【固有スキル】は±0~必要、取得経験値、共に十億倍~

ツキウサギ

2話 ステータス

「「「「「「「ステータス!」」」」」」」

創始達の前にステータスが現れる。


────────────
名前:神々 創始    Lv1
年齢:15
種族:人間
職業:学生
状態: 2…%(t(♪€*%(t(

魔力 10/10
攻撃 10
魔攻 10
防御 10
魔防 10
敏速 10
器用 10

BP:0
SP:0

【固有スキル】[2]
取得経験値十億倍
必要経験値十億倍
【特殊スキル】[6]
武闘神
創技神
叡智神
超越之眼
言語理解
超越之威
【スキル】[13]
超回復:自然Lv7
状態異常耐性:全Lv9
熱氷耐性Lv10
魔法耐性Lv8
氣力操作Lv10
魔力操作Lv6
魔素操作Lv4
手入れLv9
制御Lv9
明鏡止水:無境Lv9
目利きLv9
超感覚Lv8
偽表情ポーカーフェイスLv9
【称号】[5]
±0の勇者
異世界転移者
神の寵愛:全
2「2(「j・(%
\…1☆2…%(t♪~♪%5*(4pj
─────────────


「なんだこの矛盾する固有スキル、それに文字化け…?」

他の人のステータスは見えていない事を考えると、ステータスは本人しか見えない、または、見せるか見せないかは自分で決めれるという事だろう。

「おーい、創始」

「なんだ?練」

「ステータス見せ合わない? 認めないと見れないみたいだし」

「そうだな、だがどうやって見せるんだ?」

「聞いてみれば?」

「そうだな、おーい、グライサス」

「どうした?ソウシ殿」

「ステータスを確認しあう方法を教えてくれ」

「それなら簡単だ、ステータス・オープンと唱えればいい」

「そうか、わかった。 練、分かったな?」

「へぇ、じゃあせーので出し合おう」

「せーの「ステータス・オープン」」

脳に声が流れる。

─対象を選んでください

「「対象:練(創始)」」

練のステータスが創始の目に入る。


────────────
名前:東雲 練    Lv1
年齢:15
種族:人間
職業:学生
状態:正常

魔力 10/10
攻撃 10
魔攻 10
防御 10
魔防 10
敏速 10
器用 10

BP:0
SP:0

【固有スキル】[1]
努力的成長(0/500)(0/50)
【特殊スキル】[1]
言語理解
【スキル】[9]
手入れLv3
眠欲耐性Lv4
物理耐性Lv2
威圧耐性Lv1
恐怖耐性Lv2
思考加速Lv3
多重思考Lv2
記憶定着Lv2
並列行動Lv3
【称号】
オルフェリガルの神の祝福:努力
異世界転移者
虐げられし者
────────────


「ん?なんで練のステータスには勇者の称号が無いんだ?」

「あれ?なんでだろ、よくある落ちこぼれ系なのかなぁ…でもステータスは創始と同じだし、創始のスキルは全部努力の成果だし、というか何この固有スキル…」

創始と練が考え始めた時、グライサスが勇者達に声をかける。

「勇者様方、ステータスの確認が出来たらこっちに居る私の娘、フィリシアに見せてください、訓練に必要な情報ですので、他の者に見せる場合はステータス・オープン、と唱えてください」

勇者達が少女──フィリシア──の元へ歩み寄る。

(あれ、娘って事は王女だよな? さっき倒れた子じゃ無いな…って事は王女は少なくとも2人居るわけか)

ちなみに、さっき倒れた少女もフィリシアも美少女だ。
勇者達がフィリシアにステータスを見せていく。

「こ、これは! 先程の方達も素晴らしいステータスでしたがこのステータスは物凄く高いです」

フィリシアが驚いたステータスだったのは勇志だ。


────────────
名前:八代 勇志    Lv1
年齢:15
種族:人間
職業:­­勇者­­-学生­­
状態:正常

魔力 250/250
攻撃 500
魔攻 500
防御 500
魔防 500
敏速 500
器用 500

BP:0
SP:0

【固有スキル】[2]
取得経験値10倍
獲得BP2倍
【特殊スキル】[1]
言語理解
【職業スキル】[2]
聖剣召喚
聖剣術Lv1
【スキル】[1]
カリスマLv2
【称号】
オルフェリガルの神の加護:戦­­-愛
真の勇者
異世界転移者
天性のカリスマ
────────────


ステータスを見るに勇志はおそらく勇者の中の代表なのだろう。
創始と練のステータスの50倍程あり、フィリシアが驚くのも納得だ。
フィリシアが落ち着き、他の勇者達のステータスを確認して残りが創始と練のみになった。

「残りはそこのお二人だけですね、見せて頂けますか?」

まず先に創始がステータスを見せる。

「このステータスは…この世界の住民と比べると5分の1程劣っております、ですがこのスキルの量を持っている者は存在しません、この固有スキルは使えませんがそれでもユウシ様と並んだ強さになります」

スキルは物凄いが、やはりこのステータスは低いらしい。

「最後の方、ステータスを見せて頂けますか?」

練の番だ、練はステータスも低く、創始と比べるとスキルの量も少ない、これは典型的な落ちこぼれとなるだろう。

「これは…えぇっと、その」

フィリシアは落ちこぼれ、なんて言い難いのだろう、躊躇った表情をしている。
だが、練は流石にお見通しだ。

「他のみんなと比べると劣っている、ですよね」

「えっと、その……はい、で、ですが固有スキルによっては強いはずです」

固有スキルにある説明は全て曖昧なのでまだどれだけ良いスキルなのかは分からない、訓練に着いてこれない練は書庫などで知識を増やす事になるだろう。

「勇者様方、ステータスによってどの様な訓練をすればいいかが決まります、今日はお疲れでしょう、一人一人に従者を付けますので今日はお休みになってください」

グライサスの指示により1人1人に従者── 男にはメイド、女には執事 ──が付く。

「私は創始様に付く事になりました、リーシアと申します」

練に付いたメイドの名前はリミアだ。
リーシアもリミアも、他の勇者達に付いた従者達も美男美女だ、数多くの小説を読んできた創始と練にはこれだけでグライサス──王族全般かもしれない──が悪どい事が分かってしまう。
グライサスは従者達と勇者達を結びつけこの世界に留めようとしているのだ。

「「悪どい…」」

創始と練は同時に呟く。
聞こえなかったリーシアとリミアは創始と練を部屋に案内する。

「ソウシ様とレン様は隣どうしのお部屋でございます、ではこちらへどうぞ」

~~~~~~~~

創始は…いや、創始と練、そして他の勇者達も驚いた。
それは部屋の大きさによる驚きだった。

「一部屋で約10m四方とか…」

「ちなみに私達従者は5m四方でございます」

日本人にとって従者達の部屋の大きさがちょうどいい程だ。

「まぁいいか、リーシア、練の部屋は隣だな?」

「はい、隣でございます」

「そうか、とりあえず今日は疲れた、もう寝る」

この世界にも時計が存在し、確認するといつの間にか転移してから12時間も経っていたのだ。

「おやすみなさいませ」

「あぁ、おやすみ」

いつもより2時間程早く創始は就寝した、目が覚めたのは午前2時だった。






はい、今年最後の投稿です、話数にして3ですがプロットも何も無い作品なのでこれからもよろしくお願いします。

Twitterもやってます。
@tuki_LV1208
たまにツイートしてますのでフォローお願いします。

コメント

  • ノベルバユーザー301491

    流れが面白い

    4
コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品