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第25章 異変

「雑魚モンスターが強くなってる?」

国王に呼び出しを受けた俺達6大貴族は首をかしげる

「いかにも、例を出すとすれば近場のブルーラットだ」

ブルーラット、ゲーム内ではレベル1の癖に戦いに慣れてない冒険者だとかなり苦戦するモンスターだ

しかしこの世界のブルーラットはなぜか弱い
それこそ子供でも比較的安全に倒せる
 
「最近ではルト団長がブルーラットに負ける案件も上がってきている」
「「「「ルト先生が!?」」」」」

その場の全員が驚愕の表情を浮かべる
大事件じゃないか
そんなどこにでもいるようなモンスターが強化されたら街を出ることすら出来ないぞ?

俺達の深刻な表情に国王は大きく頷く

「もうすぐオクトリアとの交流祭が始まる所負担をかけるが、ぬしらにはそれぞれ4×4の8人PTとなり今回の案件の情報収集を依頼する」

オクトリアとの交流祭を置いての依頼
相当重大な案件だな・・・

「しかし8人ですか?あと二人は?」

俺の言葉に陛下が頷くと手を叩く
すると背後から二人の男女が姿を現わす

緑のローブに長い耳、身長は出会った時から変わらず
最近は金儲けの為によく裏道に通っているリア・ロッテ先生

もう片方は白いドクター服をバサリとはためかせ、メガネを上げてクールに決めている、最近カジノに通い詰めのグレイ最高医師

・・・なんだ、グラフ二大クズ野郎じゃないか

「各々のクラスの三人とこの二人を合わせての八人となる」

国王よ正気か?この二人に俺達の引率を任すぐらいなら俺達だけで行った方が確実だぞ?

「今回は情報収集、決して無理をしないように」

国王はそう締めくくるといそいそと背後のカーテンの向こう側に行ってしまった

さて・・・
俺達6人が不安な表情を浮かべる中
グレイがメガネをかけ直して話を切り出す

「じゃあまず班決めだが・・・」
「はいはい!私はマーク様とアレン様とシルバ様を指名するであります!」

すかさず意見を述べるロッテにグレイが怪訝な表情を浮かべる

「・・・なんでその三人なんですか?」

グレイのもっともな意見に全員の視線がロッテに集まる
というかどうしたんだグレイ?出来る男っぽい感じだ

「それはもちろん三人の成績がトップだからであります!」

つまり優秀なメンバーで固めて楽したいという事だな?
呆れた表情を浮かべる俺達
しかしロッテは論破したであります!とドヤ顔をしている

「あのなぁ・・・こういうのは純粋な能力だか「聞き捨てならないわねぇ?」

ロッテを諭そうとしたグレイの言葉が遮られる

「そこのプリティーな二人は置いといて・・・アタシが他の二人に劣るですってぇ?」

そこには怒りからか顔を赤くしてふるふる震えるロウの姿

「良いわぁ!ロッテ先生にもモロチン興味があったの♡少しそこの部屋でお話ししましょう!」

違った、発情してるだけだわこいつ
迫るロウに後ずさるロッテ
そんな事は無視してグレイが話を続ける

「じゃあまず俺の班はそうだな・・・俺、アレン、マーク、シルバで行こう」

真剣な表情でグレイが班を決め・・・

「おい?ロッテと言ってる事が同じじゃないか?」

俺の意見をグレイが鼻で笑う

「俺は面倒ごとを起こさない面子を選んだつもりだ」

こいつら・・・!
というかまずお前ら二人が一番の問題児なんだよ!

俺が頭を抱えていると
ロッテに迫りながらも話を聞いていたロウが目をギラつかせる

「あらぁん?3Pだなんて!アタシ・・・張り切っちゃうわよ?」
「じょ冗談だ冗談、俺の班は俺、アズ、マーク、ロウの四人PTで行動する」

あ、グレイが若干ビビってる
しかしなんだその組み合わせ?
グレイはコホンと咳払いをする

「まず情報戦においてはアズとアレン、この二人を分ける必要がある」

俺とアレンに視線が集中し
皆んな納得したように首を縦に振るう

「次にもし戦闘が発生した時壁になる俺とシルバは別れたほうが良い、そうやって考えていくと・・・」

なるほど確かに
現在の俺達の構成は
タンク2シルバ、グレイ
サブタンクアレン、ロウ
遠距離DPSロッテ、マーク
支援の俺とムートン

なるほどバランスが良い
一人のクソエルフを除いて全員が納得する

「それじゃあ今日はこのメンバーで情報収集を行う、解散!」

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