ってた。]
[私は今でもレオンのことが忘れられてないし………。]
[こんな中途半端なままで琥珀の告白を受けるのは絶対に駄目なの。]
[だから……私は……………。]
麗花はそう思って決意を固めた。
学園
私が学園に登校すると、麗花だけではなく、楓まで登校していなかった。
麗花は怪我の休養中だと思うが、楓はなんだろう?と私は不思議に思った。
碧)[まぁ、考えていてもしょうがないよね。私は授業に集中しないと!]
私はそう思いながら、一日を過ごした。
同時刻
???)「何でだよ!兄さん!」
兄さん)「何がだ?」
???)「何がって、アリス様を狙うのは少し金を強請るだけで危害は加えないって。」
「それに、碧ちゃんには傷一つつけないって言ってただろ?」
兄さん)「ああ、少し事情が変わったんだ。」
???)「そんなっ!!困るよ!」
兄さん)「ああ!?お前、何様だ?」
「昔死にそうなお前を助けてやったのは俺だぞ!」
「その俺に反抗するのか!?」
「お前みたいな勘違い野郎はちゃんと躾てやらないとな…………。」
その男はそう言って、懐からナイフを取り出す。
???)「ちょ、ちょっと落ち着いてくれよ!兄さん!」
???は焦ったように言う。
しかし、男は聞く耳を持たず、ナイフを???に突き刺す。
???も最初は抵抗していたが、???よりも大きな男の体に押さえつけられ、ナイフで何回も突き刺された。
???から大量の血が流れ出す。
???)「やめなさい。」
誰かが言う。
???)「麗kじゃなくてアリス様、何でここに!?」
アリス)「本当、だから関わりたくなかったのよ………楓。」
楓)「あっ、あのっ、そのっ………。」
アリス)「最初から怪しかったわ。楓からは私と同じようなオーラが感じられたから。」
楓)「………最初から僕のことを疑っていたんですか?」
アリス)「ええ。でも、楓は私に直接危害を加えようとしてないって分かって少し嬉しいの。不服だけどね………。」
アリス)「まぁ、悪いことをしようとしていたのには変わりないから、すぐに許すつもりはないけど。」
「………お前は、碧を傷つけた罪。絶対に許さないわ!」
アリスは男を思いっきり睨む。
「さすがに殺すのは隠蔽が面倒くさいから、動けない程度にしてしまいましょう。」
「世界の燭よ。汝の枷を解き放つ。我に力を与えたまえ。」
アリスの周りに光が溢れる。
「シキラ。力を貸して。」
「全てを切り裂け、ディストラクション•ブレイド」
「……バースト」
男は格の違う力に手も足も出ず、アリスの技を喰らった。
アリス)「…よし、これでいいか。」
アリスは男をきつく縛るとそう言った。
アリス)「コイツはハイトに任せるとして、楓。」
楓)「えっ、あっ、はい!」
アリス)「お前は家に来て。」
楓)「えっ、はい。」
楓は行く宛もなかったので素直に了承した。
読んで下さりありがとうございました!
次話もよろしくお願いします!
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