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第26章 問題児達の問題解決

早速ブルーラットに負けたルト先生の所に出向いた一向
肝心のルト先生は、俺が普段の訓練の憂さ晴らしの為にNDK!NDK!と連呼していたら
いじけて布団に隠れてしまった
少しからかいすぎたか?

「ルト先生!悪ノリが過ぎたのは謝りますからいじけないで下さいよ」

布団にまたがってひっぺがえそうとするが
物凄い力で拒まれてしまう

「もう!大人でしょ!」

俺が頬を膨らませていると
ルト先生は恥じらいながらも布団から尻を出す
なんで尻なのか、もはや言うまでもないだろう

しかしこんなのルト先生らしくない

「なぁグレイ、なんとかならないか?」

俺の問いにグレイが難し顔をする

「ルトの場合怪我というより精神的なものだからな・・・よく尻を見てみろ」

え?嫌なんですが?
しかしそうも言ってられず俺は布団からこちらを伺う尻を見る

こうして尻だけ出ている状況
ルト先生の尻はとても美しい
正直下手な女性よりも
男性が見たら女性が尻丸出しで寝てると勘違いするんじゃないか?
などと考えてしまう俺は大分この変態に毒されている

「どう思う?」
「うん、いつもの綺麗な尻だな」

しかしグレイは首を横に降ってルト先生の尻を叩く

「よく見ろ、この全てを諦めきったような柔尻を!」

グレイに言われてようやく気が付いた!
これが本当にルト先生の尻か?
とても岩を斬り裂けるほどの切れ味があるようには見えない
そこまでの精神的ダメージを・・・

俺が先程冷やかした件を謝ろうとした瞬間背後から声がかかる

「そういう事ならアタシにお♡ま♡か♡せ♡」

いつの間にかベッドの横に這い寄っていたロウが奇声をあげながら両手を広げると、ルト先生の尻に向けて手をかざす

「はん!ふん!ほぉん!」

するとルト先生の尻がブルブル震えだす

「おいロウ!?何やってんの!?というかなんかヤバそう?」
「あら、大丈夫♡アタシは見ての通りヒーラーよ♡」

いや、どう見ても変態、クラスで言うとモンクだろ?
俺の冷ややかな視線を浴びたロウが嬉しそうに体をくねらせる中
ルト先生がベットから起き上がる

「ふっ、情けない所を見せてしまったな」
「おやすいご用よん!」

俺はゲンナリしながら変態達のやり取りをみながら考える事をやめた

「それでブルーラットについて調べているんだったな」

ルト先生は険しい表情を浮かべる

「正直俺も訳がわからない、だがそうだな・・・ブルーラットとの交戦時に子供の笑い声のような物が聞こえた気がしたな」
「子供の笑い声?もしかして頭の方もおかしくなっちゃったんですか?」

ルト先生が俺の言葉を聞いて再びベットに潜り込む
ええい!面倒な大人だな!

俺は子供な大人を無視して同行者に視線を送る
というかマークは何処いった?
俺が辺りを見回すと、窓の外
屋上のテラスに目標の人物を発見する

ルト先生の事を他の二人に任せた俺は
優雅にビーチパラソルの下で休んでいるマークを見下ろす

「マーク・・・お前何やってんの?」

マークはどこから取り寄せたのか、サングラスにアロハシャツを装備している

「オーウ!アズ卿!私は見ての通り仕事中デース!」
「どっからどう見てもバカンスを楽しんでる風にしか見えないぞ?」

しかしマークは俺の疑問に指を振るう

「甘いデース!私のホークアイは完璧!今もこうして王子の警護をしている所デース」

いや、ブルーラットの情報収集を・・・て、王子の警護?
マークの視線の先・・・数百メートル先の建物を凝視するが何も見えない

「まぁ確かにあっちは王族の部屋があるけど・・・というかこの国王子とかいたんだ」
「モチロンデース!今も今朝お漏らしをしたのを隠そうと洗剤で布団を洗っていマース」

おい、それは見ないでやれよ・・・

「というか王子はもうおねしょを隠せる歳なんだな」
「ホワッツ?王子は私よりも3つ程上デース」

・・・つまり16?
バリバリの思春期じゃないか
余計やめてやれよ

「しっかしそんなのいたのに今までなんで気づかなかったんだろう」

俺の質問にマークが渋い顔をする
何か重大な・・・一言では表せない様な事が・・・?

「王子は引きこもりなのデース」

一言で済んだ上に全て納得がいってしまった

「しかし・・・もう現国王の余命があとわずかしかないというのに・・・なんとか出来ないものデショウカ・・・」
「え?国王って余命少ないの?」

俺の呟きにマークがしまった!と口を覆う
その様子を見るに事実なのであろう

「そっか・・・」

なんやかんやで小さい頃からお小遣いをくれたり
最近は俺の恋バナを聞きたいと駄々をこねていた国王
事あるごとに無理難題を吹っかけてきては
失敗した俺を笑い者に・・・なんかどうでも良くなってきた

「というかマークは俺達の班なんだから一緒に行動しろよ」

俺の非難の声にマークはやれやれと首を横に降る

「ミーはここから皆さんのサポートをしマース、ちゃんと見ているので安心してくだサーイ」

こいつさては面倒なだけだな?
俺のジト目にやれやれと手を振るマーク

何を言っても動かないと直感で理解した俺は
他の同行者と合流して街の外に向かうのであった


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